官能小説(オリジナル18禁小説)

Re: 秘密の、恋。 ( No.9 )
日時: 2017/02/28 19:51
名前: とある少女 ◆BaquC25tEw

第三章 思い出せない、初恋。
「お、遅れる!また社長に怒られちゃうわっ!」
ぼーっと、西瓜のネックレスを見ていたら、こんな時間になってしまっていた。急いで私はネックレスを身に着けて、会社へ向かう。
遅れたらクビ、逆らったらクビなんて、おかしいじゃないっ!

「はぁっ…は…お、おはようございます」
挨拶してくれた後輩達まで無視して、社長室へ飛び込んだ。あー…やっちゃった。
好感度下がったわね…。私が弄ぶ筈だったのに、社長に弄ばれるなんて…!
「よし、ギリギリだが遅刻は防いだな」
「当たり前でしょ!秘書なんだから!」
社長の前だけでは、本物の私でいることにした。…めんどくさいしね。
社長はそう言って頭を撫でてくる。私が顔を赤くすると、ニヤリと意地悪に笑う社長に
「社長、セクハラです!」と、頭を撫でる手を掴む。
「はいはい、じゃ…仕事に戻るぞ」
「はい!」
これが、いつもの日課。社長といると、ドキドキしてしまうのはなんなの?
…恋?いやいや、絶対違う!この状況を変えるためには、社長のことを知ることが必要!
あ…!そうだ!
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「第一回!質問し合う会ー!」
いっえーい!と盛り上げようとする私に、社長は呆れている。
「なんだよ、それ?」
「社長の事、知りたいの」
そう!何か知ればきっと変わるはず!

Re: 秘密の、恋。 ( No.10 )
日時: 2017/03/03 19:05
名前: とある少女 ◆BaquC25tEw

「好きなものは?」
「女」
「す、好きな食べ物は?」
「女」
「真面目に答えなさいよ!」
いつまでも相手にされない私は、いい加減にキレた。
「真面目答えてんだけど」
「むぅ…」
睨みつける私に、クスクスと笑う。わかったことと言えば、歳は同い年、女好き…てとこぐらい?

「は、初恋は!?」
「小学生ン時。親が離婚して、離ればなれでなったんだよ。好きだったな、泣き虫でバカで単純で。」
嬉しそうに話す社長にドキっとしてしまう。だって、似てるから…。私の初恋と。
ち、違うよね?もし…!
「…俺も聞いていい?」
「ど、どうぞ」
「お前の初恋は?」
「小学生の時。好きな男の子が引っ越したのよ、それっきり。ただ…ネックレスをくれたの。それが、嬉しくて。大事にしてるの!たまに、つけてて。初恋を思い出せるから…!」
私は顔を赤くして話す。社長は驚いてた。
「なんだよ、まだ、持ってたのかよ」
「え?」
ボソッと何かを言う社長に、聞き返す。顔を覗けば、すごく赤い。

「…社長?どうして…んっ!」
「…っせぇよ。ボロボロだな、そのネックレス。」
口を塞ぐ様なキスに、思わず社長を突き飛ばす。
「な、なにするの!」
「いてぇ…ったく。いくぞ」
抱き上げられたと思えば、車の中。
「え、なに!?」
「あそこまで、頼む」
車が動き出す。
「恰好悪りぃな…俺。無理やりキスなんて。ごめん」
珍しく反省してる社長に思わず吹き出す。
「ぷっ…別にいいわよ。社長が弱気なんてらしくないよ」
あれ、なんで私優しくしてんだろ…?

Re: 秘密の、恋。 ( No.11 )
日時: 2017/03/05 13:41
名前: とある少女 ◆BaquC25tEw

「ほら、着いた」
社長と話してるのが楽しくて、行き先も気にしてなかった私に、車の出て行ってしまった。
「ま、待って…!え…?」
「そんな安っぽいネックレスなんて、いらねーだろ。」
アクセサリーショップだった。それも、すごく高級そう。
「いいわよ、いらないって!」
「こいつに、似合いそうなのを頼む。」
「かしこまりました」
私の言葉なんて無視して、真剣に選んでくれてる。
もしこの人が、私の恋人だったら。なんて…。だめだ、惚れちゃダメ…。
言い聞かせなきゃ、みんなにもやってるんだから!

