官能小説(オリジナル18禁小説)

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.134 )
日時: 2017/04/03 04:09
名前: みけ

「__そういえば勇者さんはあの磯男を蹴りで倒せたんですよね!」

(__いやそれ私じゃなくて!吸血鬼!!)

「__勇者さんはセ○クス好きで色んなイケメンな男性とヤったと聞きました!ほ、本当ですか!?//」

(__いやそれ、私ただ単に襲われてるだけだからッ!!)

「___勇者さんはイケメンモンスターと逆ハーレムをして楽しんでるっと…!…r」

(__いやいや!それは自然とこうなったていうか……
そもそのここにいる悪魔野郎のせいだからッ!!?)



……っと、断ろるタイミングが掴めないぐらいの、
まさかのどこからきたのか分からないデマのバズーカ百連発が白蛇の口からどんどん出てきては私はつい心の中で連続ツッコミをした…。



……そういう状況になり…
なんだかんだでお願いを受け取ってしまい…断ろうにも断れなかった…。






………そんなこんなで、用意された部屋に入る。








「……はぁ〜…つい許可しちゃったが…大丈夫かな…」

っと、後悔し溜息をついだ…

今結構後悔して罪悪感にかられてた………。


そんな私のところに……

「大丈夫だよ」


っと、アカマタが優しく声をかけてくれた。

「アカマタさん……」


アカマタはいつものように安心するかのような良い笑顔で…

「大丈夫だよ、そんな難しく考えないで勇者ちゃん
だって今までもそうやってどうにか乗り越えてきたじゃん」

「…で、でも」

「安心してっ!なんかあったら僕たちでどうにかするしさ!
それに勇者ちゃんの呪いを解いてみせるから!っね!」

っと、アカマタは安心させるように明るく言い、ウインクをした。

「……っ」

まだちょっとだけ不安だが…少しだけ納得しようとした……

すると…


「アカマタの言うとおりだぜ!気楽に行こう!」
っと、クロネが言ってき続いてぞろぞろっと勇気づける言葉をいってくる。


「そおそお!それに力は俺の方が強いんだし!
どうせいつものようにセ○クスさえすれば大丈夫だよ!!」

「…ま、淫魔のいう通りだな…実際にこいつの変態的な力の方が強かったわけだし?どうせセ○クスしちまえば、すぐに終わるさ…」

っと、淫魔と吸血鬼も言ってきた。


「そうですよーー!それに何かあっても吸血鬼さんもアカマタさんもお強いですしー!それにこのボクは天使ですよー?最強ですっ♪」

っと、シフォンは自信満々にいった。

「ま…確かにそうだよね…うちもうちで結構強いモンスター揃いだし?
それに、ぶっちゃけお兄ちゃんの能力の方が強いんだからどーせエッチなことだけすれば問題ないよ…
だからアンタはいちいちんなこと気にしてないで…
いつものように、男に股でも開いてアンアン言ってれば…?」

っと、アゲハは…なんか不機嫌になってるのか?
なにやら胸に突き刺さるような毒をはいた。

「……ッ!」
そして私は本当にアゲハのその言葉で旨にぐさっときた。


「…ちょ!アゲハ!その言い方はちょっとキツイよ…?
勇者ちゃん傷ついちゃうじゃない!」

っと、淫魔はアゲハにそう伝えるが…

アゲハはツンッとした態度で……そっぽを向く。

「別にいいじゃない?いつも好い事尽くしで鼻の下伸ばしてデレデレしてんだからちょっとぐらいキツイこと言っちゃっても!」


っと、またもやキツくいう、


「……お前…なに怒ってんだ……?」

吸血鬼はそうアゲハに聞いた。

アゲハは…
「べ、別に怒ってないッ!!」

っと、ムキになる。



「……はあ」

ちょっと溜息を漏らす勇者……




そんなところに……





「……あ、あの…」




そこに、雪男が声をかけてきた。


「……雪男?」





このパーティーに新入りした雪男。
雪男は頬を照らし……心配そうに私を見つめてた……。


「…あ、あの…わ、私でよければ何かお手伝いします!
な、なにかお手伝いをすることはありますか!?
私、貴方のためならなんだってします!!///」

っと、雪男は…気持ちを込めながら伝えてきた。


「…雪男…」

雪男のその一寸さ?真面目で心のこもった発言を聞き、少しだけ嬉しい気持ちになった……。



「…いや、いいよ雪男…ありがとう」

っと、雪男に微笑みかけてそう伝えた。

「……っあ//」

雪男は頬を照らしたまま、一瞬黙り込む…


そしてその数秒後…


「あの……それじゃあ…これ、食べてもらえますか?///」

「……?」


雪男は突然っと恥ずかしそうに後ろに手をかざしゴソゴソさせていた。


「…あの///…私、勇者さんのために今朝作ってきたんです…お弁当…///」

「……お弁当?」

「はい、勇者さんいつもなにやらあまり食べなかったり…パンばかりを食べてましたから…な、なので私勇者さんのために愛を込めて作ってきました…///い、いつ…わたそうか迷ってたんです!//

