官能小説(オリジナル18禁小説)
- Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.170 )
- 日時: 2018/12/27 10:48
- 名前: みけ
そして、アゲハはサトリを茶の間まで連れてきた。
まだ中には入っていなく出入り口前で止まった
「もうッ!やめてよね!!//」
っとアゲハはサトリの腕を離し、真っ赤になりなりながら怒る
「あはっ、ごめんごめん」
サトリは苦笑いしながら手のひらを見せて怒ってるアゲハを落ち着かせた
そしてアゲハはため息をつぎ落ち着いた。
そして出入り口の襖をあけて中へと入った。
ゆっくりと歩きながら会話をする。
「ねえねえ、アゲハくん!何して遊ぶ!?」
「うーん…そうだなあー…ゲームしようか!」
「ゲーム!?ゲームってなんの?」
「最近流行ってる対戦ゲームだよ!すっごく面白いんだから!
人間界がやってるゲームって案外結構面白いんだよ!
この前お兄ちゃんとやったんだから!」
「ほうほう…それで、お兄さんには何回も負けたみたいだねえ」
「…って!心読むなッ!」
「あはは、ごめんごめん〜」
…何気ない楽しげな会話をしていた。
しかし…
その途中に、サトリはあるものに気づいた
「__ッ!?」
サトリはあるものに気づき、一瞬であの楽しさは消えた。
顔面蒼白になり、体が硬直したかのように固まり震えてた。
「…サトリ?」
そんな様子に唐突になりアゲハは声をかけた
「……っ…あ…ああ…」
どんどん震えるサトリ。
とても様子がおかしくてアゲハは再度聞く
「…サトリ?ねえ、サトリってば…どうしたの?」
アゲハは心配になり何度も聞く、しかし返事はない。
なんだか嫌な空気が渦巻く…
アゲハは、サトリの肩を触れようとしたその時__!
「___うあああああああああああああああああッッ!!!」
サトリは突然に大声をだし、ひざまずき頭を抱えて震え出した。
「__ちょ、ちょっと!?サトリ!?どうしたのさ!?」
アゲハは座りサトリの身を揺らして聞く
サトリの声に反応して一斉に勇者や彼らが走ってきた
「__ど、どうしたんだい!?突然!?」
「廊下まで聞こえたぞ…どうしたんだ?」
アカマタとクロネがきく。
そして勇者と淫魔はサトリに近づき…
「サトリ?!どうしたのお?!」
「サトリどうした!?なんかあったか!?」
っと、淫魔と勇者はきく
するとサトリは震えながら震えた口を開き声を出しいった
「…あ…ああ…人形…」
「…人形?」
突然人形といい、勇者は聞く。
サトリは震えながら言い続ける
「…人形…あの人形は…恐ろしい…
ダメだ…絶対にあのままにしては絶対にだめだ…
念が…念が凄まじい…途轍もない…霊気と念と意識を感じる…
聞こえる…声が聞こえる…狙ってる…ああ…」
サトリは震えながらそう言った
「……」
その言葉をきき、不穏に感じた。
心を読める妖怪であり、彼の様子からして嘘をついてるようには思えなかった
そして一斉にその人形をみつめた
一軒、とても綺麗な男の子の人形だが…なんだかとても不気味に見えた
白蛇もその人形をみて冷や汗をかき唾を飲み込んだ。
「ぬ、主様ーこわいよー…」
「僕、いくら妖怪でもこういうのだめえー…」
子狐と子ダヌキは白蛇にしがみつき怯えていた。
「こらこら…あなた達、式神なんですからそんな弱気でいてはいけませんよ」
っと、白蛇がそういうと二匹は「えー、だってー…」っと気弱な声で言った。
そして勇者は震えてるサトリに身を寄せて…
「……とりあえず、外にでようか」
っと言った。
するとアゲハもそれにのって
「うん、そうだね…それがいい…
サトリくん、外にでて遊ぼうよ、ね?」
っと言った。
サトリは「うん…」っと小さなこえでいい…
アゲハに支えながら勇者も一緒になって外に出た。
「……」
そのあいだ、アカマタはその人形を睨むように見つめた
(………やっぱりあの人形…良くないものだったみたいだね)
っと心の中でつぶやく。
すると…
「…なあ、あの人形…どうするよ?」
クロネがアカマタに聞いてきた
「…そうだね、まだ特別なんかあったわけじゃないし様子見だね」
「そうだな…それになんだか勇者は操られて持ってきたんじゃないかと思ってる
いくらなんでも捨ててあったものをわざわざ持ってくるようなアホじゃないしな…」
「……そうだね、僕もそう思うよ
もしこの予想が正しかったら…あの人形、相当やばいよ…
只事ではすまないかもね…」
「……」
おどろおどろしく静まり返る雰囲気。
とても不気味で嫌な空気がさらに渦巻いた……。