官能小説(オリジナル18禁小説)

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.146 )
日時: 2017/04/13 03:12
名前: みけ

「人間の恋人同士だと…こういうことするのが普通なんでしょ…?」

っと、首をかしげて笑顔でまた聞く。

「…え?…うん…まあ…
ひ、人によるんだろうけど……まあ、そうなんじゃない…?」

曖昧だが…
一応すりといっちゃするわけだから…
私は淫魔にそう、返答をする。


すると、淫魔は……



「やったー!じゃあ一応恋人同士らしいことができたんだね!!」

めっちゃ喜んで尻尾をクネクネさせた。

「…え?あ、ああ…」
(…ていうか、何時の間に恋人になったんだ…?あれ…なってたんだっけ?
いや…もう何度かキスもセ○クスもやってた…ていうか…
無理矢理やられたようなもんだが…いや…うん?あれ…?)


勇者は心の中で恋人なのかどうなのか疑問んなり…
あたふたと必死で解釈しようとしたが…
何故かうまくはっきりした答えがでなくややこしい感じで勇者は困惑してた……。





そんな中、淫魔は……
「ねえ!勇者ちゃん!」

っと、また声をかけてきた。

「__っわわ!?な、なんだ!?」

考え中に急に声をかけられて少しだけ吃驚し…
返事をして淫魔に目線をやった。



すると、淫魔は…また頬を照らしながら笑ってる顔を見せて…


「…俺、インキュバスだから…だから、人間の男のような普通のことができないし、分からないけど…
でも俺、頑張って勉強するからね!
勇者ちゃんのために良い男になるから!」


(……い、淫魔…)

……また淫魔は、昨夜と同じく本当の想いを爽やかな声で告げる。

……すると、淫魔は…今度はズイッと顔をこちらに迫ってきた。

「__わあ!?///」

少しだけドキッとしてしまうように吃驚する。

そして淫魔は、顔を迫らせた状態でまた頬を照らし微笑んだ顔のまま更に気持ちを告げた。

「…それと、忘れないでね?///
俺が、勇者ちゃんのことを…本気で大好きだってことを……///


………愛してるよ勇者ちゃん…///……」

っと、上目遣いではにかんだ表情を見せながらそのセリフを言ったあと…
淫魔は少し声を出し囁き笑をし、満面な良い笑顔を見せてきた。



(__ドキッ)
(___か、かわいい……!///)



これは、流石の勇者も胸をときめかせて、
ついうっかり心の中で本気で可愛いっと思ってしまった。


これが本当に…

悪魔だと…性の悪魔のインキュバスだと…思えないぐらいの

純粋なピュアさと愛おしさを感じた。






淫魔は普段からは、万年発情期のようなすぐに襲いこむタイプの非常にガツガツしすぎるような肉食系男子でもあり、
トラブルメーカーと言わんばかりのドの越す天然かつアホだった。


…けれど、それでも…淫魔にはなにひとつも悪意も汚れもない…



とても顔立ちの良いイケメンであり、中身はよく言えば…
悪意も汚れもない純粋な…可愛らしい性格をしている…。


私も実はと言うと……

実際に、こいつ(淫魔)のことを…つい時々、可愛いな…って感じてしまう時もある……。


「……ッ///」

目線をそらしながらも…ドキドキっと淫魔に対して照れる…。


すると…何やら、勇者の隣にいたアゲハは…

「……」

…なんか、勇者のことを見て…何かを感じていた様子…。


そして……。




「__お〜い!淫魔〜!」

突然、クロネが淫魔を呼ぶ。

「あ!はぁ〜い、なぁ〜にぃ〜?」

っと、淫魔はすぐさまに走りクロネの方へと行っていった……。



「……」


淫魔がいなくなって……

私は、今までの緊張のドキドキを…治まり…体の力が抜けたようになった。


……そうすると……、




「……ねえ」

「……ん?」


淫魔がいなくなったら、急にアゲハが声をかけてきた……



「………あ〜ん…」

「……え!?」


アゲハは何故か突然に…

淫魔と同じような、あ〜んして団子を食べさせようとする動作をしようとしてきた。

「……っ//」

アゲハは、機嫌が悪そうな顔をするが頬が赤い。

突然、淫魔と同じようなことをするので…
しかもあのアゲハだから私は、止まっていた…


すると、アゲハは…


「__ッ!//ちょっとお!早くしてよねぇ!?//」

っと、いつも通りにキツイ言い方をしてきた。


「あ、ご、ごめ!あ、あ〜ん」

っと、私は言われた通りにアゲハの持った団子を食べた。


「……お、おいし?///」

上目遣いで少しムッとした照れた表情で聞く。

「…う、うん…おいしい」

私はそう答えた。


「…そう…じゃあ、はい、あ〜ん」

今度はアゲハが口を開く


「__え!?」

戸惑う勇者…。

「い、いいから!///今度は僕に食べさせて!//」

っと、キツイ言い方をしてきても必死にそう口を開けたまま真っ赤になっていった。

「…あ、うん」


戸惑いながらも…私は、アゲハに団子を食べさせようとした……



すると…………。






「___勇者さぁ〜ん!三食団子一緒に食べましょっ〜!!」

っと、唐突にシフォンが笑顔で三食団子を皿ごと持ってきた。


「__ッ!?///」


唐突しシフォンがきて…吃驚し、アゲハは…

食べるのをやめて顔をそっぽに向けて…顔をしたに伏せた…。




シフォンは私とアゲハの様子をみて…近くに立ち止まり


「あれ〜?今、なにしてたんですかぁ〜?」

っと、天然に聞く。

「…え?あ…その…」

勇者はあたふたっとどう説明したらいいのか…っとアゲハをチラチラっと見ながらも、少し慌てる。


そして、急に下にうつむいちゃったアゲハは……


(……もぉ〜〜!!///
せっかく負け時と勇者といいところだったのにぃ〜!//
どうして邪魔してくんのさぁ〜!!////)


っと、真っ赤になって目をギュッとさせながら…
悔しがり、心の中で文句を言っていた。


しかし、鈍感な勇者はアゲハの想いには気づかず……。