【プロローグ】今まで生きてきた中で一番幸せなのかもしれない。これは、もしかしたら夢かもしれない。いや、夢でもいい。──神様、何故二人の王子様は私を選んだのでしょうか。何故、私を求めるのでしょうか。神様、これは夢ですか? 現実ですか?出きれば夢であってほしくない。現実がいい。私は、彼等に求められているのだから──