……え?
なんでだ……?
なぜ、その反応をする……?
も、もしかして____……
(………私、これもしかして地雷踏んじゃったか…?!
聞いてはいけないことを聞いちゃったのか?!コレ__?!)
……まさしく…嫌な予感を感じた……。
何やら、雲行きが怪しかった。
一気に空気がどっしりと……重くなって緊張感に包まれたかのような雰囲気になった。
___さっきまでの鮮やかな空気はなくなった…………。
そして……
魔男の口元がニヤリっと歪み始めた……。
私はその様子をみて……
(__あ、これ本当にマジで聞いてはいけないことを聞いちゃったよ!!
地震踏んじゃったよ!!完全に悪いフラグがビンビンだよっ!!)
っと、心の中で早口にツッコミ___。
そして、気まずくなり口元が歪み引きつった顔になってしまった。
そして____
そのフラグが回収しようとした。
魔男は、ふっとこちらに顔をあげて見つめ___
顔つきは先ほどとは違う………
黒くて__虚ろな目をし__まさしく悪役≠フような企みの表情をし始めた__。
そしてその顔のまま口を開き__
「……うふふふふ〜……アタシが仲間〜?
あらやだぁ〜…残念…♪
お・お・ハ・ズ・レ…うふっ♪」
「__っ?!」
魔男は、そう自ら言った…… 。
「アタシは、貴方達の仲間じゃないわよぉ〜?
むしろ、その逆……
アタシは、敵よ、敵…♪」
「___敵?!」
__その、敵っということに相当驚いた。
まさか……敵?!
っていうことはつまりこいつは…………。
「うふっ♪その通りよ…勇者ちゃん」
「__ッッ?!」
___こいつ、私の心の中を読んだというのかっ?!
いや、もしかして……。
気づかれた___?!
そして……魔男はその企みの顔のまま、語り始める
「……うふっ♪わかりやすい子…
…そう、その通りよ、間違ってないわ〜……
___そうっ!アタシは貴方達の敵のお仲間の一人の__魔王様≠ノ使われし__下僕の魔男よ〜…
つまりは……貴方達には厄介な敵の組織がいて…
貴方達の邪魔をする者が存在しているの…
もちろん、世界制服の企みもしていて、人間共を困らせ恐怖のどん底に陥れようとする計画よん…♪」
「「「___ッッ?!?!」」」
___魔男のその計画を聞き、相当びっくりした。
それは、私だけじゃなく…淫魔と吸血鬼もだ。
そして、それを聞いた吸血鬼は急に攻撃的になり魔男を睨み口を開いた
「……っと、いうことはつまり……
貴様らは俺たちの敵っということか……
それで、その敵である貴様が俺たちに何の用できたんだ……?
とっとと言わねーと……蹴りで貴様の首を落とすぞ__!!
俺はパワー型の妖怪だからな…しかも夜、夜中は最もヴァンパイアが自分の力を発揮できる時間帯だ……ほらっ!首を落とされたくなければ、さっさと言え!!」
っと、相当攻撃的になっていた………。
「あらあらぁ〜……こっわぁ〜い…
さすがは吸血鬼なのねーお強いわぁ〜……
でも、安心して……
今日は別に貴方達と戦いにきたわけじゃないの
ただのご挨拶…♪」
「ご挨拶……?」
「そう__ご挨拶よ……♪
それに、今の貴方達のレベルじゃ、このアタシを倒すことなんてできないわぁ〜」
「……そんなの……やってみなければわかっ___!!」
……っと、特急に吸血鬼が攻撃的しようと飛び込んで行った瞬間__
「___っっ?!」
突然に魔男の姿は消えた___?!
いや、消えたのではない……
一瞬の隙に、窓へと飛び移ったんだ。
「……だから今は争う気なんてないっていったでしょぉ〜?
まぁ、いいわ……
これからこのアタシが貴方達の敵であり、人間共を様々なやり方で困らせて貴方達の邪魔をしてみせるわ…
せいぜい、無駄な冒険をしていればいいわ〜」
「__っ?!まてえ!!」
「__なんだとぉ?!」
吸血鬼が引きとめようとし、淫魔は腹が立ち噛み付いできた。
___そして……
「……ちょ、ちょっとまて!!
なんか色々とありすぎて頭がまわなんないよ!
お、お前が敵だってことはわかったが!な、なんで__?!」
っと、混乱してわけわかんなくついていけばい私は…
帰って行こうとする魔男を引きとめようと質問を問いかけた。
すると……魔男はこちらに振り返り、質問に答えてくれた…