官能小説(オリジナル18禁小説)

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.166 )
日時: 2018/12/25 09:03
名前: みけ

___一方、勇者は…。


犯された後だった…。

「…あ…ああ…//」

膝がガクガクとうごめき痙攣させていた。

汗だくとなった酒呑童子は、瞳孔開いた目をしてにやけ面で満足気味の表情だった。


すると、勇者の味方側のモンスターがきたことに気付いた。


「…おお、もう着たか…」

っと、楽しみな顔をしてた








そして、味方側のモンスターがきた。

「勇者ちゃーーーん!」っと大きな声で淫魔が叫び、走ってきた。


「……ッ!?」


すると、淫魔は吃驚した表情となって動きが止まった。


彼は犯された後の勇者の姿を見たのだった。


それは淫魔だけでなく後から吸血鬼やら他の彼らもみた。


もちろん驚きの表情だった。




「……フッ…どうやら手遅れだったようだなあ…
お前らの勇者は俺が食ってやった…
中々うまかったぞ…」


っと、ドヤ顔で彼らに言い煽る


「……」


彼らは無言だった。

だがその数秒後…吸血鬼が口を開く。



「…うちの勇者を返してもらおう」


吸血鬼は強めの口調でそう告げた。


すると酒呑童子は立ち上がり吸血鬼の前へきた。

「…返すだと?…だが断るッ!」

「……ッ!」

強気の口調で吸血鬼を見下しながら煽る
すると吸血鬼は、悔しながら睨みつけた

そして酒呑童子は言い続けた


「…何故ならこの女はもう俺の嫁だ、お前たちに返すつもりは微塵たりともないッ!!」

酒呑童子はドヤ顔のまま、更に強くいう


すると吸血鬼はさらに睨む

「なにをほざいてやがる?貴様…!勇者はこちらのものだ!
勝手に奪われては困るッ!」

っというと、それに続きアゲハも乗り込んできた。

「そうだよ!あんたなにいってんの!?ばっかじゃない!?
そもそもなに勇者を食っちゃってるわけぇ!?」

っとアゲハは強気に声をあげた。

「…喜んで食われてたぞ?」

酒呑童子はアゲハのヒステリーに冷静に返す。

「はあ!?喜んでた!?嘘つかないでよ!
あんたが無理矢理食ったんでしょ!?抵抗できない勇者を!
それに、そもそもこいつはそんな奴じゃないしッ!
……男ったらしだけし、鈍感で変態だけど…」


ヒステリー気味に罵るアゲハだったが…
途中から小声になった。


「それはともかく、返さないというなら力づくで…!」

っと、吸血鬼が戦闘態勢にはいり構えはじめた。


するとそこへ…

「__待てッ!」

っと、茨木童子が大きな声をあげて止めた。

「茨木童子?」

突然声をあげて止めさせた茨木童子の方に向き止まる


茨木童子は、酒呑童子のほうへと近づいてった



「……」



立ち止まり、茨木童子と酒呑童子が目を合わせる。






「………久しぶりだなあ…茨木童子」


茨木童子に挨拶をした。

その光景は久しぶりの再開とは思えないほどの殺伐とした雰囲気を漂わせていた



そして、茨木童子は口をゆっくりと開いた


「……勇者を返せ…酒呑童子」

茨木童子は挨拶を無視して、酒呑童子にそう告げた。


「…ほう」

酒呑童子はそんな茨木童子をみて楽しそうな表情をさせていた。

「…お前変わったなあ……、一緒に共に歩んできたというのに…
一旦離れ離れになり、時間がすぎていくとどうもこうも…こう、人も妖怪も変わってしまうもんなのだなあ…実に悲しい…」


「…御託は良い、俺はもう昔の俺ではない、そりゃあ時間がすぎれば人間だろうが妖怪だろうがなんだろうが変わるものさ…
それよりも、勇者を返せ…」

「……ふん、やだね…」

「…………どうしても、勇者でないとダメか」


突然悲しい表情をみせた茨木童子。
すると、茨木童子は静かに声を出し囁き始めた


「…酒呑童子…聞いてくれ…
実はこのことはお前に言わなきゃいけないと思ってたんだ」

「……ほう?」


「…実は俺…










___お前が好きだ_!酒呑童子ッ!」





「…ほう………って…え!?」


突然の告白を受けて目を丸くし吃驚させる酒呑童子。



その言葉をきき。彼らも驚いていた。


そして告白をした茨木童子はその想いをたんたんと続けた


「俺はお前と共に歩んできて、時々…何故だが、まるで異性のように感じた時があった…だが、俺にはそんな趣味はないと自分に言い聞かせてたが…
今こうやって離れ離れになったあと、ようやく気付いたんだ…
俺の本当の気持ちが…」



甘く囁く茨木童子。

なんだか雲行きが怪しい。

茨木童子は酒呑童子の手を握る。
酒呑童子は顔面蒼白で冷や汗ダラダラだった。


「…あ、うあ…」

ガタガタと震えていた。

その光景をみてた彼らも吃驚し身を後ろに下がってた



そして茨木童子はさらに酒呑童子に迫る


「好きだ!酒呑童子!俺はお前のこと好きだったんだよッ!
本気なんだ!愛してるんだ!
勇者は彼らのものだ変えしてやってくれ!
その代わりにこの俺がお前の婿になってやるよ!」

「…は、はあ??」


周りの彼らもお口がポカーンとなり唖然。
酒呑童子は唖然としかたまり、さらに震えてた。
茨木童子の猛アピールは止まらなかった


「俺が婿になってやるんだよ!ほら、おまえさみしいんだろ?
誰でもいいから結婚したかったんだろ?なら俺にしろ!
性別なんざ関係ねえ!愛さえあれば問題ない!
それに勇者は人間だ人間と妖怪じゃ歳が違いすぎて無理がある!
ならおなじ妖怪でもあり鬼であり一緒にいた仲であるこの俺のほうがいいだろ!?
お前ののためならなんでもしてやるよ!
たまには俺がケツ使ってもいいんだぜ!」

「お、おう……」


完全に押されてる酒呑童子。
わけわからなくなり苦笑い。


これには彼らも苦笑い。
「ま、まあ…こういう愛もいいんじゃないか?
恋愛は自由なんだし?」

っとアカマタは苦笑いしながらそういいフォローした。

「でも、同性だと赤ちゃんできませんよお〜…」
シフォンは思わず苦笑いしそういった。