官能小説(オリジナル18禁小説)
- Re: 性欲缶詰〔短編・中編〕 ( No.38 )
- 日時: 2018/11/18 20:48
- 名前: 劣等生
萱島理緒(かやしま・りお)は苦渋の決断に迫られていた。
萱島の前で見事なフォームで頭を伏せる男、芳田哲二(よしだ・てつじ)が全ての原因であった。
「お願い! 萱島!」
「って言ってもさ......そんなこと言われても「良いよ」って言えないんだけど......」
「そこをなんとか! クリだけでもおっぱいだけでも良いから!」
萱島の顔は困惑に歪む。
萱島は芳田にセックスをせがまれていた。
「いやいや......幼なじみって言ってもな? いくら芳くんが童貞でもさ? 無理だよ」
萱島は困惑顔のまま首を振ると、申し訳なさそうにそう断りを入れる。
このやり取りは数えきれないほどにしてきた。
そこまでお願いする芳田も芳田だが、変わらず断る萱島もなかなかだ。
これも、酒の場で行われてるやり取りなものだから、萱島は本気で嫌なのだろう。
芳田も、それは分かりきっていた。
だが、女に縁があんまり無かった芳田には、頼れる女が萱島しか居なかった。
「あぁー......やっぱりかぁー......」
芳田は体を起こすと、直ぐに机に突っ伏して残念がる。
萱島にとってはもう見慣れた光景だ。
「やっぱりか、ってあんたねぇ......私たちカレカノでも無いんだから、当たり前よ?」
萱島の意見も最もである。
セックスする以前に、二人は恋仲ではない。
萱島は、幼なじみとセフレにもなりたくなかったし、恋人になるかとも言われれば微妙な所だと思っている。
萱島はそういった関係性に、非常に敏感な人間でもあった。
- Re: 性欲缶詰〔短編・中編〕 ( No.39 )
- 日時: 2018/11/18 21:03
- 名前: 劣等生
「っていうか芳くん、そんなに卒業したいの?」
「あったりまえ! 俺と同期はほぼほぼ卒業始めてるし......」
芳田の年齢は20、対して萱島の年齢は23。
言えば幼なじみで繋がりも深い。
萱島は芳田が童貞卒業、筆下ろしにはちょうどいい相手なのかも知れないが。
「......ふーん......」
「な、なんだよ、萱島......」
萱島は酒の入ったグラスを傾けた。
芳田は怪訝そうに眉を動かすと、萱島の方を見る。
「んー......ね、芳くん、ちょっと耳貸して?」
「ん? あ、あぁ......」
芳田は不思議そうに首を傾げるが、素直に耳を寄せる。
萱島の頬は熱を出したように赤くなっていた。
「じゃ、ちょーっと賭けてみる?」
萱島のその囁きは悪魔の囁きのようであった。
- Re: 性欲缶詰〔短編・中編〕 ( No.40 )
- 日時: 2018/11/19 17:34
- 名前: 劣等生
萱島の話の内容はこうだった。
『私と芳くん、どっちが先に酔うか勝負しよう』。
時間制限は日付が変わるまでと決めた上で、と萱島はそう言った。
「勝負して、どうなるっていうんすかねぇ......」
芳田は萱島の提案に頬をひくつかせている。
「負けた方は勝った方の言うことを何でも一つ聞くとか」
萱島は自信ありげにふふんと笑いながら軽快に言う。
対して、芳田は絶望を前にしたような暗い表情である。
「それって萱島しかメリットなくない? お前酒つえーじゃん、だって」
「芳くん勝ったら、私のこと好きに出来るかもよ?」
萱島は誘うようにふにゃふにゃと笑う。
だが、勝者の余裕のようなものが見え隠れしており、萱島は勝ちしか見えていない様子だった。
実際、萱島は何をお願いしようか、呑気に考えていた所だ。
「......分かった、乗った。やろう」
しばらくの沈黙のあと、芳田は渋々と言った様子でそう告げた。
日付が変わるまで後二時間はある。
