官能小説(オリジナル18禁小説)

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.40 )
日時: 2016/06/28 01:44
名前: みけ


……っと、何時もながらの馴れ合いをする勇者と淫魔…。


それを、呆れたかのようにちょっと引いた感覚黙って見つめていた吸血鬼だった。




___すると。






『__あら…?もう、いいのかしらぁ〜?』


っと、突然に、後ろの方から何やら、男性のおネェ口調である声は聞こえてきた。

ふっと、その声に気づきみるとそこには……



__あの、森の中で少し姿を表した…紫色のねじれたロン毛髪、魔女のような黒装束にマントを羽織った男がそこにいた……。





「___はぁ〜いっ♪……ごきげんよう……」


……っと、清々しい感じで挨拶をしてくる。

見た感じ……オカマっといっても、外見は女装もなにもしていないただの男性、そして、化粧はしていてかなりの美形であった。



「……え?お、お前……誰?」


私は、突然っときたその男に驚き問いかけてみた。



「……え?アタシ……?
アタシは魔男(まじょ)よ……うふっ♪ヨ・ロ・シ・ク///」


「___っえ?!魔女?!」


その男___。



自分のことを魔女っというが…私はそのことについ驚いてしまった。



なぜ驚いたかとそれは……

次に、吸血鬼の言葉ででた。


「おいおい……魔女って…あれは普通女なんじゃねーの…?」

っと、吸血鬼が私が驚いたことの理由を代わりに口にした。


そう。魔女に問いかけた吸血鬼……。


すると……。



「それもそうねぇ〜……
でも…アタシは魔女は魔女でも……男の魔女よ…♪」


『__ッ!?』


__一斉にその、男の魔女っという言葉に反応をした。


魔女はそのまま…色々と語り始めてくれた…。



「…そうっ!アタシは男の魔女!
本当は女に産まれてくるはずだったのに…何故か男として産まれてきてしまった哀れな魔女なの……」

そのことを聞き、三人は少々引き気味で…我慢しながら聞き続けた。


「__心は女!__体は男になってしまった…なんとも悲しい悲劇的な魔女なのよおお!アタシは…!
…でも、アタシはこれはこれでいいっと思えたの!
それはね…だって実際こっちの方が楽しいからよっ♪うふっ♪」

「「「__っえ…?!」」」

___まさかの言葉で、三人一斉に同じ言葉が漏れた。


「……っと、いうことで…!
心は女で体は男の魔女…!
魔法の魔≠ニ男≠チとかいて…魔男(まじょ)≠謔チ♪
どうぞ、よろしくねぇ〜んっ♪」



っと、ニコニコしながらお人好しく挨拶をしてきた魔男だった。


「……は、はぁ……」

私はそのことで、どう反応したらいいのかがわからない気持ちであった。


一方、淫魔も吸血鬼も同じ気持ち……。




そして、恐る恐るな感じで淫魔は口を開いた


「……ほう……ってことはつまり………」







『__オカマ魔女か…』
っと、淫魔だけではなく、吸血鬼までもが一緒になってそう解釈し口にした。



___すると……。




『____オカマ魔女っていうなああああああああ!!!!!』

っと、さっきまでの声とは違う…ドスの効いた男らしい低い声で怒鳴り散らした。

「「……す、すみません…」」

っと、淫魔と吸血鬼は頭に汗を垂らし、魔男の破壊力に押されて謝ってしまった。



……そして、魔男は声を高いおネェ声に戻し……
まだプンプンっと不機嫌になって怒っていた。


「全く!近頃のモンスター共ときたら__!」

「「す、すみません……」」


っと、同じ繰り返し。そして、我に帰る淫魔と吸血鬼……。
「なんで俺たち怒られてんだ…?」
「……さぁ?」


っと、魔男の聞こえないぐらいの声の音量で小さく呟く。






そして……。
「まぁっ!いいわ__!」
っと、魔男は気を取り直した。





そして、不機嫌さはなくなり……通常に戻した。




「……それよりも……
貴方達がここまでくるまでの道のりを遠くからじっくりと見させてもらったわ___!」

っと、突然…そのような発言をしてきた。


「……えっ?!」

その言葉をきき、びっくりして反応した。



「見させてもらったって……ことはつまり…?!
私と淫魔が吸血鬼の屋敷に行くまでずっとなのか___?!」


「…ええ、その通りよ__!!
貴方が、垢嘗に襲われてそしてここの吸血鬼の屋敷までたどり着き…
そして、セ○クスが終えるまでずっとよ__!!」

っと……

胸を張って威張っているかのようにカミングアウトをしてきた。



「え、ええええ?!?!ちょ、ちょっとまって?!
って、ことはつまり………」


__そう、つまり………。





あの時……。


まだ、森の中にいたときに感じたあの気配はこの魔男であったことに気づいた。


「___あの時森の中で感じてた気配はお前だったのかッッ?!?!」


っと、声を大にして驚き聞いた。



「ええ、その通りよっ!
流石は勇者ねぇ〜……まだなにも力がなくてレベルが低くても…大事なところはしっかりとしているのね…偉いわぁ〜」


「え…あ、ああ……」


何故か褒められて、言葉を積もらせた。



そして、何気にそれを聞いていた吸血鬼は。



「……なんだ、お前……
ここにくる途中、襲われていたのか…?」

っと、そっちのことで反応し、聞いてきた。

「え、あ…まあ……」


曖昧な返事方をする私…。


すると、魔男はそのことで、たんたんと吸血鬼に聞かせてきた。