官能小説(オリジナル18禁小説)

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.112 )
日時: 2017/03/10 06:17
名前: みけ

【__プロローグ】

___私は、女勇者。

今日は、バスに乗って…アカマタさんの知り合いである
雪男(ゆきおとこ)≠チという妖怪の旅館に泊りに行くところだ。



「わぁー…久しぶりだなぁ、あの子今どうしてるんだろう」

っと、アカマタが口を開き独り言を喋った。




「…あ、あの、アカマタさん…雪男ってどういう方?」


っと、私は前の座席にいるアカマタに質問をした。

「…ん?あー…彼はねぇ〜…
なんていうか大人しくて優しくて瀟洒…って感じかな?」

っと、教えてくれた。

「………瀟洒?」


……すると、もう一人前の座席にいるクロネが声を出す


「あと、相当な美形だぜ?完全なる美しい和風男児……
勇者お前…雪男のこと見てぜってぇー惚れるだろ?」


っと、からかってきた。


「えっ!?ええええ!?そ、そんなことぉ…!」

っと、惚れるってことに対し泡てて否定しようとしたが……
隣の座席にいる淫魔が割り込んできた


「わっー!会うの楽しみぃー!!
その妖怪さん、勇者ちゃんの逆ハーの一員になってくれるかな?!」

っと、さっそくウキウキっとし変なことを言ってきた。

「ちょっとぉ!おにーちゃん!!
まーった、そんなことやっているわけぇ!?」

っと、後ろにいたアゲハが淫魔にそう、キツく突っ込んできた。

「えっ〜?だってぇ〜……俺は勇者ちゃんに良くなってもらいたいんだもん
勇者ちゃんのことが愛しているからこそやっている行いだよぉ?
…アゲハもぉ、そろそろ勇者ちゃんの逆ハーに入ってよぉ」

