官能小説(オリジナル18禁小説)
- Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.78 )
- 日時: 2016/07/29 03:19
- 名前: みけ
【プロローグ】
___ある、朝の日……。
ベットの中に眠っていてまだ起きていない勇者がいた____。
「___おい、勇者…」
なにやら、勇者を呼ぶ…聞き覚えのある男の声がした…。
「勇者……」
また、もう一度呼ぶ…。
けれど、勇者は全く起きない…。
「おいっ!勇者ッッ!!」
今度は強く呼びかけてきた。
「ん〜……」
その声に気づきようやく眠りから覚め、ゆっくりとまぶたを開き起きてきた。
一瞬だけ、視界がぼんやりとしたが……ようやく見えてきて。
そして………。
「___おい、勇者…さっさと起きねえと…熱いキスするぞ……?」
っと、目の前に吸血鬼がいて、私を押し倒したような感じの体制でいつものサディスト発言をした…。
「___っきゅ?!吸血鬼いいいいいい?!?!」
私は思わずびっくりして、飛び起きた。
すると今度は………
『___ゆう〜しゃ〜ちゃああああんッッ!!!』
『___わっひゃあッッ!?!?』
すると今度は、突然に入口のドアを勢いよく開けてきて淫魔が飛び出してきた。
淫魔は、羽をバタバタっとさせ飛び、笑顔で元気良くこっちに向って
私におもいっきし抱きついてきた。
「勇者ちゃんおっはよおお!昨日はすっごく良かったねえええ!
あ〜んなに!イケメンな男に寄って集って群がれてめちゃくちゃいっぱいエッチなことできたもんね〜!」
っと、淫魔はギュウギュウスリスリっとし、早口で嬉しそうにハイテンションで言ってきた。
「うるせええええ!悪魔あああああ!!
別に嬉しかねーよ!めっちゃ体力使ったわアホ!
ってか、朝っぱらからベタベタしてくんな〜〜!///」
「もお〜!照れちゃって〜!///可愛いんだから〜!//
勇者ちゃんは体力ある方なんだしあのぐらいじゃ平気でしょ〜?
それよりも〜!海行こうよ〜!海〜!」
「はぁっっ?!おま、なにいって?!
……ってか、海!?!?」
「うん!そうだよ!海〜!行こうよ〜!
一緒に行って海で遊ぼう〜!」
「……えっ?!ちょ!まっ!あ、遊んでる場合じゃ……!?
って……
_____アアアアアアアッッ!!!」
勇者は、まんまと……淫魔に無理矢理にへと引っ張られて強制的に連れていかれました……。
______。
(……っ!な、なんだかんだいって…つい、あの勢いに流されてついて行ってしまったな……)
っと、勇者はちょっと屈辱的な気持ちになりながらも心の中でつぶやく。
…そして周りは、白い砂浜に、青く綺麗な海。
夏にぴったしな光景であった……。
(…しかし、まずい……
水着…持ってきてなかったな……)
っと、また心の中でつぶやく。
一方、淫魔と吸血鬼はちゃんと水着を持ってきてたらしく、
その海パンを履いて二人で海で遊んでた。
「あれ〜?吸血鬼〜?お前、全然遊びに乗り気じゃなかったのに
水着持ってきてたのかよ〜?」
淫魔は吸血鬼の方に指をさし、煽る。
「ふんっ!何も俺は別に遊ばない…っと言った覚えはないぞ…?
遊んでる場合じゃない…とはいったけどな」
っと、そっぽを向きえらそうな態度で淫魔の煽りをかわした。
「…いや、どっちも似たようなもんだろ……
っていうか、お前吸血鬼のくせして日光大丈夫なのかよ…?
すっげー今更だけどー……」
「俺は、ゾンビ型の吸血鬼ではなく…ドラキュラ型の吸血鬼だ…
だから、たとえ日光を浴びてもただ弱体化するだけで生命にはなにも影響はない」
っと、吸血鬼は淫魔の疑問に対しクールに言い返した。
「…っち、なんだよ…つまんねーの……」
っと、すこしふてくされる淫魔。
そして、淫魔はガラッと態度を変え、急に今度はこちら(勇者)の方に顔を向け、大声をだした。
「おーーい!勇者ちゃーーん!なにしてんのー?
早く着替えて一緒に遊ぼうよおー!!」
っと、手を大きく振って笑顔で聞こえるぐらいの大声で声をかけてきた…。