官能小説(オリジナル18禁小説)

Re: ドS先生と奴隷契約_*゚ *第6話更新* ( No.11 )
日時: 2016/03/16 05:02
名前: 癒乃華 ◆Ttoqbh10f6

Episode.7 やっぱりあたしは奴隷役

せっかくこの気持ちに気づいたのに...

でも、もう遅いのかも

それに、あたしがどんなに先生を思ったって

あたしなんか、先生にとっては奴隷ってだけで

先生はあたしの事なんて何とも思って無いんだから

なら、もう、どうなっても構わないや...。。。

そう、投げやりに思った瞬間

ドアの鍵がガチャリと開く音がしたと同時にドアが開いた

『何やってんだ...?おまえら...』

『ひ、久川先生!!?なん..で...!?』

『チッ...良い所だったのに..タイミング悪りぃな....』

『資料室は生徒は立ち入り禁止なはずだ..何勝手に入ってんだ...?』

『るせェな..久川..おまえほんとうぜェわ..今、俺さ最高にムカついてるわ』

『一色聖...おまえ..自分が何やったか解ってんのか??』

『チッ...舐めてんじゃねェよ...』

舌打ちと同時に、あたしの顎をグイッと持ち上げ無理矢理唇を塞がれた

『な...ッ!!?』

ワケわかんない..今何が起きたの...?
ただ、目の前には聖先輩が...

いきなりの出来事に混乱して頭が真っ白になる

『これ見せつけられたら解ンだろ??解ったら、とっとと失せろよ...』

『ふざ..け..ふざけんなァッッ...!!!!!』

そう言い放つと先生はいきなり一色先輩の胸ぐらを掴み殴りかかった

『わぉ、恐ェ顔。何熱くなっちゃってンの??あー、恐恐ッ...』

『おまえのそういう軽々しいふざけた態度が気に食わねェんだよッ....!!!!!』

『てめェこそ...女子受け良いからって...センコーの分際で調子乗ンなよ!??女子からちやほやされて教師の立場疎かにしてんじゃねェ...!!!身の程をわきまえやがれッ...!!!!』

『なんだ?僻みか?..恋愛にうつつ抜かしてないで学業に専念しろ』

このままでは拉致があかない

なんとかしなくちゃ...

『ふ..ふたりとも!喧嘩はやめて下さいッ...!』

『ッ..水瀬...悪かった。。。あとは頑張れよ...後悔だけはすんなよな..じゃあな...』

そう言って一色先輩は去っていった

『何言ってんだ??あいつ...意味解らん...』

一色先輩の意味深な言葉で我にかえり自然と顔が赤くなる

『水瀬、大丈夫か...??』

『ッあ..あの助けてくれて有難うございましたッ...』

久々に久川先生と言葉を交わした

『勘違いするな...別に助けたわけじゃない...たまたま資料室に用事があっただけだ..』

理由なんてどうでもいい
今すぐ抱き締めてキスしたい
キスもその先も今すぐに

って思ったら自然に体が動いて

―――チュッ___―――


『ッ!!!?///み、水瀬ッ!?』

『先生ッ..あたし、あたしねッ...先生のことッ...』

『...それ以上言うな...もう理性抑えんの限界...』

『えッ...///』

『おまえのこと...今すぐ壊れるくらいに抱きてェ...どんだけおまえに触れてなかったと思ってンだ...』

『あたしもう先生に嫌われたかと思ってた...二度と相手にされないかと思って...』


『嫌になるくらい、おまえの事しか考えられなくて..あんなこと言ってすげェ後悔した...だから、あの時の言葉は無効だ..やっぱりおまえは俺の奴隷だ...今すぐおまえが欲しい...』

『...あたしもッ...今すぐ...先生に抱かれたいよッ...////』

『なら、遠慮しないからな...?』

そう言って唇を塞いだ

『んンッ...///』

先生のキスは意地悪だけど
どこか優しくて甘いキス
ずっとされてたくなる

キスするたび先生が好きだと、痛いほど自覚させられる


今はただ、言われるがまま、されるがまま、先生だけに愛されていたいとそう強く思った


*8話に続く*