「これにする。」
社長は札束を渡し、満足そうにしていた。
「あ、買っちゃたの!?」
「車に戻るぞ」
また社長は私を軽々と抱き上げると、ドンッと乱暴に車に乗せる。
「おい、ちょっと席を外してくれ」
「な、なんで!」
運転手さんは「ごゆっくり」と言って外へ出てしまう。ま、まずい。
このエロ社長とふたりっきり、なんて!
「ほら、付けてやる。」
暴れないように後ろから抱きしめられる。
「や、だ…っ!」
あのネックレスを外されて、新しくまたネックレスがつけられる。
耳にかかる吐息に声を出してしまいそうになる。
「可愛いじゃん…」
「わ…か、可愛い!」
解放されて、ネックレスを見る。鍵みたいな形のネックレス。
貰いものなんて、他の男からも貰ったことがあるのに何故かすごく嬉しく感じてしまう。
そう思ったのもつかの間、
「んっ…ふ…っ!や、なに…っ!」
突然のキスに拒むことが出来ない。
「ふーん…?感じやすいんじゃん、ただのビッチかと思ってた」
「ん…ふぅ…っは、なし…んんっ!」
舌が丁寧に歯茎をなぞる。上手くしゃべれない。
「なんだよ、すげー感じてる。聞いた話とはちげぇな…?ヤりたい時にヤれて、都合のいい女。
 感じやすくないって、部長に言われてたのにな…」
「ん…っちがっ…!」
都合のいい女…?私、利用されてたの…?
「他の事考えるなよ、俺だけを感じろ」
唇を離されて、耳元で囁かれる。
「俺だから、感じるって…自惚れてもいいんだよな?
 やばい、止まんないかも。雪平が、可愛すぎて」
「しゃ、ちょ…!」
甘い言葉、吐息…やめてよー
拒めなく、なっちゃうじゃない。

Re: 秘密の、恋。 ( No.12 )
日時: 2017/03/05 13:47
名前: とある少女 ◆BaquC25tEw

やっと、ここまで来ました。
見てる皆さんを焦らしに焦らして社長とのキスシーンまでやっといけました。
文章力のない私ですが、少しずつ成長していきますのでよろしくお願いします!

Re: 秘密の、恋。 ( No.13 )
日時: 2017/03/05 17:04
名前: とある少女 ◆BaquC25tEw

「嫌なら…さぁ、ちゃんと抵抗すれば?」
首筋を舐められ、ビクつく私にクスクスと笑う社長。
ロクな前戯も無しにいれてたから、丁寧にやられたら感じてしまう。自慰行為以外感じたことの無かった私は動揺しまくりだし…!
なんで、感じてしまうの…?そんな事を考えてる今でも、社長の手は止まらないばかりだし。
「声、我慢するなよ。それ、煽ってるようにしか見えねぇよ?」
「ん…!ふぁぁっ…!胸、はぁっ…!」
「あれ、思ったより小さい?気にしてる?」
手が服の中まで入ってきて、やわやわと胸を揉む。
小さいことを気にしてる私は図星で、顔をさらに赤くする。予想通りの反応で、気を良くしたのか胸の頂きをきゅぅっと摘ままれて。
「やぁぁ…!ちく…びぃ…」
「なあに?乳首好きなんだ…?んむ…っ」
頂きを口に頬張り、片手はいじられ…
恥ずかしさと気持ちよさで、もう達してしまいそうなほど…。こんな男にイかされるなんて、やだっ!
「美味しいなぁ…雪平の乳首。小さい癖に厭らしいおっぱい」
カリッと頂きを甘噛みされ、おかしくなってしまいそう。
「イくなよ、まだ。」
また首筋に戻ってチロチロと舐めてくる。そして、ちゅうっと吸われ
「俺の物っていう印。何度でもつけてやる」
何回もキスマークを付けられ、それだけの刺激でも感じてしまう。

「こっちは、どうなってんの…?」
「ひっ…あぁぁっ…!」
クロッチの上からなぞられただけなのに、達してしまった私に
「もうイッたのかよ…?淫乱」
囁かれて、感じてしまう。社長はクロッチをずらし、触ろうとー


「セクハラです、蓮様。警察をお呼びいたしましょうか?」
聞き覚えのある声が、聞こえた。