官能小説(オリジナル18禁小説)
- Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.84 )
- 日時: 2016/08/09 04:24
- 名前: みけ
……そう思い、凄く温かな気持ちになった……。
____すると……。
『……ッチ』
「___ッ?!」
すると、突然……
アゲハは不機嫌な顔になり、なにやら急に舌打ちをした。
(…え?!…い、今…アゲハ舌打ちした……?)
まさか、今まで舌打ちをするような子には見えなかったので…
迂闊に反応し、耳を疑い吃驚した……。
すると、急にアゲハはそっとこちらに近づき……
魅惑な目つきをし、覗き込んだ………
「……ねえ…勇者………
僕の目……見て…………」
(………え?)
突然にして、急に目を見てっと継がれた。
そしてその言葉に反応し。つい私はアゲハの目を見てしまった……。
___綺麗に惑う紅い色の瞳……。
___妖しくも相手を惑わす、魅惑の表情……。
その、妖しくも不思議な雰囲気を放ち、相手(勇者)を誘い込んできた………
『__ねえ……勇者……
この僕の目を見て…嘘をついてると思う?
この僕が、貴方を惑わしてるように見える…?』
っと、アゲハはそう囁きかける……。
そして…その、アゲハの目を見ているうちに
なんだが、頭がぼんやりっとしてき、終いに……
なにやら操られているかのように…一瞬にして…
勇者の瞳が虚ろに変わっていった____。
そう……つまりは、催眠術≠チといったものだ…。
アゲハの目から、なにやら人には見えない電波のようなものが
グワングワンっと……飛び出していた。
つまりは、これがその催眠術だった… 。
「……ねえ、勇者…///
僕は貴方のためならどんなことだってしてあげるよ……
ほらぁ……
こうやって、貴方を抱きしめてあげられるし………」
っと、そういい……
催眠術に掛かった勇者をそっと…
自分の胸に押し当てて、優しく抱きしめた………。
催眠術に掛けられたままでも…
アゲハの温もり、匂い、感覚、鼓動……
全てを感じられた。
それはとても暖かくて、良い匂いがし、心地良い…… 。
「……」
催眠術に掛けられ、なにも喋れない勇者…
そして、その可愛らしい彼(アゲハ)の表情から
悪魔らしい、企みの表情が少しだけ表した………。
「ふふっ……
ほら……
早くこの僕を選んで……勇者…」
っと、小さく囁きかける。
そして、勇者は……
わずかな意識で
(……アゲ… ハ……)
っと、心の中で彼の名前を呟いた____。
___勇者がまんまと、他のインキュバスに催眠術を掛けられて、
今にも奪われそうになっている、その頃の海にいる彼ら達はというと………