官能小説(オリジナル18禁小説)
- Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.174 )
- 日時: 2018/12/28 09:39
- 名前: みけ
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__時間がすぎ、午前2時にさしかかろうとしていた。
勇者は布団に入っていてまだ寝てなかった。
いや、眠れなかったのだ…
サトリの言った言葉と、あの人形が忘れられなくて…
勇者はただ少し不安な顔になりなりながらも目を開けたまま布団にもぐってた。
…真っ暗い寝室で一人きり、いつもならば淫魔が入って来て一緒に寝ようとしたり、えっちしよお!っていってくるのだが…
今日に限ってこなく、なんだか少し淫魔が恋しい気持ちになってた
…時計の針がカチカチっと響き渡る。
そうやってぼーっとしていると…
(___ドスッ)
「__ッ!?」
廊下から、誰かの足音が聞こえてきた。
その足音はどんどん大きくなって行き勇者のとこまで近付いていっているようだ
「……」
勇者は冷や汗をかき、身を少し震わせてた。
掛け布団をぎゅっと握って恐怖に耐えてた。
(…ま、まさか…いやそんなわけ…気のせいだよ、気のせい…
そもそもここの屋敷は人が多いわけだしきっとこの屋敷の誰かだよきっと!)
っと、勇者は恐怖に耐えながらも心の中で自分にそう言い聞かせた。
足音はみるみるうちにどんどん近づいて行ってやがて…
勇者のいる寝室の出入り口の襖の方へと止まった。
「……ッ…」
追い詰められた感じの恐怖感と、走る緊張感。
冷や汗と震えは増していく。
そして襖がゆっくりとあいた
(スッーー……)
襖がゆっくりとあいていき、勇者は呼吸があがっていく。
恐怖感でいっぱいだった。
そして襖が全部あいて、なかはいってきた。
(__いやあああああ!!)
勇者は恐怖に耐えきれず、掛け布団を勢いよく頭までかぶせた。
布団の中でガタガタっと震える。
すると………
「__勇者ちゃん♪」
…っと、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
勇者はそれに気づき頭までかぶせた掛け布団をおろし恐る恐る見てみたらそこには…
____淫魔がいた。
「勇者ちゃん、こんな遅くだけど来ちゃった♪」
淫魔ははにかむような笑顔で言った。
「……っあ」
勇者は一気に力が抜かれたようにほっと安心する。
「…勇者ちゃん?どうしたの?」
淫魔は首をかしげてきく。
「いや、なんでもない…それよりも何のよう?」
勇者は安心した顔で淫魔に聞いた。
「あ〜えっとね〜…勇者ちゃん!えっちしよお!」
っと、淫魔はいつも通りの発言を笑顔でいった。
「はあ!?なにいって…!?//」
勇者は驚く。
けど、淫魔はどんどんせがんできた。
「え〜、勇者ちゃんえっちしよお〜えっちしよお〜!」
っと、猫撫で声で甘えて勇者に寄り添い抱きつく。
「ちょ!//やめい!//」
勇者は無理矢理離し、「はいはいはい、戻った戻った」っと言いながら淫魔の背中をおして強制的に帰そうとする。
淫魔はぶーぶーっと可愛くふてくされてた。
出入り口の方までいき、淫魔を廊下にださせた。
「ほら、行った行った…はあ、全く…驚かせやがって…」
っと勇者は呆れるようにため息をついた。
「……驚く?」
淫魔はすっとんきょんな顔をした。
「足音のことだよ…全く驚いたじゃん…
今は夜中なんだからもう少し静かに歩けよ…」
っと勇者は淫魔に少し説教をする。
すると淫魔は眉をひそめた
「なに言ってるの?勇者ちゃん?俺、足音なんてたててないし、歩いてきてもしてないよ?」
「…え?」
耳を疑うような発言が淫魔の口からでてきた。
淫魔は眉をひそめ困惑した顔で説明をした
「だって俺、羽でパタパタさせて飛びながら来たんだもん
足音なんてたてられないよ?」
それを聞いて勇者は顔面蒼白になり一気に寒気を感じた。
じゃあ…あの足音は一体……?
わけがわからず、ゾッとさせた。
そして勇者はふいに下の方に目を向けた
するとそこには…
___廊下の寝室の襖からわずかな距離の方にあの人形が何故かおいてあった。
「……ッ!?」
勇者はそれをみて全身血の気がひくようにゾッとさせた。
「…な…あ…なんで…」
人形はもともと、一階の茶の間の棚に飾ってたはずだ…
なのになんでこんなところに不自然においてあるんだ?
誰かが置いたのか?じゃあ誰が?なぜ?
あの足音は?
色々と疑問が膨れ上がる…
空気が重くなり緊張感がはしり不穏な空気となった。
「勇者ちゃん?」
勇者の様子に気づき淫魔は首をかしげて聞く。
すると勇者は重たい唇をゆっくりとあけた
「…ねえ、淫魔…あの人形…いつからあった?」
震えながらも淫魔に聞いてみた
すると淫魔は…
「ん〜……知らな〜い…」
っと目を丸くすし答えた
「…そっか」
勇者はそういった。
すると何かに察した淫魔は急にニヤニヤさせてた。
「もしかして勇者ちゃん怖いの〜?」
「…え!?」
別の嫌な予感が感じた。
そして淫魔は楽しそうに攻めてくる
「このままじゃ尚更一人で寝れないよね〜?
俺が一緒に寝てあげようか?それともこっちにくる?
アゲハもいるしいい男いっぱいいるし囲まれて怖くないよ〜」
っといい、勇者を引っ張って無理矢理こさせようとする
「いやいやまて!まだ誰も行くとはいってないだろ!?」
抵抗するが聞かない淫魔
「もお、照れちゃって〜♪カワイイ…//」
「うるさい!てかどこ触らせてんだ!」
右手にはそそくさに淫魔は自分のペ◯スをズボンごしに触らせた
「はあ…//おち◯ちん触れば怖い気持ち減るでしょ?//」
「やめい!別の意味で怖いわ!//この発情魔が!//」
「はあ…//忘れさせてあげるからこっちにおいで…//」
「どこに連れて行く気だ!?やめろ!うあーーー!?」
そのまま勇者は淫魔に部屋まで連れていかれて、夜を過ごした。
もちろん、あの勢いに乗せられてえっちはしてしまった。
そして例の人形は、朝になってもとの場所に戻しておいた。
一体昨夜のはなんだったのだろう…
あまり考えたくはなかった。深入りはしちゃいけない気がしたから……