___はいっ!///」


っと、モジモジしながらいい……
その手作りのお弁当を見せてきた…。






雪男の作ってくれた弁当の中身は………


白米に、唐揚げや卵焼き…ブロッコリーやプチトマトなどの色取り取りの野菜にウインナーなどの入った美味しそうな弁当だった。


だが…しかし………。






___見事に全て氷付にされてカチンコチンになっていた。




「___ッ!?!?」


まさか、渡された弁当が見事に凍ってあって相当吃驚する。

やはり氷の妖怪だからこそ…料理がどうしてもこうなってしまうのか……



しかし、雪男本人は全然なにが悪いのか…気づいてはなかった……



「……っ//た、食べてくれますよね?勇者さん…////」


「…っえ!?あっ!?」


なんて言ったらわからずあたふたっと戸惑う。


そして全然手をつけてくれないことに疑問に感した雪男は、
不安な顔を見せた…


「……も、もしかして…嫌…ですか…?」

っと、凄く悲しそうな表情をした。


「…あ!?い、いや……っ……!
い、いた…!いただきますっ!!」

全く断れる状況じゃなくなり…
私は意地でも自分の意思を圧し殺してまで無理矢理にその氷付になった弁当をガツガツを食べた……。




すると…………。



「___うっ!?」(カッキーーン…)






…一瞬にしてものすごく寒気を感じた。

身をフルフル震わせ唇が紫色に変色するほどの寒気を感じる。



「…ど、どうですか?//美味しいですか?///」

雪男は全然気づかず、ドキドキしながら聞いてきた。


「……っはい……とても、おいしいです……
ははっ…まるで北極か南極にきてるぐらいにおいしいです……」


っと、体を震わせてカチカチになりながらも声を震わせ無理矢理にでも
意地でも美味しいっと答えた。

味的には問題はないが……氷付になったことが問題だが…
あえて言わず、気を使い……そう、美味しいっといって
後に意味がわからんことまでもいいながらも美味しいっという、



「はあ〜!良かった〜!///」


雪男は安心してほっとする。
勇者は、無理矢理あははっと笑う、





その様子を彼らは何とも言えない感じで見つめながら見ていた。


「…はあ〜……ほんっとバカ……」

っとアゲハは呆れながら言う。

しかし、兄の淫魔は逆に…
「ゆ、勇者ちゃん!//カッコイイ!///ステキ!///
俺のこと抱いてッ!!//」
っと、言い…続いてシフォンまで…

「勇者さんお優しいですねほんと!//
ボクも抱いてほしいですぅ〜〜!!///」
っと、淫魔と同じことを言ってた。


淫魔とシフォンは…瞳をハートにさせて頬を照らし興奮して
舞い上がってた。

そんな二人に吸血鬼は…
「おいおい………」っと軽くツッコミを入れた。



……まあそんなこんなで。

まだプルプル震わせてた勇者に対し、雪男は……

急に抱きついでキスをしてきた。
(__チュッ)
「___ッ!?///」

ほっぺにだか…雪男にキスをされて吃驚し、元に戻った。

「ゆ、雪男!?///」

キスをされた頬に手を置き照れる。


そして雪男は……


「…っ///…お礼です…///
ほんとお優しいんですね勇者さん…///
もう本当に……大好きです……!///」

っと、はにかむような笑顔をした、


「〜〜ッッ!?////」


そんなことを言われ、そんな雪男を見て
めちゃくちゃ照れる勇者……。



そんな様子を、彼らは見ていたわけだが…


彼らはもちろんやれやれっとしながらも微笑んでた。

アゲハは真っ赤になって唖然。

淫魔はいつも通りキラキラさせて興奮させていた。



……まあ、そんなこんなで…………。






−−−−−−−−−−−−




____ドドンッッ!!

「__よっしゃああああ!!百鬼夜行捜しをするかあーーー!!!」

っと、表に出て私は、手を大きくあげて元気いっぱいに声をあげてやる気を出させた。

「まあ、ただ単にお前がセ○クスしなきゃいけいない妖怪を探しに行くだけだけどな…」

「やっぱり勇者ちゃんエッチなこと好きだったんだねー!///
もぉー!このスケベさんっ!///」

っと、吸血鬼と淫魔はいつも通りからかってきた。

「うるせええええ!///いいからさっさと百鬼夜行の印ついた妖怪を見つけに行くぞおおお!!///」

っと、私は二人にツッコミをし、


私達はシフォンのワープ能力を使って百鬼夜行を探しに行ったのであった… 。