この長時間どうやって逃げてやろうか、芳田は頭を痛めそうなぐらい悩まされるのだった。
- Re: 性欲缶詰〔短編・中編〕 ( No.41 )
- 日時: 2018/11/19 17:56
- 名前: 劣等生
「っていうか萱島、何で急にこんなことを?」
芳田はグラスを手に、ちびちびと飲みながら首を傾げる。
芳田の疑問も分からなくはない。
この賭けに芳田が勝てば、性的なお願いをされることは明瞭だ。
性的なものに決してルーズではない萱島が、危険を冒した勝負を持ち込むのは珍しい。
最も、この勝負は結果が透けて見えているようなものだが。
「何故って? 勝つ自信があるからよ」
萱島はキョトンとした顔で当然のように言う。
萱島は勝ちしか見えていないらしく、続けて「今日は芳くんに奢ってもらおっかな」と冗談めかして言った。
芳田は考えた。
萱島は勝ちしか見えていないから、この勝負に危険性が無いのだときっと思っている。
つまり、萱島に舐められている。
結論はそこに至った。
「あー......うん、そっすか、はい」
そこにたどり着いた芳田は、少し暗い顔をしつつ頷く。
ショックのような気持ちを覚えながら、心のどこかで「勝ってやろう」と闘争心を燃やし始めていた。
飲み始めて一時間。タイムリミットまであと一時間。
萱島と芳田は少しずつ出来上がり始めていた。
芳田に至っては、ちびちびと飲んでようやく3杯目というにも関わらず酔いがほどよく回っている様子だった。
対して萱島はかなりの量を飲んでいると見れた。
「萱島......あと一時間だぞ......」
「んー? なんだ、芳くん、もう限界?」
萱島は白髭をつけながら酔っ払い特有のふにゃふにゃした笑みを浮かべる。
「そんな訳ないだろ」
萱島の何気ない煽りに芳田はムッとした表情になり、グラスをぐいっと傾けた。
二人の顔は程好く赤く、楽しそうだ。
提案当初は萱島の完全勝利かと思われたが、割りといい勝負である。
- Re: 性欲缶詰〔短編・中編〕 ( No.42 )
- 日時: 2018/11/19 18:10
- 名前: 劣等生
「これでラストじゃ! なぁかやし......ま?」
芳田の脳内は空を飛んでいるみたいにふわふわしていた。
かなり深い酔いが回っているのだろう、これ以上飲むと意識を飛ばしそうなぐらいだ。
芳田は12時を指す時計をちら見して、手元のグラスを口に付けながら萱島に話しかける。
その姿は喧しい酔っ払いだ。
しかし、萱島の返事は無かった。
「あ......おい、もしかして寝てるとかか?」
机に突っ伏してすーすーと寝息を立てる萱島の姿がそこにあった。
萱島は最後まで闘おうとしたのだろう、手にはしっかりとグラスが握られている。
その姿を見た瞬間、芳田は表しがたい興奮に襲われた。
さっきまでの酩酊感が吹き飛んだように、一気に目が覚めた感じがした。
芳田は直ぐ様店を出ると、タクシーに乗り込んだ。
芳田の傍らには力が抜けきっている萱島が居る。
自身の心拍数が煩いと芳田は思った。
萱島に色々思うことはあった。
あんだけ勝ち気だったのに、最後の最後で負けるのかよ。
自分がやりたいことしたら、縁切られるかな。
でも、萱島が提案したことだし、俺は悪くない。
なんて、色々なことが頭を駆け巡る。
そんなことをぐだぐだ考えていれば、あっという間に目的地に着いた。
「は......はじめてのラブホ......」
そう、大人のホテルだ。
- Re: 性欲缶詰〔短編・中編〕 ( No.43 )
- 日時: 2018/11/19 18:20
- 名前: 劣等生
「おー......い、起きろよ......って起きない、よな」
部屋を案内された芳田は、萱島をベッドにそっと下ろした。
自分もベッドに乗り込み、萱島の頬をぺちぺちと叩くが、起きる気配は見られない。
