官能小説(オリジナル18禁小説)
- Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.89 )
- 日時: 2017/02/25 15:10
- 名前: みけ
っとアゲハは物凄くヒステリー起こしながら高速で怒鳴り散らし説明をした。
それを聞いた外野たちは……
「…あっー……そりゃあ、この淫魔野郎が悪いわ…」
と、吸血鬼は冷静にアゲハの味方をした。
「__え!?ウソなんで!?だって今までのアレはまだ子供の頃の話だよ!?人間界に降りて…以外は!」
淫魔は驚き戸惑う。
しかし…
「いや…子供の頃の話であってもどっからどう考えてもおめーが悪いだろ…」
「……淫魔くんってば、案外意地悪なお兄ちゃんだったんだね…」
っと、吸血鬼に続きアカマタが少し引きながらいった。
「えっ!?えっえっええ〜!?ちょっとアカマタさんまでぇ〜〜!!
ていうか別に俺いじめてたわけじゃないよ!?ほんとだよ!?」
「…それ思ってるのは実はお前だけな」
っと、吸血鬼は冷たくつっこむ。
(……はははっ…ていうか、アゲハの言ってたお兄ちゃんってうちの淫魔のことだったんだな…通りで……)
っと、勇者(私)は心の中で呟く。
そして、淫魔と吸血鬼はまだまだ言い合いをしていた。
アゲハを置いてけぼりにして。
そして、アゲハを置いてけぼりにしながらたんたんと淫魔と吸血鬼、たまにアカマタやクロネも入って言い合いをしてる中…
アゲハはイライラして身を震えていた。
そして………。
『___こっらあああああああああああ!!!
あんた達僕を無視するなああああああああああああッッ!!!!』
っと、まるでライオンが威嚇したかのような大きな怒声をあげた。
その怒声に気づき言い合いは治まり、耳を抑えた。
さっきのアゲハのデカイ声で鼓膜がキーンとしたらしい。
「……ッ、…て、ていうか…お前…
コイツに仕返ししたいって言っても一体なにするつもりなんだよ…?」
と、吸血鬼が耳を抑えながら少し苦痛な顔をしてアゲハに聞いた。
「ふんッ!そんなの簡単!
僕達インキュバスの能力さえあればすぐにできることさ!」
アゲハは胸を張り不機嫌に言った。
「………能力?」
アカマタは疑問げにきく。
「そう、能力!
お兄ちゃんの女であるこの勇者をインキュバスの能力で支配し手に入れるわけ!すなわち、略奪するってことさッ!!
そうすれば勇者はこの僕にメロメロになってお兄ちゃんをギャフンって言わせられるでしょ?」
っと得意げに自身持ってふふーんって感じに説明した。
それを聞いた外野たちは沈黙し唖然……。
吸血鬼は呆れた表情をした。
「…おいそれ…その狙った勇者本人に目の前で言うか……?
その言った台詞でもう完全に勇者に企みがバレてんぞ?」
っと、冷静に突っ込むと…
『____ッッ!?!?』(ビッシャー!!)
それを聞いたアゲハは猛烈にまるで雷が落ちたかのように不意をつかれ気が付きショックを受け固まった。
「……」
気まずい雰囲気になる。
アゲハは固まったまま、冷や汗をダラダラとかく。
そして………
「……あ〜……やっぱり、私は利用する道具だったってことかな…?」
っと、私は苦笑いしながら棒読みでアゲハに聞いた。
「……ッ!?」
その言葉を聞いたアゲハは追い込まれたかのようにビクッとした。
「……あ〜、こりゃあコイツもアレだわ、兄貴と一緒のアホだわ」
っと、吸血鬼は呆れ呆れに言う。
「…え?」
それを聞いた淫魔は一瞬吸血鬼の方に向く。
そして、他は吸血鬼の言葉に納得。
「…ぐぐぐ」
めっちゃくちゃ悔しがり歯を食い縛るアゲハ
そして………
「__そ、そうだよ!!お兄ちゃんに仕返しするためワザとアンタをたぶらかして利用しようとしてたんだよ!!
それでなに!?なんか文句あるぅ!?」
「え!?ええ!?」
完全に開き直って逆ギレするアゲハ。
そして、アゲハは私に近づき文句をいう
「ていうかさあ!アンタ!
なんでチャームかけられてるのにすぐにチャーム解けちゃうわけえ!?
僕って魅力ないわけ!?僕はあのインキュバスなんだよふざけんな!!
アンタが僕のチャーム解けなかったら今頃アンタに嫌でもチューして完璧に僕のモノになれたのにッ!!」
っと、指を指しながら責める
「え!?ええ〜!?なんで私怒られてるの〜!?」
何故かアゲハに怒られてひたすら戸惑う。
なんだかこの様子を見て、淫魔以外の外野はバカバカしくなり呆れてる様子
流石のこれにはあのクールな吸血鬼も溜息が出た。