官能小説(オリジナル18禁小説)
- Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.159 )
- 日時: 2018/12/16 22:35
- 名前: みけ
村中、あっちこっち探しまくったが…いない。
「…はあはあ…ちょっとぉ…どういうこと?
あっちこっちさがしても居ないじゃないッ!」
アゲハは息を切らしながらキレ気味でいう。
「なんか変だね…胸騒ぎがするよ…
まさか妖怪とかに連れ去られたんじゃないか?」
アカマタそう言うと、みんな一斉に納得をした顔になった。
一気に緊張感が漂った。
もし仮に勇者が、人ではなく妖怪にさらわれたのなら…只事では済まない
そのことは人ではない彼らだからこそ尚更わかること。
「……」
そして、淫魔は心配そうな顔をしうつむいた。
そのことにアゲハがまた気づいた
(………お兄ちゃん?)
自分の兄がいつもと違い、弟であるアゲハは若干違和感を感じ気にする。
それに気づいてはいない吸血鬼は声を出す
「フンッ!たとえ妖怪が連れ去ったとしても…
見つけてとっちめてしまえばいいだけのことッ!
そんなことよりも早く勇者をまた探しに行こう
おそらくきっとまだ探してない所があるはずだ
そこを探して勇者を取り返しに__」
っと、吸血鬼が話してる途中後ろから誰かがきた
「___勇者の居場所はどこだが知ってるよ」
っと、男の声が聞こえた。
「___ッ!?」
誰だと思い素早く振り向きそのものをみた。
そこには………
____茶髪で綺麗に長髪となった、オレンジ色っぽい着物をきた男だった。
「____ッ!誰だ貴様!?」
その男をみた瞬間、吸血鬼はかまえて戦闘態勢に入った。
それは吸血鬼だけでなく他のモンスターもだ
「貴様…!人ではないな!?
妖怪のにおいがプンプンするぞッ!?」
吸血鬼は結構強気な口調で怒鳴った。
「…しかも強い妖気を感じるね…
そんじょそこらの妖怪ではなさそうだね…君」
アカマタも警戒して冷静な口調でいった。
すると、その男は…ふところから煙管を取り出し…
それを吸い、ふうーっと口からけむりをだした。
「…そんな警戒をしないでくれ…
俺は決してお前たちの敵ではない」
っと言い振り返る
「……っな!?敵ではないだと!?」
その言葉に驚きクロネが反応をした。
そして、その男はまた煙管を吸って吐いた
そのあとゆっくりと口を開ける
「……一応挨拶をしておこう…
俺は茨木童子(イバラキドウジ)だ…」
彼の名前を聞いて反応した。
「い、茨木童子!?あの、酒呑童子の相棒…または子分であったあの!?」
茨木童子…酒呑童子と共に一緒だったあの茨木童子だった。
「…ああ、如何にもこの俺が茨木童子だ
それで話は戻すが…
お前たちの探している勇者はその娘を何人も連れ去った酒呑童子たちが連れ去った
おそらく今は勇者もその娘たちと一緒に酒呑童子のとこにいるんだろう…」
茨木童子はしました顔でたんたんと話した。
「……ッ!……やっぱりか…勇者ちゃんは酒呑童子に連れ去られたっていうことだね…」
アカマタは深刻な顔をして歯を食いしばる
「主犯は酒呑童子ではあるが…
連れ去ったのは別だな、酒呑童子の部下の鬼たちといったところか」
「……」
まさかの複数による共犯としり冷や汗をかき緊張感がただよう。
「………その勇者が今どこにいるか…主犯の酒呑童子はどこに潜んでるか
場所は分かるか?茨木童子……」
クロネが茨木童子に聞き出す。
すると茨木童子は…
「…ああ、知ってるさ……
ついてきな……」
っと、言い歩き出した。
「……ッ」
彼らはお互いに顔をあわせて…
本当に信じていいのか…薄々心配気味だったが
しかし仕方なく彼らは茨木童子についてった……。
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……………一方、その頃勇者は…、とある島の洞窟にさらわれて捕らわれていた
両腕を後ろにされ縄で縛られて、首には首輪をはめられて鎖で繋がられて固定されてた。