その様子に、芳田は安心したような寂しいような気持ちになる。
「さ、さすがに無断セックスは悪いよな......クリだけなら......」
ラブホに連れ込んだものの、と芳田は遠慮する様子を見せる。
だが、空中で泳ぐ手を萱島のボトムに手を掛ければ「クリ.トリス」だけならと考えてしまう。
そうだ。
こんな絶好のチャンスは無いのだ。
全てはあんな提案をした萱島が悪い。
芳田はそう自身を落ち着かせると、萱島のショーツごとずり下ろし、脱がしてやる。
あんまり使われていないような綺麗な見た目だった。
むしろこれから、というような鮮やかな色。
だが処女ではない。
芳田は非処女であることを確信していた。
- Re: 性欲缶詰〔短編・中編〕 ( No.44 )
- 日時: 2018/11/19 19:20
- 名前: 劣等生
萱島の足首を掴み、ゆっくりと広げてみせる。
「うぉぉ......」
思わず声が出てしまうほどの絶景だ。
ピンク色のそれをじっくりとなめ回すように眺めながら、顔を近づける。
匂いは思ったよりしないが、少し特徴のある匂いだ。
小さく収まっているクリに指の先でそっと触れる。
そのまま指先で、下から上へとグニッグニッと押し上げるように引っ掛けて刺激してみた。
萱島は僅かに反応を示すが、目を覚ます様子では無い。
そのままぐっぐっと刺激を続けていたせいか、萱島の息が色っぽくなり始めてきた。
それと同時にクリは少しずつだが芯を持ち始め、微かに反発してくるのが分かる。
感じてくれている。
それが分かった芳田は堪らず嬉しくなった。
「ん......ゃ、ふ......」
下から押し上げる責めに加えて、指の腹でクリを潰して円を描くように刺激してやる。
クリの心地よい硬さが良い。
思わずつまんであげたくなるが、今はじっと我慢する。
萱島は寝ているにも関わらず、くねくねと身を小さく捩らせると、次第に可愛い声を漏らし始めた。
- Re: 性欲缶詰〔短編・中編〕 ( No.45 )
- 日時: 2018/11/20 17:03
- 名前: 劣等生
「ぅ......んー......ん」
絶えずくる快感に閉じようとしている萱島の足も堪らずエロい。
快感に耐えようとしているみたいに、足の指は曲げたり伸ばしたりを繰り返している。
芳田が萱島の良いところを刺激しているからだろうか。
「あー......可愛い、かも」
芳田がそう呟いた途端、萱島の声は朧気なものからはっきりしたものに変わりはじめた。
意識が戻り始めたのだ。
芳田はそれを直感的に察したのか、クリを責める指を激しくする。
「っっひぃ、い!? んふ、や、だ、まって、」
萱島が目覚めたときと、芳田が指を激しくしたときが見事に一致した。
その為か萱島は目覚めた途端に意味不明の激しい快感に襲われ、びくっと腰を跳ねさせた。
「ちょ、まじ、だれっ、やっ、やだっいく、いくっ」
そのまま腰を浮かせた状態で萱島は泣き声に似た喘ぎを上げながら、びくびくっと果てた。
なすすべもなく萱島はイかされると、大きく息を吸いながら身体を起こす。
が、無慈悲にも芳田は先程と同じように指を激しく動かし始める。
萱島の体がびくぅと揺れると、力なく倒れこみ萱島はまた鳴かされ始めた。
「っひ〜〜〜〜、っっ!? っは、やぁっ!?」
しかし今度はクリだけに留まらない。
芳田はクリに顔を埋め舌でチロチロと器用に責めながら、ヌップリと萱島の中に指を突っ込んだのだ。
そしてそのままぬちゅぬちゅぬちゅと激しく指の抜き差しを始めた。
- Re: 性欲缶詰〔短編・中編〕 ( No.46 )
- 日時: 2018/11/20 17:41
- 名前: 劣等生
芳田はクリを丁寧に舐めながら、指を乱暴っぽく激しく動かす。
いやらしいネットリとした水音がはっきりと聞こえる。
「それだめ、やめっ」