っと、あざとく唐突にアゲハに無理矢理誘ってきた

しかしアゲハは………


「はぁッ!?ぼ、僕が逆ハーに入るわけないでしょお!?///バカじゃないの!?第一、僕は本当にこの人間のことなんてぜーんぜん!興味ないんですけどぉー!!」

っと、真っ赤にしムキに反論した。


っが、勇者の隣にいた吸血鬼はその言葉を聞いて…
「…嘘つけ」っと、ボソッと呟いた。


「__ッ!?は、はあッ!?な、なな、なに!?嘘つけって!?」

っと、吸血鬼の言葉が聞こえ反応しつっこんだ。

吸血鬼は表情を鈍らずクールなままで……


「……アゲハ、少しは自分に正直になった方がいいぞ……?
いつまでもそんなことばっかやっているとそのうち酷く後悔する羽目になる……

………まあ、ガキのお前にはまだ分からん話だろうがな…」

っと、いつもながらのキツイ言葉を述べた。


「はああああっっ!?!?が、ガキ!?
ちょっとぉ!!誰がガキなのさぁ!!誰がぁ!!」


っと、ガキっと言われたことに苛立ちをし吸血鬼に少しキレるアゲハ。



その様子を、兄である淫魔は見て少し慌てた

「ちょ、ちょっとちょっと!吸血鬼ぃ!
アゲハは、俺と違うんだからや、やめてよねぇ…?」

っと、吸血鬼を止めようとした


「…ああ、それはすまなかった、
なんでか、貴様とその淫魔野郎とどこかが似ているように感じたのか、ついうっかりからかってしまった…

……まあ、しかし…中々俺の良いからかい道具だったがな」


っと、謝ってるのか煽ってるのか分からない言葉が吸血鬼の口からでた。


それを聞いたアゲハは……


「ちょっとおおおお!!?それ、ぜんっぜん謝ってないじゃん!!
なんだかチョーーームカつくんですけどおおおお!?!?」

っと、キレて怒鳴り散らした。


流石にまずいっと感じ私は止めた。

「ちょ、ちょっと吸血鬼ほんとにもうやめなって!!
アゲハキレちゃってるし!…それになんだかちょっと可哀想……」

っと、どうにか吸血鬼に毒を吐いてからかうのをやめさせようっとした。




………っが、しかし…。






「……なんだ貴様…?ついにこの俺にそんな口聞けるようになったのか?」


っと、突然のドSモード発動…

「……え?ち、ちがあ…」


っと、否定しようとしたところ…

突然に吸血鬼は私のパンツの中に手を入れてアソコをグリグリっと触って弄ってきた。


「___っやあ!?///アンンッ////」


吸血鬼のそのまま、私のアソコをパンツの中に手を入れて弄くる

「貴様…この俺様を誰だと思ってやがる…?
S級のヴァンパイアだぞ…?
まだ力もないただの人間である貴様がこの俺にたてつこうなんざ、十年早いわ、この雌犬…!」


っと、鬼畜モード発動し耳元で言葉攻めしながら手マンをし、いじめる。


「やああああ///ご、ごめんん!///だ、だから吸血鬼ぃ、手ェ…止めてええぇぇええ〜!/////ひゃぁぁんっ//か、感じちゃッ‼/////」

っと、もだき喘ぎないてしまう。


そんなことやってるうちに……


つい、私は身を動かしうっかり、淫魔の尻尾を握ってしまう。



「___ひゃんッ!?////」

淫魔はビックリし声をあげた。


「んうぅ〜///ゆ、勇者ちゃ〜ん//し、尻尾ぉ///
俺の尻尾掴んでるよぉ〜///か、感じちゃうよ〜////」


っと、甘い声をだし淫魔は喘ぐ。


「えっ?///えっ?///い、淫魔!?///あ、ご、ごめん////」

っと、感じながらも謝っちゃう。


「おいおい、なにこの淫魔野郎を気持ちよがらせてんだよ…
この、ド変態女ッ‼」

っと、嬉しそうに言い更にグリグリっとしいじめてくる吸血鬼。


「いっやああああんぅ///吸血鬼ぃぃぃ////」

「あっあぁんぅ///…勇者ちゃ〜ん///」
「…あ///、ご、ごめ…」
「もっと弄ってぇぇ〜///勇者ちゃん///」
「ええええ!?////」


「………なにやってんのさ…あんた達……」

っと、この状況を見てアゲハはドン引きしながらつっこんだ。






「…あはは、ちょっと君達エッチするの早過ぎるよ〜…」


っと、アカマタは冷静に爽やかにつっこんだ。





……まあ、そんなこんなでようやく例の雪男の旅館についた…。









…旅館につき、歩いてきた。


「……」


他は、普通なのに対し勇者一人だけ疲れたようにクタクタに歩いてく。


あのあと別にセ○クスまではやらんかったが…とにかく疲れてた。


「…ちょっとぉ!なにトロトロしてんのさあ!ほら、行くよッ!」

っと、アゲハはキツく言うものの背中を押して早く歩かせてくれた

「あっ、あぁあぁ〜……」

どうにかアゲハに押してもらって旅館の玄関まで足が運べた。




……旅館は、とても古いらしいが…とても綺麗であった。


玄関先にはもうアカマタとクロネがいた。

「あっれ〜?おかしいな〜…?おーい、雪男ー!」

っと、アカマタは声を張り上げて呼びかける。

どうやら、旅館の経営者である雪男はいないらしい…


そうしてると…


「___ッ!?(ゾクゥ!!)」



……突然に、凍るほどの寒気を感じた。



そして………






『__……あのぉ』


っという、綺麗な男性の声が聞こえてきた。

ふっと、振り返ってみるとそこには………








___一人の男性がいた…。



「___ッ!?」


音もなく唐突に現れたようなもんだからビックリする。



しかし、この男性……よく見ると…
いや、よく見なくともとても美形であった…………。





___綺麗な天然な青色の髪、横髪は少し長く大体鎖骨まであり少々量があり段がある。それに対し、後ろは短髪。

……服装は真っ白な和服で帯が青色だ。


肌は雪のように透明感のある色白で、瞳が綺麗に水色。


そしてとても氷のように美しい美男子がそこにいた…。







(……っ、あ…、き、綺麗な男の子〜……///)


っと、またもやつい見惚れてしまう……。

そして、その見惚れる様子の勇者にアゲハは気づき、つい…勇者を睨みつけてムッとする。しかし、勇者は気づかない…


そして、その美しい瀟洒な風な男性は声をだした。


「……あ、あのぉ…もしかしてぇ…
お客様でしょうか……?」


っと、おしとやかに聞いてきた。


その言葉を聞き私は……察した。


この男性が、例の雪男だってことを………




「あっ!おお〜!雪男ーー!!」

っと、アカマタは手を振って雪男に近づく。


「あっ!アカマタさん!」

っと、雪男は明るい顔をした。


そしてアカマタと雪男は二人で話し合う

「雪男〜、久しぶり〜元気だった?」

「はい、アカマタさんの方もお元気そうで何よりです」


っと、二人はたんたんと楽しそうに会話を楽しんでた。



………そんな中……。







「___ッッ!?!?」


唐突に、クロネは何かに反応し鋭い目付きをし近くの樹海あたりに睨みつけた。


その拍子に、勇者も嫌な予感が走らせた……。


「……っ」


よく分からないが、何かを感じたのではなく…嫌な予感が走った。



今まで雪男と楽しそうに会話をしていたアカマタ、
そんなアカマタも突然に会話を中断し何かに気づきクロネと同じ方向に視線を向け睨みつける。


「……」




……一体、なにに反応してこんな緊張感のある感じになったのかは分からない…




「……あ、あの、どうかしました?」

っと、突然のことで、不穏に思った雪男は心配そうに聞いてきた。


そして、その声で我に帰った

「アッ!?…い、いや別になんでもないよ!アハハハ!」
(……たぶん…ね…)



っと、アカマタは笑って誤魔化した。


「ね、ねえ?クロネ?」

「……ああ」(……なんだか…異様な気配を感じたがな…)


「……」




っと、こんな風になんだかんだで気にしないふりをしやり過ごした。


「…そうですか…
それでは、皆様、旅館へお入りください…
皆様のお部屋はもう用意されてますよ」


っと、笑顔で接客し……気を取り直した。


「おー!そうか、それじゃあっ、入らせてもらうよ!」

っと、いつもの陽気なアカマタに戻り旅館にゾロゾロっとはいっていった。




「………」



………なんだか、異様な気配と、嫌な予感を感じながらも……。








……………。







…………………。












……皆が旅館に入った後、樹海の木あたりに何者かが勇者たちを見ていたものが二人いた。




しかし、姿はまだハッキリとは見えてはいなかった……。