官能小説(オリジナル18禁小説)

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.176 )
日時: 2018/12/29 08:43
名前: ミケ

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__夜、11時54分の頃だった。

もうすぐで12時になり今日が終わる頃だった。


人形寺の方では、色んな訳ありの人形がおいてあり…
その中に混じってあの人形も置いてあった。


坊さんは、一人でて片付けをしていた。


…静かで何事もない夜…。


人形がおいてあるとこに…あの人形の目は閉じていたが…
0時00分にはった瞬間、人形の目が勝手に開いた__。


そしてなにやら動いてた。

まさかの人形は一人で勝手に動きだしカクカクっとなって…歩いてきた。


歩くたんびに髪の毛が不気味でうごめく


(ギシッ…ギシッ…ギシッ…)
「…ユ…ウ…シャ……チャン…」


っと、苦しそうな声をだして勇者の名前を呼ぶ。


まだ坊さんは気づかない。

坊さんの後ろの方から、人形が歩いてきた。

「……ッ」

坊さんは何かの気配を感じ、恐る恐る後ろを振り返ってみた

「……ッ!?」

坊さんは、人形が歩いてきたところを見て驚き顔面蒼白になる。手が震える。


そして…

「あの子のとこに行ってはいかーーん!!」

っと大声をだし駆け出し、人形を止めようとした。
するとその瞬間…


「__ッ!?」

突然、坊さんは倒れて身動きができなくなった。


「…あ!…かは…あ…!」
(…しまった…!?金縛りだ…!?)



坊さんは突然の金縛りにより手足すらも動けない状態になり、
声すらも出せなかった。

ただただ、人形を見ることだけしかできなかった。



(…ダメだ!行っては!あの人形を行かせてはならん!!
戻れ!人形よ、戻れえええ!!)


坊さんは、目の瞳孔が開かせて身を震わせながら心の中で大きく叫んだ。
しかし、人形には届かず…そのまま何処かへと行ってしまった。



……その一方、屋敷のとこでは…


白蛇が一人でいた。

すると突然に電話がかかってきて、白蛇は受話器を受け取り電話にでた

「はい、もしもし?どちら様ですか?」

何気ない声ででると
その電話の向こう側は……


「…白蛇さん!大変だ!人形が!人形が何処かに行ってしまった!」

なんと人形寺の坊さんだった。

人形が出てった後、金縛りは解いだらしく。すかさず急いで白蛇のほうに電話をかけた。

坊さんはとても焦っていた。

「え!?人形寺の坊さんどうしたんですか!?人形がどこかに行った!?
どういうことですか!?」

白蛇は混乱してた。


そして坊さんは一旦落ち着いて冷静に説明をした


「…実はあの人形、動いて何処かへ行こうとしてた…
そこをたまたまわしが見つけて止めようとしたのだけれども、
突然強い金縛りで動けなくなった、おそらくあの人形がかけたのだろうな…
ここで問題なのだが…
後で調べてみたんだあの人形のことを、
あの人形…結構前のものらしい、もう何十年も前の古い人形だ
結構強い力があるように見えるし、怨念も伊達ではないぞ
あのままにしとくと大変なことになる
おそらくあの人形は今、そちらの屋敷にいるあの子のとこに行くと思うぞ!?
ワシも後から向かう、そちらは結界を張ってあの子を守ってくれ!
かなり慎重にな、気をつけなければあの子は連れていかれるぞ!?」


坊さんは、途中から強い口調で話す。
それを聞いた白蛇は冷や汗をかく

「……ッ!はい、分かりました!」

白蛇はそういい、電話を切った。

こうしてはいられなく、白蛇はさっそくみんなを呼んで集めさせた。



−−−−−−−





___淫魔、吸血鬼、アカマタ、クロネ、アゲハ、シフォン、雪男…
そして勇者…。


みんなが集まり白蛇の話を真面目に聞いた。

「いいですね?今夜は充分に警戒態勢とします!
あの人形はここにくる!つまりは勇者さんがねらわれてます!
勇者は連れていかれる可能性があり慎重に行う義務があります!
なので勇者さんは大広間の部屋に今日は過ごして下さい
そこなら安全ですし、結界もはっておいきます
けれど決して電気を付けたり、できるだけ物音をたてたり大きな声は出さないでください!明かりは懐中電灯だけです、いいですね?」

っと勇者のひうをみて指示した

「 はい、わかりました…」

勇者は不安な顔でへんじをした。

「次に吸血鬼さんとアカマタさんとクロネさんは、この屋敷の中を警備してください」

「ああ、わかった…」
「 了解」

吸血鬼とクロネはそう返事した。


「 次に淫魔さんとシフォンさんと雪男さんは外のほうの警備を!」

「OK!」
「分かりました〜」

淫魔とシフォンはそう返事した。


「次にアゲハさんは勇者さんと一緒にいてください」

っと言うと、アゲハは目を丸くした

「 え?僕が一緒に?」

少し驚きながらきく、

「ええ、そうです!決して一人にはさせない方がいいかと
何かあった時のためアゲハさん、あなたが勇者さんのそばにいてください!」

「…っ、うん、まあいいよ?なんかあったら大変だしね」

っと少し照れ臭くなりながら言った。

すると…

「ひゅーひゅー、羨ましいねえ、勇者と二人っきりだぜ?
良かったじゃねえか」
「アゲハー!そのまま勇者ちゃんアタックしちゃえー!」

っとクロネと淫魔がアゲハをからかった。

「ちょ、ちょっと!?//なにいってんの!?今それ関係なくないッ!?//」

アゲハはそんな二人に真っ赤になって大きな声でいった。


「それはともかく、さっそくやるかあの坊さんが来るまでの間ってことだろ?」

吸血鬼は白蛇にきく

「ええ、そうです…その間私もしっかりと対策します
皆さん、相手の力はとても強いです… くれぐれも気をつけてください」


っと白蛇は冷静に強く忠告した。

そして一斉にそれぞれのことをやった。

淫魔とシフォンと雪男は外側。
吸血鬼とクロネとアカマタは屋敷内。

そしてアゲハは勇者のそばにいて、勇者はしばらく治まるまでは静かに待機だった。