萱島は快感に腰を上げながら、首を振った。
萱島の足はガクガクと震え、絶頂が近いことを示している。
「......っ!? 〜〜〜〜っ、ぅ、っ、!」
ふと、ぐいっと芳田の指が萱島のGスポットを強く刺激する。
一段と萱島の腰は高くなり、一度空中で腰をくねらせるとそのまま果てた。
そこでようやく芳田は勘弁するように萱島の秘部から離れると、萱島を起き上がらせる。
萱島はそこで、相手が芳田であると分かったのか、荒い息を整えつつ大きく溜め息を吐いた。
「芳、くん......っはぁー、はー......」
「今日はさ、俺が全額払ったんだよ? 何円かかったと思う?」
芳田は萱島に顔を近付けながらそう問いかける。
飲みすぎにも程があるだろうと思うが、萱島の吐息は酒臭い。
- Re: 性欲缶詰〔短編・中編〕 ( No.47 )
- 日時: 2018/11/20 17:54
- 名前: 劣等生
「知らない......」
萱島は頭痛がするのか頭を押さえつけながら俯いた。
どこかうつらうつらとしており、今にも眠ってしまいそうである。
「1万以上だよ? しかもさ、二時間も酒に付き合わされてさぁ......」
不満げに言って見せるが、芳田に不満は無い。
むしろ、こんな状況を作ってくれたことに感謝している。
萱島の反応は薄い。
「ま、勝ったのは俺だからなぁ。だから、二時間萱島のまん.こ弄らせて貰うぜ」
芳田は萱島の肩を抱き寄せつつ背後に回ると、同じ要領で萱島の足を広げさせる。
先程までの弄りで、萱島のクリはぷっくりとやらしく腫れたようになっていた。
芳田は萱島の肩に顎を乗せ覗きながら、そっと萱島のクリに触れる。
ぴくり、と萱島の肩が揺れるが、声を出すほどではないらしい。
人差し指と中指でクリ先を優しく摘まみ、そのままやんわりと緩く強弱を付けながら揉んでいく。
「あー、でも、ずっと弄り続けるのは疲れるな。後数回イったらローターとか固定するか」
芳田は上機嫌そうにそう言うが、萱島は楽しくなさそうだ。
芳田の的確な責めに萱島は思わず声を漏らしそうになって、声を抑えるので精一杯なのだ。
- Re: 性欲缶詰〔短編・中編〕 ( No.48 )
- 日時: 2018/11/21 17:53
- 名前: 劣等生
「どっ、どぅてい(童貞)の癖に......」
甘くトロトロになった声で萱島は思わず心の声を漏らしてしまった。
言葉は少し刺々しく、自分が芳田の指で感じていることを認めたくないようだった。
しかし、萱島はビクビクと震える肩を抑えられずにはいた。
「お? 言ったな?」
芳田はその言葉を挑発であると受け取ったのか、さっきまでのソフトなタッチとは打って変わった指使いを見せ始めた。
先程の萱島の絶頂で、萱島のイイ所は大方把握しているようなものだ。
芳田は指先でカリカリッと高速でソフトに萱島のイイ所を引っ掻きながら、時折そこを指の腹でぐっと強く押してやる。
- Re: 性欲缶詰〔短編・中編〕 ( No.49 )
- 日時: 2018/11/21 18:07
- 名前: 劣等生
快感の強さに萱島は思わず芳田に勢いよくもたれ掛かる。
まるでびっくりしたかのような、腰が抜けたような動作だった。
萱島は両手で芳田の腕を掴むと引き剥がそうとするが、力が弱く芳田の腕はびくともしない。
「ひ、うぅ......ん、んー......っ」
萱島の腰は芳田の指から逃れるように浮き沈みを繰り返している。
萱島は唇を噛み締めると、絶えない強い快感に耐えるように芳田の腕をより強く握った。
「ぁ、や、ゃ、くる.....」
「早いなぁ、イくの」
萱島の声はどんどん高くなっていき、声色からも顔からも絶頂が近いことは明らかだった。
懇願するような情けない声に、芳田はへらへらと笑いながらそう萱島を責め立てる。
