官能小説(オリジナル18禁小説)

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.154 )
日時: 2017/04/24 03:35
名前: みけ

「…フン、大口を叩いても…結果的にはその程度が…
やはり雑魚なやつほど数の暴力に任せたがるのな…」

「ふぅ〜…ひっさびさに暴れたな〜…」

…吸血鬼とクロネは倒れてる蜘蛛男達をみてそう呟いた。





……そして、別になにもしてなく見ていた彼らは…
立ち尽くし驚いていた。


…しかし、村人は少し怖がりながらも…
「すげー…」「流石は勇者さんのお仲間の妖怪…」っと恐怖心の裏腹に少しだけ感激していた様子。





「スゴイですね〜!やはり吸血鬼さんたち!やはりお強い!
これは是非とも記念にビデオに録画しておきました!」

っと、シフォンはきゃぴきゃぴ喜ばせながら、ビデオカメラを持ちとっていた。


「__って、なにちゃっかりビデオに録画してんだよ!?」

っと、顔はそんなにぶれてはないが…少しだけ引き、シフォンにつっこむ。



「わぁ〜!アゲハすっごーーい!
何時の間にあんなに強くなったの?なんかお兄ちゃんうれしい!」

っと、淫魔はきゃぴきゃぴ喜ばんでた。

「……ッ!//ま、まあね!
ま、魔界にいた時…ちょっとだけレベル上げをしてたりこういう良い武器も買ったしね!///」

っと、淫魔に褒められたアゲハは…何故か頬を赤らめて照れて、そっぽを向き頬を指でかきながら、慌てたように
色々と強くなった理由を話す。




……そのように、ちょっとだけ茶番をしていた、



そして……。



「……っで、話を元に戻すが……」


っと、吸血鬼はクールにいい…そして……。








(___ドンッ!!)
「___ひぃ!!?」


……突然に、吸血鬼は…一人の蜘蛛男に足で木にドンっとさせて…
さらに脅迫させた……。


いきなし足で木にめり込むほどドンっとさせられて、怯えて血の気が引かせた蜘蛛男…。


そしてその状態で吸血鬼は…見下しのぞかせて…



「……おいこら、寝てんじゃねェ…まだ話は終わってはないぞ…」

っと、めちゃくちゃ怖い感じに脅迫する吸血鬼。

「__は、はいぃぃ!!?すいません!」

めちゃくちゃ怯える蜘蛛男…


そしてそのままの状態で吸血鬼は例のことを聞いた…


「てめーら、確かうちの勇者の居場所を知っているはずだよなぁ…?
うちの勇者が男郎蜘蛛に連れ去られたってこともなぁ…
それで、そのてめーらの親玉の居場所はどこだ?さっさと吐け…」

っと、物凄く静かに脅す吸血鬼。



そして、蜘蛛男たちは一斉にビクビク怯えながらも声を震わせて答えた。


「し、知ってます!知ってます!!
お、お兄様は、あの山の奥にいます!!」

「そ、そそ、そうです!山奥です!
きっとそこに違いありません!
な、なので…命だけはご勘弁を…!」

「ひいいいい!!もう許してくださいヴァンパイアさまあああああ!!!今後はヴァンパイア様もお兄様とお呼びになりますからああああああ!!!」

っと、必死になって許してもらおうとする蜘蛛男たち…


しかし、吸血鬼は……



「…フン、あんだけ大口を叩いていやがったのに…負けたら今度は下になって犬のようにキャンキャン喚く…ほんっと、情けない奴らだな〜…
……貴様ら、この俺様が許してください…はい、許します…
…なんていう、優しい奴に見えるか……?」


「……あ…いや……」



……絶句する蜘蛛男達…そして、嫌な予感が走り顔面蒼白で汗ダラダラ…




そして吸血鬼は…そのような脅す言葉を投げ…終いには…



ガチドSの悪だみな表情を見せて、手を握りこぶしにし親指だけを立てて、首元にそれをスライドさせて、「死ね」の合図を見せた。


その合図を見た、蜘蛛男達は…


「___ッッ!?!?」

完全絶句&絶望の顔面蒼白になり、オワタっというような衝撃を走らせて時間が止まったかのように稲妻を落っこちた。





……そしてその結果。





『____ッギャアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!??』






高く響くほどの断末魔の叫び声をさせた。





蜘蛛男達は、まんまと吸血鬼によって〆られたのであった……。






−−−−−−−



「…ふう〜…まあ、こんなもんかな?」

っと、手をパンパンさせる吸血鬼。


蜘蛛男達は、木に吊るされて半泣き常態化だった。


「ふっ、とりあえず…悪さをしたクソ妖怪共は木に吊るしておけば…
もう二度と悪さなんてしないだろ」

っと、Sの表情をまだ浮かべる吸血鬼。

「…いや、いくら悪さをしたくても二度としたくはないだろ…
こんなことされちゃあな…」

っと、若干引き気味のクロネがそういった。


そして、吸血鬼はこちらに振り返り…


「…っで、村人共はどうするよ…?
誰が村に連れて行く…?」

っと、聞いてきた。


すると、そこに……




「…あ、あの、私が村人たちを連れて帰ります!」

っと、白蛇がそう言ってきた。


「白蛇さんが?」

アカマタはキョトンとさせた顔で白蛇にきく。


「はい、これから…皆さんは男郎蜘蛛に挑むわけですよね…?
なので、私じゃ…彼をどうこうできませんし…
足でまといになるだけなのでここはお強い皆様にお任せして私は村人たちを安全な場所へと連れて帰ります!ほんとにお力になれなくて申し訳ありません…」

っと、白蛇はたんたんっと言ってきてそして頭を下げた。



「……っちょ、ちょっとぉ!?そんな申し訳なさそうにしないで!!
別に気にしてなんてしてないし!」

っと、慌ててアゲハはそう励ます。

「…っ、で、あとは…
村人たちは白蛇さんに任せて…僕たちは男郎蜘蛛の居場所まで行き、
勇者を取り返す…」

っと、アゲハは解釈しそういい…

続いて吸血鬼もクールにいった

「…ああ、そうだな…どうにか勇者を連れ戻し返してもらう…
そして………


あの、男郎蜘蛛っという野郎をぶっ潰すッ!!」


そして、どんどん雲行きが怪しくなり…
吸血鬼はまたドSな顔をさせて楽しそうに悪巧みな雰囲気と表情をさせた…

「……さて、奴をどう…痛ぶってやろうか…

この俺様たちをここまでおもてなししてコケにしてくれたからなぁ〜…
クククッ……この仕打ち…倍にして返してもらうぞ……
奴のきゃんきゃん泣き叫ぶ顔が目に浮かぶわい…

__ハーッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!」


っと、吸血鬼は高笑いをした。

それを見た彼らはドン引き。

「__うわ!?なにこの人!?チョーコワッ!!?」

「…きゅ、吸血鬼くん…
なんだかすっごくイキイキしてるねぇ〜…」

「あぁ〜…こいつは、人が痛がったり怖がったりしているのを見て喜ぶ
魔性のドS王子やでぇ〜…この男……」

っと、アゲハ、アカマタ、クロネは…そんな吸血鬼にそうツッコミをいれていた。


しかし、高笑いをしたまま何かを言われて周りが怯えてドン引きしていることに全然気づかない吸血鬼であった……。