官能小説(オリジナル18禁小説)

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.138 )
日時: 2017/04/05 03:57
名前: みけ

「なんか意外だな……
お前が私と一緒に星空を眺めたいなんて……」


私は、何気に淫魔に対して…すこしだけクールに言うが…
淫魔は頬を染めてヘラヘラっとしてた。


「えへへ〜///…だって俺、一度こうやって大好きな勇者ちゃんと一緒に星空を眺めてみたかったんだもん…///」


っと、照れながら笑いいった。

「……え?私と…?」

私は…意外性のある淫魔の言葉を聞いて……少しだけ驚く。


「… うん!///」
っと、淫魔は…照れながら言った。




そして………淫魔は、私に更に身を寄せてきて……

ピッタリとくっつき… 手と手を繋がせた…。


「勇者ちゃんっと……二人っきり……////」

「……///」


淫魔は、ボソッと小さな声で嬉しそうに囁く…。
そして……少しだけ照れる勇者。



「ねえ、勇者ちゃん…こういうのがいわゆる…
胸キュンっていうやつだよね…?」

「………へ?」


突然、胸キュンどうこう言ってきて…
反応し…声を出した…。


淫魔はそのまま…照れ笑いした嬉しそうな表情のまま…
手を繋いだ状態で…眈々と話していった……。


「…俺、この前…人間界の女の子用の雑誌で見たんだ…
こういう感じなのが…人間の女の子の心を鷲掴みにする胸キュンポイントだって…
多分…少しだけ違うかもしれないけど……
こういう…感じなのかな…?」

「……あ、あぁ〜……
まあ……そうなんじゃない…?」

「そっかあ!これかあ〜…
ねえ、勇者ちゃん!今の俺にキュンキュンする?」

「……え?う〜ん………どうだろう……」


私と淫魔は静かに眈々と会話をしていく……。
淫魔は頬を染めて笑った状態のまま…
そして、勇者は…実はどこかドキドキさせながら………



「ねえ、勇者ちゃん…
俺、勇者ちゃんに色々誤解されてるかもだけど……
俺、本気で勇者ちゃんのこと…大好きだから…///」

「………え?」


突然、また静かに何かを言ってきた淫魔…。


淫魔は… 頬を染めて笑った状態のまま…私に…
自分の想いを語り出す……



「… 俺さ…勇者ちゃんにどうしても幸せになって欲しい…
喜んでほしい…勇者ちゃんのためならなんだってしてあげたいって思うの…///
俺、勇者ちゃんにもっともっと好きになってもらいたくて…
それで俺最近、人間界の女の子用の雑誌で猛勉強してるんだ〜…///
勇者ちゃんに大好きになってもらえるよう頑張ってんの…///

俺、本気で勇者ちゃんのこと愛してるから…………///」

「………」


「……俺、インキュバスだから……悪魔だから……
人間の男じゃないから……だから……
色々とまだ…普通のことができないの…ごめんね……」

「……」

「俺、人間じゃないから…何が普通で何が常識で…
一体何が…どうすれば人間に喜ばれることが…まだ全然わからないの……
でも…でも俺、勇者ちゃんのこと…大好き……
好きで好きでたまらない…!///
だから、勇者ちゃんに喜んでほしくて…
インキュバスらしいやり方で…逆ハーレムにさせて!それで…」

「………わかったよ」


「………へ?//」

「………淫魔の私への気持ち…大体分かったし伝わったから、
もう良いよ、言わなくても…
つまり、やり方がどうであれ…それほど好きなんだろ?私のこと…」


っと……勇者は、夜空を見上げて、淫魔にそう優しく囁いた……。


「……っ//……うん……///」


淫魔は頬を真っ赤に染めて………

少しだけはずかしそうにした……。


「……///」



しばらく黙り込む淫魔……。


そして………。








「…… ねえ、勇者ちゃん…」


淫魔は、再び…… また口を開き…声をかけた…


「ゆ、勇者ちゃん…俺……
じ、実はさ……
い、インキュバスと人間の男って近いようでなんか違う気がするんだ…

それでさ……


勇者ちゃんはどう思う………?」





「…………へ?」


唐突に、そう聞かれ少し困惑した。


しかし、淫魔は……焦ったそうにしながら……
恥ずかしそうな表情で…


私に、猫のような甘えた瞳で見上げてきて……