口調こそは責めているが、表情や声はいとおしくてたまらないという様子である。
「っうるさ、い、っはぁ、は、ぁー」
ボヤきのような芳田の言葉に萱島は軽く悪態をつきつつ、絶頂を迎えた。
萱島の手はぎゅっと芳田の腕を握ったまま微かに震えている。
その震えの様は何かを怖がる幼子のようだった。
萱島は果てると、放心したようにぐたっと芳田に思い切りもたれ掛かる。
実際、三回もイったのだから疲れていたのだろう。
萱島は大きく息をしながら、その状態で眠りにつこうとしていた。
萱島はこのおかしな状況より、寝たくて仕方がなかった。
それほど睡魔に憑かれていた。
- Re: 性欲缶詰〔短編・中編〕 ( No.50 )
- 日時: 2018/11/21 18:19
- 名前: 劣等生
「っ、ん......ま、まだするの?」
もう限界だ、と萱島が瞼を閉じたところで芳田はクリ責めを再開した。
その動きに萱島がぴくりと反応すると、萱島は目を閉じたままそう芳田に問いかけた。
「言っただろ、俺が勝ったから2時間付き合って貰うって。だから残り1時間半ぐらい付き合ってもらうからな」
「よしくんが、勝った......?」
朧な頭のまま、萱島は薄目を開いて疑問そうに言った。
「覚えていないのか? 俺と萱島で賭けただろ」
萱島は酒の場での話をほとんど覚えていなかった。
だからなぜこんな状況になっているのかもいまいち理解していない。
加えて、酔いがまだ回っているせいか、ことの重大さを把握しきれていなかった。
「......は?」
「......覚えていないか」
芳田にとっては萱島が何を覚えていても覚えていなくともあまり変わらない。
まぁ、ただ、覚えていないのなら、芳田に幾分か都合が良いぐらいだ。
- Re: 性欲缶詰〔短編・中編〕 ( No.51 )
- 日時: 2018/11/21 18:32
- 名前: 劣等生
芳田は、気持ちを切り替えると手のひらでクリ先を擦るように刺激しながら再び萱島の中に指を突っ込んだ。
一回目の手マンの時に見つけたGスポットを素早く見付けると、そこめがけて何度も指で突いてやる。
「っっ"っ、ひ、は、ん"っ」
先程とは違い少し眠たそうな声ではあるが、しっかりと喘いでくれる。
弱くなっていた萱島の芳田の腕を握る力も一気に力が籠った感じがした。
萱島の膝頭がガクガクと快感に震えているのがかわいらしい。
芳田は萱島の反応に気を良くしたのか、Gスポットを指の腹でぐりぐりぐりぃっと刺激し始めた。
萱島はその責めにぎゅっと腕を握る手に力を込めると、中をぎゅうぎゅうと締め付けた。
気のせいか萱島の声も元気になってきている。
「っあ!? それ、っそれだめ、すぐイっちゃ、き、ちゃうから、〜〜、ぅ、っ」
萱島は腰をほんの僅かだが浮かせると、トロトロな甲高い声を上げながらすぐに絶頂した。
- Re: 性欲缶詰〔短編・中編〕 ( No.52 )
- 日時: 2018/11/25 16:49
- 名前: 劣等生
芳田ははぁはぁと息が荒い萱島を抱きしめると、そのまま足を開かせたまま自身の方に顔を向かせる。
涙が溜まったトロトロな萱島のエロ顔が芳田に向けられる。
萱島は恥ずかしそうに腕で自身の顔を覆い隠した。
萱島の顔同様、萱島の秘部もヌルヌルで受け入れ体制はばっちりだ。
くぱぁとやらしく開いてやると、物欲しそうにくぱくぱと下の口が開閉を繰り返しているのが分かる。
「こんなに濡らして......俺のチン.コをあげられないのが可哀想だな」
芳田はくぱぁと萱島の秘部を開かせたまま、顔を埋めてじゅるると愛液を啜り上げていく。
溢れる愛液は、芳田がどれだけ吸っても無くなることはない。
芳田の舌先はやがて萱島のクリ先へ宛がわれた。
唾液たっぷりにしてやった舌からトロォーっと唾液をクリに垂らしてやり、舌先で唾液をまんべんなく塗りつける。
