【__プロローグ】
__とある真夜中のこと、勇者は一人でで歩いていて、その帰りだった。
その帰り途中、勇者がゴミ捨て場に目を向けた。
「…ん?」
目を向けて見てみるとそこには…
人形がおいてあった。
黒髪で姫カットされてる長髪で、黒い着物をくている
顔立ちがとても綺麗で美形な男の子の人形だった。
その人形は、いわゆる球体関節人形と呼ばれるドールという有名な人形だ。
そんな綺麗で魅力的な人形が捨ててあり勇者は気になり、その人形に見惚れて…
そっと触れて手にとって持ち上げてみた。
「……」
勇者はその人形を見つめていた。
そして髪を撫でた。
「……綺麗な人形だなあ…男の子の人形なんて珍しい…
確かこういう人形って結構高いんじゃなかったけ?
それにまだ綺麗だし全然ボロボロじゃない…
勿体無いなあ……」
勇者はそう一人で呟いてた。
すると勇者はその人形を抱きかかえた。
「よし、持って帰ろう!」
っといい、勇者はその人形を持って帰った。
勇者は「ただいまー」っといい帰宅。
「あ!勇者ちゃんおかえりー!」
淫魔が喜びながら出迎えて抱きついて来た。
「わわ!?//淫魔ぁ!?//」
急に抱きつかれたもので慌てる
しかし淫魔はベタベタする。
「勇者ちゃんどこに行ってたのー?もお、こんな夜中に出歩くなんて危ないよー」
っと猫撫で声で言いながらベタベタスリスリする。
すると淫魔はその途端、勇者のもっていた人形にきづく
「… ん?勇者ちゃん、そのお人形なあに?」
淫魔は人形に目をやり聞く。
そして離れた時に勇者はおしえた
「ん?これ、ゴミ捨て場にあったから持ってきた
こんなにも綺麗だしこれ高いんだよ勿体無い」
っといい人形を見つめる。
「そうなんだー…てっきり勇者ちゃん、人形相手にも性的興奮してもってきたのかと」
っとさりげなくとんでもない発言をした、淫魔
「__って、どうしてそうなったし!?」
そんな淫魔にツッコミ。
「なんとなくう…」
表情変えずに言葉を返す淫魔。
するとそこへ吸血鬼がはいってきた
「おいおい…持ってくんなよそんなもの…」
っといいそれに続きアカマタが
「人形って…魂から宿りやすいからねえ…
どんな理由で捨てたかもわからない人形を拾っちゃうのは危ない気がするな…」
っといった。
「え?そうなの?でもちょっと気にしすぎじゃない?」
勇者はそういい、棚に人形を置いた
勇者はそれをみて、「やっぱ綺麗だなあ」っといい立ち去った。
「……」
それを見る彼ら。
「…あらら、気に入っちゃってるよ…」
アカマタはそういった、
「…しかし…なんだろうねえ…
勇者ちゃんは気に入ってるみたいだけども僕はあの人形…
あまり良い気がしないねえ…」
っと、その人形をみて呟く。
するとそこへ白蛇がきてその人形を見つめた
「……」
白蛇は何かを感じてる模様だ。
冷や汗をかき、手を少し震わせていた
「……あの人形……いえ、考えすぎでしょうか…
…良からぬことが起きなければ良いのですが…」
っと、白蛇がきて意味深なことを口ずさむ。
___一体これからなにがおきるというのだろうか……。
途轍もなく嫌な空気が渦巻いていた…。