官能小説(オリジナル18禁小説)

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.83 )
日時: 2016/08/02 03:42
名前: みけ

「僕と付き合った方が良いよっ!
きっと僕だったら、今一緒にいるインキュバスよりもずぅーっと!
貴方のことを愛してあげる!良くしてあげる!守ってあげる!!」

「__えっ?!えっ!?//」

「貴方が望むことなら僕はなんだってするよ!
僕は結構サービス精神強いからねっ!
もちろん!どんなエッチなことでもやってあげるっ!」

「えっ!?えええ!?あっ!ちょっ?!アゲハ?!」


どんどんいきいきしながら攻めまくるアゲハ。
一切止まることもなく、慌て出す優者…。



そして………。



「だからね…………
だから……





____今一緒にいるインキュバスとは別れて?……」



___っと、またそのことを言った。


「……え」


やはりまた、時間が止まったかのように唖然となり呆然とする……




けれど、アゲハは止まらなかった


「ねえ!お願い!今一緒にいるインキュバスとは別れて!優者!」

「え……あっと……その…」

返答に困った……。

その曖昧な返事方をする優者をみて、アゲハは不安な顔をする

「どうしたの?もしかして、嫌なの?」


「いや…べつに嫌とかそう言うんじゃないけど……
その…ど、どうしても一緒だとダメなのか……?」

「………え?」



私は、はっきりしない感じにおもった疑問をアゲハに問いかけた。


すると、アゲハの口からでた答えは……




「……っ!べ、べつに…… ダメっていうわけじゃないけど…
その…なんか僕は嫌かなーって……」


っと、こちらの曖昧な回答だった。

族的にはダメなのではなく…ただ、アゲハの感情的には受け付けないだけだった。


「……そっか」

「……」



なんだか一気に気まずくなり重たい雰囲気になった……。


お互いにいったん黙りこんでしまったが……
アゲハはどうにか口を開きしゃべった。



「……ッ!
なに?そんなに嫌なの…?」

っと、突然にアゲハはすねりだした。


「そんなに今一緒にいるインキュバスの方がいいの?
今のインキュバスで満足なの?
今一緒にいるインキュバスでほんとに満足なの?!」

っと、感情的に聞いてきた。

「……!」

私は……

アゲハのその言葉を聞き、反応した……


そして考え出した………。







(……今一緒にいるインキュバス……アイツ(淫魔)を……
………ッ!!)




そして一気に難しい顔になり考え込む…



(確かに、私はいつもあいつに悩まされてた…
そしていつもいつも巻き添いにされては、色々っと大変なめにあった…
変な物語や、変な設定にさせたのもあいつが元凶だし
しかもおまけに反省の色もなく勝手に変な計画までもたてやがるし
とんだ悪魔やろうだった……


………だけど……







___だけど、なぜだが憎めないし、離れたくないっという気持ちの方が強い……何だかんだいいつつもあいつも……)




____そう、あいつ(淫魔)も……。











《____根は良い奴で、素直で……
結構可愛げのある良い男だからな………》




「……」





色々と、淫魔のことを思い出し、考えた結果が……

そういった、暖かい答えがでた……。


いくらとんだトラブルメーカーな悪魔野郎でも…
それでも、黒い部分なんてない…汚れた心をもってない


ただ無邪気でおてんばで、裏表もない、

案外たのしく、イイコで……可愛げのある良い男………


っと、いう答えがでた……。


つまりは、私にとってあいつは、決して欠けがえのない

大切な仲間≠セということだった_____。