突然っと……怒声の大声が聞こえてき、一斉に勇者と淫魔は飛び跳ねたかのように大きく驚いた。
気まずくなりながらも…私と淫魔はその声のものをみる。
すると………
その声の者は棺桶から出てきたものと気づいた
「……全く、人(?)が寝ているところ…ギャーギャーギャーギャー騒ぎやがって……」
っと、ぐちぐちいいながら重たいように体を起こし棺桶からでようとする動作をしていた。
すると、中からなにやら、その男の姿が見えだした。
「まあ、この俺は夜行性型の妖怪だから良かったものの…もしもそうじゃなかったらブチ切れもんだったぞ…」
___ついに姿がはっきりと見えた……。
白髪の髪。
緩く捻じれてて、左サイドに髪をまとめて結んでた色白で瞳が紅い綺麗な顔立ちをした日系の男性。
黒いマントを羽織って、いかにも紳士っぽくみせている妖怪……
____吸血鬼≠セった…。
「___ッ?!きゅ、吸血鬼?!?!」
私は__その、吸血鬼を目撃し……驚く。
ついに会った……。
あの、S級大妖怪であり、カリスマ性をもたらす西洋妖怪のスター
_____吸血鬼(ヴァンパイア)に……。
あまりの衝撃的に緊張が走る………。
いくら王様の命令であっても、あの吸血鬼なのだから……
すると……その吸血鬼は目をパチクリさせ口を開いた。
「……それよりも……お前達はなんなんだ…?
なぜ俺の屋敷に……?」
なぜここにいるのか不自然に思っていた吸血鬼が問いただす
私は、そのことに思い出し…
少し挙動不審ぬなりながらも、その訳を吸血鬼にはなした。
「……あ、わ、私は勇者だ!そしてこいつは一応味方のインキュバス!
……で、わ、私たちはなぜここにきたかというとそれは、王様のご命令にだ!」
「王様のご命令………?」
「そ、そうだ!私、女勇者は!吸血鬼であるお前を倒すためにここまでやってきた!!」
ビシッと吸血鬼の方に指をさし、震えながらも言い放った。
「俺を……倒す……?」
すると………。
それを聞いた吸血鬼は突然っと笑出す。
「……ククク………」
「___ハッハッハッハッハ!!」
突然っと大きな声で笑をあげた……。
そして吸血鬼はこちらに向かい嘲笑うかの如く私らに言い放つ。
「___はぁ?!俺を倒すぅ?誰が?まさかお前たちがー?
ハハハッ!!ないない!
だってよくよく考えてみな…?ただの人間の女勇者と…
それの付き添いである、低級悪魔のインキュバスだぞ?
どう考えてもS級大妖怪であるヴァンパイアの俺に敵うはずがないだろう
そんな、つまらない冗談はやめてくれ」
っと、なんとまあ……
本当のことだが……まるで馬鹿にした態度をとる吸血鬼なのであった。
まあ、確かに……
初めっから吸血鬼などに今のレベルで敵うなど全然思ってはいなかったが……
「いや!冗談ではなく事実……
まあ、私も敵うなんて思ってはいなかったけど……ほんとうに王様のご命令でそうなったんだ…」
「ふぅ〜ん……
じゃあ、その王様のご命令で、なんでお前達がこの俺を倒さなきゃいけないことになったんだ…?」
「…あ、それは……」
それは……。
そのことを話そうとしたその時、割り込んで淫魔が代わりに説明がをしてくれた。