めがねっ子 A*「ほんっとに、めがね、似合うよね!」夢は、夢。夢から覚めた私にはいつもどおり、朝ごはんを食べて、制服に着替えて、すさまじい余韻で頭の中がボコボコ沸騰したまま登校した。現実はなにもかもいつも通りだった。休み時間、夢の中で私に8回いかされたあの子は、いつもどおり私の席の前にやってきた。わたしはめがねを褒められた。嬉しかった。「そ、そう?」「うんー!ぴったりハマってるっていうか…なんか、雰囲気に合ってる、文学少女ってかんじ」*