官能小説(オリジナル18禁小説)
- Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.143 )
- 日時: 2017/04/12 02:36
- 名前: みけ
……そのように、会話としながら朝食をとっていると…。
「…あの、勇者さん…」
突然、白蛇がきて私に話しかけた。
「………あの、少しお話がありまして…
よろしいでしょうか?」
そう、白蛇は何かあったかのような顔をし声をかけてきた。
「…え?いいですよ?」
私は迷わずそう、返事した。
「…っ、ありがとうございます…
では、さっそくですが……
実が昨夜に…凶悪な妖怪が現れて…村人たちの何人ものが連れ去られてしまったという事件が発症したんです……」
「____っえ?」
……唐突に話てきた内容がまさかの凶悪な妖怪の事件だと、聞き…
一瞬にして固まりだし、言葉を詰まらせた。
…その白蛇の言葉を聞いた私の周りにいた仲間のモンスター達は一斉に固まり食事の動作が止まり、白蛇の方を見た。
「……凶悪な妖怪って……
それって、一体誰が村人たちを……」
っと、不安を感じながらも私は恐る恐る聞いた……。
白蛇はその質問に対し…そっと重たい唇を開けて…答えた。
「____男郎蜘蛛(ジョロウグモ)です」
__…っと、白蛇はそう答えた。
「……え?じょ、女郎蜘蛛?」
私は…変に思い、白蛇にまた聞く。
「いえ、女郎蜘蛛ではなく…男郎蜘蛛…
男(オトコ)に、郎(ロウ)っと書き…次に蜘蛛(クモ)っと書いて…
男郎蜘蛛(ジョロウグモ)です……」
「……」
白蛇は、そう親切に答え教えてくれた………。
「…う、う〜んと…まあ…
あれか?つまり…その男郎蜘蛛が人里におりてきて…村人たちを連れ去る事件が発症したと…」
私は今まで聞いた話を合わせて理解しようと、白蛇に確認する。
「…ええ、そうです…
しかも、相手はあの男郎蜘蛛……私達じゃどうにもなりません…
ですが…無理にとは言いません…
勇者さん、どうか……村人たちを助けるだけの力を貸してはいただけないでしょうか……」
白蛇は……勇者にそうお願いをしてきた。
白蛇がとても困っているっというのは伝わる…
いや、白蛇だけではない……ここにいる人やこの村人たちも不安でもあり、困ってるのが分かる。
「……」
勇者が、出した答えは…………。
「……はいいいですよ、私達に任せてください!」
とのことだった。
それを聞いた白蛇やここにいた人たちは明るい表情をさせた。
「__ッ!!ほ、本当ですか!?
あ、ありがとうございます!!」
白蛇はとても喜び、お礼をした。
「いえいえ」
私は何気なくそう返す。
すると………。
「おい、大丈夫なのか?そんな安々と受け取って……
あの男郎蜘蛛だぞ…?」
っと、吸血鬼は心配をしているのか…?
真顔でそう聞いてきた…
「大丈夫だよ吸血鬼…今までだってそうしてきたじゃん!」
っと、ポジティブな考えで私は吸血鬼にそう返す、
「……まあ、それもそうだな…」
っと、吸血鬼は真顔のまま…いった。
「勇者ちゃん、なんか前向きになってね〜〜!!」
っと、アカマタが陽気的に言ってきた。
「まあね… だってそうでもしないともうやっていけなさそうだし」
っと、急にがくんと疲れたように首を下げて急にネガティブっぽくなって…
急にポジティブになった理由を言った勇者。
本当は前向きになってないが、無理矢理前向きになってるのが全員分かった。
………まあ、そんなこんなで。
時間がたち、私たちは外に出て村人たちを救出しようと男郎蜘蛛の居場所を調査しに行こうとしていた…。