官能小説(オリジナル18禁小説)

Re: モンスター男子!クエスト!~お前にだけいい夢見せてやるよ…… ( No.97 )
日時: 2017/02/25 04:17
名前: みけ

「…アゲハ」

私はアゲハの名前を呼ぶ。
しかし…
「……」


返事は帰ってきず……。





そこで、今度はアカマタがアゲハに声をかけた





「…アゲハくん……君はこれからどうするんだい…?
まだ……恨み続けるのかい…淫魔くんを……」

っと、静かな声でゆっくりときく。

そしてアゲハは……


その数秒後に返事をした。


「……ううん」

だった。
どうやら、答えはNOらしい……。




その返事を聞き一斉に反応させた

そして、アゲハは…たんたんと話してきた


「…もう、仕返しなんてやめるよ…
だって、勇者には僕のチャームなんてあまり効かないし…
企みも全部とっくにバレちゃった……
次の12時までになんてもう待てないし…
それに例え成功できてもどうせお兄ちゃんには効果ない
どんな方法をしたってお兄ちゃんには無効だし
こんなアホ兄相手に必死に恨んで仕返ししようだなんて
もうバカバカしいし、時間の無駄だって分かったから……」




アゲハは静かなトーンで………そう話した。


「……アゲハ」


淫魔はアゲハのその言葉を聞き…少々、ものさみしげに複雑であり何故か悲しい気持ちにもなっていた。


「……でもね、お兄ちゃん……
安心して…僕もうお兄ちゃんのことなんて全然恨んでないから」


「__っえ…?」


淫魔は唐突にアゲハのその言葉を聞き反応した。



「だから、もう仕返ししようだなんて馬鹿な真似もようやめるよ
それにさ……実は僕、お兄ちゃんのこと自分が思ってるほど…
そこまで嫌いではなかったのかも…
ただちょっとだけ苦手なだけだったのかも
だからさ…できれば、もし…できればなんだけども………

僕、もう一度お兄ちゃんとやり直したいッ
お兄ちゃんと再び向き合ってみたいっと思ったんだッ」



っと、アゲハは思ったことを淫魔に告げた


「…あ、アゲハ……」

淫魔はアゲハのその言葉に胸を揺らがす。
少し嬉しそうな泣きそうな表情をした。





そしてアゲハは皆がいる後ろの方に振り向いた。


「それと、勇者ッ!」


「………え?私?」


突然私に声をかけられ反応した。

そしてアゲハは近づきそして……




「その……
あ、ありがとね……///」


っと、言い私に微笑みを見せた。


その微笑みは少し頬が赤く照れていた…。



「え!?…あ、うん//」

なんでお礼を言われたかサッパリだが、彼の言葉を受け取った。





そして、さらに後ろにいた彼らたちはこの様子を見て


「…とりあえず一件落着ってとこかな?」
っとアカマタが言い出すと続き吸血鬼が
「そうみたいだな…」

っとクールに返した。


そして、次にクロネがアゲハに声をかける

「おい、アゲハ!お前一応俺たちの仲間にならないか!?」

っと誘った、するとアゲハは…


「…っま、まあ?別にいいけどぉ?」

っと、何やら照れ隠しなのか?ツンとした態度で言った。



「え?ほんとに?ありがとー!アゲハ!」

っと、歓喜し私はアゲハにそう言うと
アゲハは突然…凄く真っ赤になり少し挙動不審になった


「__ッ!//…い、言っとくけど!!
べ、別にアンタが良くて仲間になってあげる訳じゃないからね?!///
ただ、迷惑かけた償いになんとなく入ってあげるだけだからッ!!///
そ、そこんとこ勘違いしないでよねッ?!///
この、男ったらし!!///」

「___え!?男ったらしッ?!?!」


唐突にたらし呼ばわりされて吃驚。


「だ、だってそうじゃん!?///
お兄ちゃんに、イケメンモンスターだらけの逆ハーレムでしかもすっごくエッチなことにさせてもらってるんでしょ!?
な、なな、何考えてんのさッ!!///このド変態!!////」


「なんでそーなるッッ!?!?」


こいつもこいつでぶっ飛んだ発言をしやがる


やはり兄弟だから妙なところは似ているものなのか……。



「アゲハ〜〜!!うれしぃ〜〜!!
ありがとー!!勇者ちゃんの逆ハーレム一員になってくれて!!」

っと、今度は兄の淫魔がアゲハに対してずれた思考で歓喜しながらいってきた。





「__ハァ!?///
なにいってんのお兄ちゃん!!?
僕一度も逆ハーレムするだなんて言ってないよ!?
それに僕、別にこの人のことなんてこれっぽっちも好きじゃないからねッ?!///」


っと、淫魔に言い返す。

っが、しかし……。



「アゲハ顔真っ赤!!もしかして本当は好きなの!?」

「す、すす、好きじゃないッッ!!///」


っと、兄弟の会話ドッチボールをやっていた。



まあそんなこんなで………



アゲハが私たちの冒険の仲間になってくれたのであった……。