クリのプリっとした所や、皺の出来ている細かいところまで唾液を染み込ませていくのだ。
- Re: 性欲缶詰〔短編・中編〕 ( No.53 )
- 日時: 2018/11/25 17:03
- 名前: 劣等生
萱島は芳田の丁寧なクン.二から逃げ出そうと身を捩り腰を浮かそうとするが、萱島の腰を芳田が片腕でがっちりとホールドしている。
「っ〜〜! っん"、ひっ、やっも、むり、」
萱島の高く弱々しい声が部屋に響く。
萱島の逃げ出そうとする腰に連動して萱島の足も逃げようとバタバタ動かしているようだった。
そこまで必死にもがいているのに、芳田の片腕から微塵も抜け出せていないのがエロく可愛い。
芳田は舌先でクリを転がすようにしたり、下から上へと舌を動かして舐めてやったり、舌先で強くクリを潰してやったりした。
コロコロと変わる芳田の攻めに萱島が馴れる筈もなく、攻め方が変わる度萱島はびくりと体を揺らした。
特に萱島が弱かったのは、芳田が唇でクリ先を挟んで吸い上げる攻め方だ。
芳田もそれを察したのか、吸い上げることを中心にクリを弄び始めた。
「や、だ、それ、ほんと、やだ、すぐきちゃ、う、ぅ......」
萱島は直ぐに一際大きい声を上げると、必死になって逃げようとし始めた。
萱島は片腕で自身の顔を隠しながら、もう片方の手で芳田の頭を退かそうとする。
- Re: 性欲缶詰〔短編・中編〕 ( No.54 )
- 日時: 2018/11/25 17:18
- 名前: 劣等生
が、萱島の絶頂は近かった。
「ぁ"あっ、っっ、は、っ、ぁ......」
幾度なるクリ弄りで萱島も限界が近かったのだろうか。
萱島はびくんと腰をくねらせると、足を震わせながらビクビクと絶頂した。
萱島は口を抑えて出そうになる声を封じながら、ビクビクと小さく痙攣を繰り返す。
「っぁ、まっ、なんか来る......っ?」
萱島がそう不思議そうに言った直後、萱島の秘部から透明の液体がぷしゅっぷしゅっと噴射し始めたのだ。
「っ〜〜!? っう、そぉ、や、みないで、見る、なっ」
萱島は潮吹きであることを即座に察すると、顔を真っ赤に染め上げた。
直ぐに萱島の手が秘部を覆い隠す。
指の隙間からから液体が出ているのがエロい。
芳田はその手を退かそうと萱島の手首を掴み、軽く拘束をかける。
「うはぁ......えっろ」
萱島の腰がびくんと上がるのと一緒に、勢い良く液体が噴射されている。
一回の噴射量は少ないが、何回も萱島は噴射を繰り返した。
潮吹きを見られている。
その事実が萱島の羞恥心を掻き立て、萱島は泣きそうになりながら芳田を責め立てた。
萱島の潮吹きが終わる頃には、萱島の股辺りに大きい染みが広がっていた。
例えるなら、お漏らしをしたようであった。
- Re: 性欲缶詰〔短編・中編〕 ( No.55 )
- 日時: 2018/11/25 17:30
- 名前: 劣等生
「最っ低......」
萱島の口から、涙声の罵声が吐かれる。
怒らせてしまったのか?
どうしよう。
謝ったほうが良いのかな。
一瞬にして芳田の脳内が不安に駆られた。
萱島には嫌われたくなかったのだ。
「あ、あのさ......」
すぅ、と芳田が息を吸い込み、そう声を掛けつつ萱島の方へ向いた。
「やり過ぎたよな。あの賭けでも、これはしちゃいけなかったよな」と芳田は言おうとした所で、穏やかな物音に気付く。
......萱島が寝ている......。
萱島は「最低」と吐いたきり、そのまま眠りについてしまったらしい。
芳田は安心したように大きく息を吐くと、既に熟睡している萱島の隣に寝そべった。
俺も寝よう。
この事は萱島だって忘れてる。
なんとか誤魔化せば......良いだろ。
芳田はそう自分を諭すと、何事もなかったように瞳を閉じ......眠りについた。
《END》