官能小説(オリジナル18禁小説)
- Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.167 )
- 日時: 2018/12/26 09:47
- 名前: みけ
するとそんな茶番をしてる中、アゲハが吸血鬼の耳元でヒソヒソし始めた。
「ねえ、この隙にさあー…勇者、取り返しちゃうよ…?」
っと言った。それを聞いた吸血鬼は…
「あー…それもそうだな…」
っと言い賛成しさっそくそそくさとバレないようにと
慎重に行動を移した。
後ろでは色々やってた。
邪魔するやつを倒し、勇者をおんぶしてそのまま連れてった。
酒呑童子は気づかない。
しかし、出口に向かおうとした途中、酒呑童子に気づかれた。
「あーーー!?てめえらああああ!!」
気付いた瞬間、酒呑童子は怒鳴り散らす。
するとギクッ!っとした彼らは慌てて急いで逃げた。
「って、おいまて!ゴラアアアアア!
つーか、野郎共はどうした!?」
っといい、後ろを振り返ってみると…
そこには、のびて倒れていた鬼たちがいた。
全員魂抜けたように真っ白になって、一人は白い降参の旗をもってた。
「__って、やられてんじゃねえええかあああああ!?!?」
その光景をみて吃驚仰天。
悔しい表情をし酒呑童子は茨木童子を振りほどき勇者を連れ戻そうとした
「__くそ!こうなったら連れ戻してやらあ!!」
っといい、駆け出そうとしたその瞬間
「___ッ!?」
強い力で抑えられた。
後ろをみるとそこには…茨木童子が酒呑童子に後ろから抱きつき物凄い力で抑えてた
「な!?い、茨木童子!?」
茨木童子は酒呑童子に抱きついたまま耳元に口を近づけさせて囁いた
「酒呑童子……行かせはせんぞ…
俺はお前が好きだからな…」
っと甘く囁く。
顔面蒼白になり、酒呑童子は冷や汗をかいた。
そして茨木童子の手が酒呑童子の股間を鷲掴みにした
「___ッ!?」
一気に背筋が寒くなる。全身がゾワっとさせた。
冷や汗が大量にダラダラとでた。
茨木童子はさらに攻める
「…まだ足りないんだろ?性欲が満たしきれなくて溜まってんだろ?
なら、俺が解消してやるよ…それで満足できるだろ?」
「……な、あ…」
「………ヤろうぜ、酒呑童子」
茨木童子は酒呑童子の耳元で甘く囁く。
それを見た部下の鬼たちは…
「アニキィ………」
「ご愁傷さまです…」
「兄貴のケツがあ…」
っと呟いた。
そして、酒呑童子は茨木童子に掘られた。
「____アッーーーーーーー!!」
…その大きく叫ぶ声は帰宅途中の彼らの方まで届いた。
「……(汗)」
その叫び声をきき、ドン引き状態だった。
彼らは船に乗り海をぷかぷかさせていた。
勇者はまだ気絶してて寝ていた。
吸血鬼のマントを体にかけていた。
「…ん…」
すると、勇者は気がつき起きた。
「あ!勇者さんおきました!」
っとシフォンが言うと一斉に勇者のほうをみた。
「……ん」
勇者はゆっくりと目を開けた。
するとそこには、勇者のことを見つめていた彼らの姿があった。
「勇者さん!おはようございます!」
「勇者ちゃんおはよー!」
シフォンと淫魔が笑顔で迎えてくれてた。
「……ん?ここは?あれ…私確か…」
身を起こすと吸血鬼のマントがあったことに気付いた。
「あ、これ…吸血鬼の…」
マントをもちそういうと…
「お前、酒呑童子に犯されて大変だったそうだな
服もボロボロだし、冷えるだろうからそれかけとけ」
っと吸血鬼が少し頬を照らしながら素っ気ない体度でいった、
「そうなの…ありがとう、吸血鬼」
っと勇者は笑顔でいうと吸血鬼は真っ赤になってそっぽむいた
そして勇者は…唐突にあることを想い出す。
「ああああああああッッ!!?」
何かを唐突に思い出し大声を出す。
「な、なんだ!?急に大声なんかだして?」
吃驚し、クロネがそう聞いた。
すると勇者は顔面蒼白になり…
「やばい……忘れた…
酒呑童子に百鬼夜行の印あるか調べるの忘れた…」
っと口にした。
するとクロネが…
「ああ、それなら大丈夫だぜあいつには百鬼夜行の印があった
ちゃんと見てたからな」
っと教えてくれた
「えっ!?マジ!?よかったー…」
クロネに教えられて勇者はほっとする。
すると、突然に淫魔が勇者の目の前にきた。
「…ん?どうした?淫魔」
真顔で見つめる淫魔。
「勇者ちゃん……」
「なに?」
…そして、淫魔は…
「__ッ!?」
___突然、勇者に抱きしめてきた。
「__っえ!?淫魔!?」
急に優しく抱きしめられて驚く勇者。
淫魔は安心したような微笑みながら口を開き耳元で囁いた
「…おかえりなさい…、勇者ちゃん」
っと、優しい声で囁いた。
淫魔はその安心した笑顔の目から一滴の涙がポロリっと流れてた。
「……あっ//」
そんな淫魔をみて照れ臭くなり頬を照らす勇者。
今の淫魔をみて暖かみと、安心さが感じられた。
そんな光景をみてたアゲハは何かを感じ、察する。
「…」
アゲハはあの時の兄を思い出す。
他の誰よりも勇者のことを心配してた顔をする兄を…
(……お兄ちゃん……やっぱり…)
普段何を考えてるか分からず、常に暴走してふざけまくってる兄ではあるが…
実は他の誰よりも彼女を心配してたんだなっと
弟ながらアゲハはそう感じた。
そして、そうしてると無事帰宅でき帰ることができた。
連れてかれた娘たちは、茨木童子によりここを知らされて
迎えにより娘たちも無事帰ることができた。
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…そして、屋敷に戻った勇者はそれを白蛇に報告した。
「ようやく解決したんですね…良かった…
ありがとうございます、しかしほんとすみません…」
白蛇は勇者にそういった。
「いえ、良いんですよ全然!」
勇者はそういった。
「ほんとありがとうございます、ご苦労様です
今夜はゆっくり休んでくださいね…
これからも冒険、頑張ってください」
「はいッ!」
勇者は笑顔でそう返事をした。
確かに今日はすごく疲れた…
だがしかしこれも冒険。
勇者はこの先なにがあっても決してくじけずに勇者らしく冒険しようと
そう、思ったのだった…。
___完.