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__そして……、私たちはこれにて百鬼夜行捜しは今日はこのへんにして
終え、無事?に屋敷へと戻ったのだった……。
「……た、ただいま〜…」
勇者はクタクタなのであった……。
「__お、おかえりなさい…
っと、いうか……ど、どうしたのです!?勇者さん!!?」
白蛇は……お出迎えをしてくれたが……
私の帰ってきた姿をみて凄く驚いてた。
……それは何故かというと、鎌鼬に服をビリビリにされてから…
ずっとこのままの胸と股間が露出した状態だからだ……。
「あは…あははは〜…
どうもこうも…百鬼夜行捜してる途中にその百鬼夜行の一人のこうされちゃったんすよね〜…あっはは〜…」
っと、どうにか私は笑ってごまかした…。
「……そ、そうなんですか……
それは大変でしたね……」
っと、少々頬を照らしながらも…白蛇は言った。
すると、白蛇の横左右にいた子狐と子狸は…なにやら二匹でヒソヒソしていた…。
「おお〜…おっぱい……///…ナマチチ…///」
っと、子狐がいうと…子狸は…
「おいっ、今ならお姉ちゃんのマ○コ見られんじゃね?//
ひっそり見てみようよっ!//」
っと、言った。
「え?でも…今それやったら絶対に主様に怒られr…」
「___ッコラ!!子狐!子狸!やめなさいッ!!」
((___ビクゥッ!!?))
子狐が…子狸に対して言おうとした瞬間、
主様に聞こえられ……二匹は怒鳴られてビクッとさせた。
「「ぬ、主様…ごめんなさ〜い……」」
っと、怒られた二匹は……
白蛇に顔を向け上げて、反省した表情をし謝った。
……そして、白蛇は気を取り直し…こちらに顔を向けて、
「はぁ……ほんとすみません…」
っと、代わりに白蛇が私に謝った
「…い、いえ」
…まあ、こういうことは淫魔達によくやられてることだし
慣れているしあまり気にしてない…。
「…あの、勇者さん…今日はとりあえず…
お風呂であったまって、お早めに寝ることをお勧めします………
疲れた体を休ますのも、冒険の一つですから…」
「…あ、そうですね…
それじゃ…そうします……」
私は……言われた通りに、お風呂に入り…疲れた体を一息休ませて……
食事をし、夜になり………眠ったのだった。
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____今は、夜中の12時ぐらい………。
早くも今日が終わった深夜の時間帯だった。
………私は、皆が寝静まったのに対し一人で起きていて布団の中で座りながらボーッとしていた……。
「……」
辺りは電気が消して真っ暗。
ひたすらに布団の中から窓の星空を眺めて…鈴虫を声を聴く……。
「……はあ」
っと、溜息を吐く……。
そして不意に……窓の外から目を離し…
正面を向いた……
すると………。
正面を向いたら、私と同じく……淫魔が起きて私と同じく布団の中で夜空を見つめてた……。
「……あ」
淫魔が自分と同じく起きてたのに気づきつい声が出てしまう。
そして、その声に気づいたのか?
淫魔は正面を向きこちらに顔を向けた……。
「……あ、勇者ちゃんも眠れないの…?」
っと、皆が起きないように気を使ってるのか、声を小さめにして
私にそう声をかけた。
「…う、うん……まあ……」
私も声を小さめにして淫魔にそう曖昧な返事方で返す……。
「……そっかあ」
淫魔は少々、微笑んでた…。
「ねえ!勇者ちゃん!
ちょっと俺と一緒にベランダで星みようよっ!」
っと、小声でテンション高めでそう言ってきた。
「……え?星……?」
少しキョトンとさせて聞いてみる。
「うん!窓から除くよりも、直接ベランダに出て見た方がいい眺めで見れるだろうし、それに眠れないんでしょ?」
「……うん… まあ……
……………、うん、見てみるか……」
「やったあ!」
………そうして、
私と淫魔は一緒にベランダに出て……
一緒に夜中の星空を眺めたのだった。
…お互い、近い距離で一緒に座りながら、
夜空を見上げて満天の綺麗な星を眺めてた………。
「わぁ〜!すっごく綺麗だねー!勇者ちゃん!」
っと、淫魔そういい…楽しそうに微笑んでた。