官能小説(オリジナル18禁小説)
- Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.144 )
- 日時: 2017/04/13 04:09
- 名前: みけ
『___よーっし!調査しに行くぞおおおおお!!
連れ去られた村人たちを救出だああああああああ!!!』
勇者は元気良く張り切って大声をあげてどどんっと前に出た。
「……おい、男郎蜘蛛とセ○クスできるからってそんなに張り切るなよ…」
っと、何故か吸血鬼は真顔でそうからかってきた。
「うっほぉおおおい!?!?救出だ!救出!!
救出しに行くんだろ!?さっき言ったこと聞いてなかったのか!?」
私は勢いよく吸血鬼に振り向いてツッコミ。
「…いや、だってもしも男郎蜘蛛に百鬼夜行の印があったらするんだろ…?」
「……あ」
その通りだ……。
私には九尾の狐に付けられた呪いを解くため、色々な百鬼夜行の妖怪とセ○クスをしなきゃいけない義務があった……。
吸血鬼のその言葉を聞いて…不意を突かれてしまった……
「あ〜、それもそうだね〜!
それに男郎蜘蛛は結構強い妖怪だから印がある可能性は高いねッ!」
っと、アカマタは納得し爽やかに陽気的にそう言ってきた。
「……っう」
どんどん圧される勇者。
「よーっし!村人たちを救出するだけじゃなく、
勇者ちゃんが無事に男郎蜘蛛とセ○クスできるように俺たちも協力してがんばろーーー!!」
っと、淫魔は…また、いつも通りのぶっ飛び発言をし張り切っていた。
「……っ」
もう、ツッコミ切れなくなり…勇者は圧されてだんまり……。
そして、無理矢理にでも気を取り直しをした。
「……っごほん!
んじゃ…調査しに行くが…手始めにどうする…?」
っと、みんなにそう聞き…議論をしようとした。
すると、雪男が最初に入ってきた…
「…あ、あの…まず手始めには…村人たちに聞き回るってのはどうでしょう?」
っと、雪男はそうアドバイスをした。
「おお!それいいじゃん!ナイス雪男!
よし、それで行こう!」
っと、私は雪男のアドバイスに乗った。
もちろん他のものも賛成し乗った。
……………そして、私たちは村人たちに聞き周り調査しにいった…
行った……っが、しかし___!!
…………何故か、団子屋にいた。
「__って、なんで団子屋にいるんだあああああああああ!!!」
勇者は、まさかの団子屋に到着して大きくツッコミあげた。
「まあまあ、いいじゃないの!
ちょっと団子食べながら調査したって…ねえ…?」
っと、アカマタは良いではないかっと言った感じに言ってくる。
「そうですよー!時には息抜きも大事です!」
シフォンはそう無邪気にいった。
「…いや、そうだが………」
さすがにこれでいいのか…っと困惑。
「あ、これおいしそーーー!!
おばちゃん、これちょーだい!」
「俺も俺も!」
っと、淫魔とクロネはもう注文をしてた。
注文をし、団子屋のおばちゃんは「はいはい」っと優しい感じに言ってくれてた。
「…はあ」
私は少しため息…………。
仕方ないな〜っという気持ちだった。
……そのように、こちらはいつも通りの平和的なことをやってたが……
………しかし、例の向こう側では悲惨な状況に満ち溢れてた。
−−−−−−−−−−−
__場所はあの暗い山奥の中。
「___や、やめてくれ!もう帰してくれええ!!」
っと、連れさられた例の村人はそう叫んでいた。
連れ去った男郎蜘蛛は……おどろおどろしい恐ろしい姿のまま…
震える村人に近づく……
「クククッ……それは無理だな…
何故なら貴様らは、あの勇者をおびき寄せるための囮だ……」
っと、冷酷な感じにいってくる。
「……っく!」
歯を食い縛り恐怖に震え悔しがる村人。
男郎蜘蛛はまだ笑ってた…
「ククククッ……我はあの娘を……勇者を食べてみたい…
そのためには貴様らのような囮が必要だ……
我慢しろ…」
「……っ」
「…しかし、そう心配はするな…ずっとこのままなわけではないからな?」
「………へ?」
まさか、解放させてはくれるのか?っといったような
希望をもたす言葉をきき、一瞬にして村人はキョトンとさせた。
「……貴様らは我の食事ともなる……
いずれかは食ってやるから…ずっとこのままではないから安心しろな…?」
っと、希望を持たせといでそれをへし折り、
絶望をさせる言葉をなげた。
「___ッ!?」
それを聞いた村人達は、息を詰まらせて絶句し絶望のはての表情をさせた。
「うっわああああああああ!!!
助けてくれえ!!誰か助けてくれえええええええ!!
うああああああああああああ!!!」
村人達は一斉に悲鳴の声をあげて助けを必死に求めた。
しかし、そんな村人達をみて…
まだ楽しそうに不気味に笑あげる男郎蜘蛛であった………。