官能小説(オリジナル18禁小説)

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.157 )
日時: 2018/12/16 03:16
名前: ミケ

モンスター男子10匹目
【__酒呑童子(しゅてんどうじ)】





…朝食の時間、勇者は味噌汁を飲みながらなにか話しを聞いていた。


「…え?酒呑童子?」
っと、目を丸くし、味噌汁のお椀を両手で持ち聞く。


「はい、そうです…
なにやら酒呑童子という鬼が出て、村の娘が何人か連れ去られたと…
聞いてどうにかしてほしいと…」


白蛇はそう、困った顔をし話していた。
勇者はその話をたんたんと聞く



どうやらどこからか酒呑童子がでて娘が何人も連れ去られ…
非常に困ってるとのこと
なにやらまた穏やかな話ではなさそうだ



「酒呑童子といえば…鬼の頂点に君臨する凶悪妖怪だったねえ…
なにも何人かの鬼を手下にし、酒をよく好み飲んで、人を連れ去っては食べるとかなんとか…聞いたことがあるねえ…」

「あとは昔、京都を荒らしたとかな…いろんな話しを聞くよな」


アカマタとクロネは口を開き説明し聞いてた。


「私もその話を聞いたことあるけど実際はどうなんだろうねえ…
確か人間に退治されたってのもあるよね」

っと勇者が口を開き言うと…
吸血鬼がクールにはいってきた


「まあ実際はどうとかそんなこと気にしなくとも良いんじゃないか?
今はその鬼が今暴れまわって大変なことになって村人が困ってることには変わりないんだし…」

っと何時もながら冷静に言った

そこへ淫魔まではいってきて

「そうそう!それにこのRPG物語には古典もなにも
色々とカオスなことになっちゃってるしー」

っと、陽気にヘラヘラと喋り出した


「…って、お前はまたメタ発言すんなーーーー!!?」

勇者は何時もながら淫魔につっこみ。
だがまだヘラヘラしている淫魔だった


「まあまあ、そんなことよりも!
今回はその鬼をどうにかすればいいんだろ?僕たちで」


アカマタは話を戻した

すると白蛇は返事をする


「ええ…
できれば…勇者さんがたたちにお願いをしたいのですが……」


っと、申し訳なさそうに弱々しく頼む


「もちろん構わないよ!それに、酒呑童子ってことだからおそらくは
百鬼夜行の印がありそうだしね!」


っと楽しそうにアカマタはいい、
こちら(勇者)に向けてウインクをした。


「…え?」
勇者は一旦そう言われなんか合図をされて戸惑い固まる。


「それもそうだね!よし、勇者ちゃんさっそく行こぉーーー!」

淫魔は元気良く手を延ばし発言した。

「…え!?ええ…」

勇者はまだ困惑。


「……?どうしたの勇者ちゃん?」
淫魔は不思議そうに目を丸くし笑顔で聞いてきた。
それに続き様子のおかしい勇者をみて白蛇も口を開いた

「…どうかしましたか?勇者さん…
もしかして…ご迷惑でしたか?急にこんなお願いをされて…
それでしたら申し訳ございません……」

白蛇はとても申し訳なく反省してきた。

「…い、いや!違いますよ!決して迷惑とかじゃなくただ…そのお…」

決して、このようなお願いをされることになにかを感じたのではなく
百鬼夜行の印があるかもだから、ってことに少し戸惑ってしまっただけ

何故なら、百鬼夜行の印があるモンスターとは性行為をしなきゃだし…


「そうですか、すみません…」
「…いえ」

白蛇と勇者はどちらも申し訳なく会話する


そして何かに察したアゲハはため息をつき、同情するような目で見てた。




「まあ、とりあえずとっとと行っちまおうぜ
飯はもう食い終わったんだしな」

っとクロネが言い出す

「うん、そうだね…
…あ!ちょっと待って!」

「ん?どうした?」
「どうしたの?勇者ちゃん?」


クロネと淫魔は聞いてきた
すると勇者は頬を赤面にさせ…


「えっと、その前にトイレ…いってきてもいい?」
っと、何気に照れ臭くなりながらもきいた


するとクロネと淫魔は…


「ああ、もちろん構わないぜ」
「もしかして、勇者ちゃん…おしっこ?
なら俺も一緒についてきてあげよーか?」

クロネは普通だが、淫魔は相変わらずの変態発言をし
ニヤニヤさせながら聞いてきた


「__ついてこんでいいわ!///」

勇者はキレ気味にツッコミ。
だが淫魔はさらにハアハアさせて…

「まあまあそんなこと言わずに…
勇者ちゃんのおしっこしてるとこ、見てあげようか?
もちろんそのあと俺が拭いてあげるよ…//」

っと手をわきわきさせながら興奮状態で近づいてきた

「__しなくていいわ!//てかやめろぉ!この変態!//」


必死に体をガードしてキレ気味全開でツッコミあげた。

するとアゲハは呆れた表情をし…


「…………お兄ちゃんのことはほっといてさっさと行ってきなよお…もう…」

っと、ため息混じりにそう言った



アゲハのいうとおり、無視してそのままトイレにいき

そしてなんともなく無事外に出て準備を終え



酒呑童子の居場所を突き止める調査をし始めたのだった___。