官能小説(オリジナル18禁小説)

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.102 )
日時: 2017/02/26 02:48
名前: みけ

私はその羽が気になり、手に取って見た。


「……この羽………一体なんの羽だろう…」


羽の重さは少しだけ重みがあり、手触りが良くいつまでも触っていたいほどのサラサラさと柔らかさと気持ちよさだ。

ニオイも、何かの生き物の本物の羽なのに全然ニオイもない無臭だった。



……そこに、ゾロゾロと…アカマタ達がきた。



「あれ?勇者ちゃん、それ羽?おかしいな…
そんな綺麗な羽…家にはなかったし、一体どこから入ってきたんだろう?」

っと、アカマタは興味津々にその羽を見てそういった。


「…あっ、アカマタさん…
この羽、なんの生物の羽なのか…わかる?」

っと、この羽の持ち主が気になりアカマタに聞いてみる。

「ううん、全然…そんな綺麗な大きな羽、今までで見たこともないし…
それに、鳥とかでもないね…だからといって全然この羽から妖気が一切感じない…人間には流石に付いてる訳じゃないし…オモチャとかのでもなさそう…一体なんの羽なんだろう……」


っと、疑問気にたんたんと喋った。

…どうやら、アカマタも分からない模様……。






そうやって……その何のものなかの分からない羽を見て…

そう、考えていると………











『__その羽は、ボクの物ですよぉーーーー!』



っと、誰だか分からない男声が聴こえ
ふっとその声がする方向の、横側を向いた___。







____するとそこには………。











___誰だが分からない、見知らぬ男性が勇者のソファーの隣側近くに座っていた………。





『__うわあああッッ!?!?』




忽然に、音もなくそこに何時の間にか見知らぬ男性が隣にいて吃驚し後ろに少し倒れソファーの端に寄りかかった。




………その、羽は自分のもの≠セと言う突然現れた男は、ニコニコっと軽く微笑んでいた。


外見は、凄く美形でちょっと可愛い系にも見える美男子がそこにいた。

髪色は綺麗な金髪、少しだけ長髪でフワッとしててサラサラだ…。

瞳の色はブルー、そして…服装は真っ白な司教服。

そして最後は……背中の方には真っ白で少しだけ大きめな綺麗な天使の羽がついてあった。

…いや、この大きさは天使の中では小さい方かもしれない……。


……そんな、全身から輝いて見えるような天使な超絶美男子が微笑んでそこにいたのだ……。



…そんな男性を見て、私はソファーの端に寄りかかったまま倒れた状態で少しだけ吃驚する。


「あっ、あっ……、え…?だ、誰……?」
(わぁ〜〜……!?め、めちゃくちゃ美男子ぃぃ〜〜……!?)

っと、言ってる言葉と思ってる言葉が全然違うが……。

とりあえず、私はその彼に誰なのか…聞いてみた…。


すると、その天使のような男子は急に態度を改めて、
ソファーなのにそのソファーの上で正座をし自己紹介をした。


「_あっ!!…初めまして!自己紹介が申し遅れましたッ!
私の名は__!天使の__シフォン=cっと申します!!
あなた方のサポートをするように遥々天界からきましたッ!!
どうぞ、お見知りおきをぉ〜……!」


っと、陽気的に元気良くそう自己紹介をした。



「………え?天使…?サポート?」

突然、そのように言われて少し驚き疑問気に聞いた。


すると、その天使のシフォンっとやらは、たんたんと教えてくれた。


「実はですねぇ〜〜…僕、天界であなた方のサポートをするように命令されたんですよぉ〜!…だから、天界から人間界にやってきて…
勇者さんのいるところに行ったんですがね…?
それがぁ、お目当ての勇者さんがいないんですよぉ〜…!
それでどこに行ったの?っと王様に聞いたら沖縄って聞いたんで…
わざわざこうやって沖縄まで来て、勇者さんの居場所…捜しまくってたんですぅ〜〜!!」


っと、長々と語って説明をしてくれた。

「…え?そ、そうなんだ……なんか悪いね…
でも…その…お、王様になんか言われなかったか…?」


あの…王様だ…きっと何かしら言ってくるんじゃないかとそう思い、
私は嫌な予感をし一応シフォンに聞いてみた。


すると、シフォンはキョトンとした顔になり…

「………え?別になにも言われませんでしたねぇ〜〜……
…あ、でも!ボク、勇者さんの特徴っていうか…捜しやすい手掛かりを教えて頂きました!それは、勇者さんの周りには超絶美形のインキュバスと吸血鬼がいるっていうことですッ!!」

っと、イキイキしながら言った、


それを聞いた私の後ろの方にいる淫魔と吸血鬼は………


「えへへ〜…///俺、超絶美形って言われちゃったぁ〜〜!///」
「っま、この俺様が超絶美形なんてのは当たり前のことだがなッ!!」

っと、淫魔と吸血鬼は満更でもない感じに照れながら歓喜してた。



そして……シフォンは、急にこの場の状況を見渡し…疑問気に思った。


「…あれれ〜〜?……でもぉ、おかしいですね〜……
確か、淫魔さんと吸血鬼さんはいるのは確かですけど〜……
でもなんか増えてますぅ〜…
なんか、他に蛇のアカマタさんやら黒猫の化け猫さんやら、あと…
もう一人インキュバスさんがいますぅ〜〜…
これって一体どういうことでしょうか〜…?」


っと、聞いてきた。

その言葉に対し吸血鬼が
「…冒険の途中で仲間が増えたんだろ、RPGのような冒険の物語だと普通のことだ」

っと、冷静にシフォンに教えてあげた。

するとシフォンは、
「あ〜……!なるほど、そういうことでしたかぁ〜…!」

っと、手をポンっとさせて納得した。