官能小説(オリジナル18禁小説)

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.26 )
日時: 2016/05/19 00:32
名前: みけ

モンスター男子三匹目
【(種族:妖怪)___吸血鬼(ヴァンパイア)】





____淫魔に無理矢理吹っ飛ばされてようやく…
吸血鬼の住む館までたどり着くことができた。




もう、辺りは暗く___夜になってしまっていた。








私は、とりあえず……


この屋敷の中を淫魔と一緒に歩き進み吸血鬼のいる部屋を探した。





中は真っ暗だが……。

赤いカーペットが廊下中に敷いてあった。


そしてまさしく館っといった感じの無数の窓に長い通路、大きな建物
洋風な雰囲気であった。






そして……。


__とても不気味であり、今にも何かが出てきそうな雰囲気であった……





「わあぁ……な、なんかでそうだなぁ〜……」

っと、何気に少々怯えながらそう口ずさむと……。


「…ん?なにが…?」
っと、淫魔が聞いてきた。



「いや、何がってそりゃあ決まってんだろ…?
幽霊だよ、幽霊」


「ふぅ〜ん……」






……………すると。








『___うわぁッッ!!!』
「____ぎゃあああああああああああ?!?!」


___突然なんだ?!…っと思い後ろを振り向くと



そこには大きく両手をぐわーっと上げて驚かした淫魔がいた。


つまり、先程大きな声を出して驚かせたのはこいつ(淫魔)だった……。






「お?!己!この悪魔ヤロオオオオオオ!!
突然なにしやがんだあああああああああああああ!!!」

「あっはは!どお?驚いた!?驚いたぁ?!」

っと、イキイキしながら言う淫魔。



こっちは怖くてびっくりしたというのに……

何がそんなにたのしそうなんだ…この悪魔は…

っと思い、少し不機嫌になる勇者であった。


「お、驚いたって……お前……
そりゃあ驚くわああああああ!!心臓に悪いからやめろおおお!!」

「あはははー!ごめん、ごめん!
そんなに怒らないでよぉー、もー勇者ちゃんは相変わらず可愛いんだからー!」

「も、もう二度とするなよッッ?!」

っと、少し挙動不審になりながらもいった。






そして、ふっと正面に体を戻すと……



「……ん?」




なんと、奥の部屋のドアが少し空いていたのに気づく。