官能小説(オリジナル18禁小説)
- 【大人の危険で】深夜26はキミと一緒に。【甘い恋】
- 日時: 2014/11/17 00:53
- 名前: こしょう ◆fX6yOA0X4k
小説カキコ本館からの移動です!
大人の複雑かつドロっとした微エロな内容です←w
更新は遅いですが、しっかりと文章としてまとまった内容に努めてるのでご了承を。
ではでは、ゆっくりしていってね!
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- Re: 【大人の危険で】深夜26はキミと一緒に。【甘い恋】 ( No.1 )
- 日時: 2014/11/17 01:00
- 名前: こしょう ◆fX6yOA0X4k
ぷろろーぐ
「早苗さん・・、」
早苗さんの濡れた肌にそっと俺の手を添える・・。
ビクッと目をつぶって怯える早苗さんが可愛くてたまらない。
「ぁ、だめ・・。」
目を固く閉じて、顔を赤らめる彼女に、俺の顔を近付ける。
早苗さん、あなたが悪いんですよ・・
あなたが、無自覚に俺を煽るから・・。
濡れた体が火照る様に熱くなるのがハッキリと感じられた。
「目、閉じないで。・・俺を見て下さい。」
「いや・・ッ、ちょっと・・!」
彼女の薄い桜色の唇に、俺の唇を優しく包むように重ねる。。
んっ、と小さく漏らすその声とか、雫を浮かべた綺麗な瞳とか、真っ赤に染まった頬とか・・・、
早苗さんの全てが・・堪らなく欲しくなる・・。
「早苗さん・・、愛してます。」
「わ、私も・・・。」
彼女の赤い頬を伝う涙にキスをして、俺は早苗さんを押し倒した。
俺と早苗さんの夜が・・始まった。
- Re: 【大人の危険で】深夜26はキミと一緒に。【甘い恋】 ( No.2 )
- 日時: 2015/02/08 02:06
- 名前: こしょう ◆fX6yOA0X4k
- 参照: 早乙女弘樹*視点
#1 
薄明かりのついた廊下に、俺の足音が響き渡る。
仕事が終わりロッカーへ向かう道中、俺は毎日同じことを願っている。
・・・どうか、どうか今日は入っていませんよ〜にッ!
さて、ドギマギしながら目的のロッカーを目の前にして、数秒間と立ち尽くす。
俺は覚悟を決めて取っ手に触れた。
ヒヤリと冷たい感触に、悪寒が走る。
頼むから、入っていないでくれと懇願しながらロッカーを恐る恐る開くと......
キィイイ、
金属の軋む音が鳴り響く。
___その直後。
ガサガサと雪崩の如く落ちて行く手紙の数々が俺の足元を埋めた。
「はぁ、ぁあ"ー!また、今日もこんなに…、」
俺、早乙女弘樹(サオトメ ヒロキ)は女子生徒から過剰に…………
____モテる。
足元に広がる手紙の数々は、全て女子生徒からの“ラブレター”である。
毎日、毎日ロッカーに入る山のようなラブレターに俺はもうなす術がないのだ。今日も、またこんなに大量に…。
「...クスクス。大変ですねー、早乙女先生。」
可愛らしく微笑混じりにこちらを見て話す、この小柄な女性は青柳 早苗(アオヤナギ サナエ)先生。音楽科の先生である。ウェーブがかった長い黒髪で、細身で華奢な体、眼鏡の上からでも整った顔立ちが伺える女性だ。年は、俺の4つ上で28だったか…。
「ほんとですよ、毎日毎日。もう参ってますねー。」
「あら、嬉しくないんですか??」
「冗談じゃないですよー、女子生徒は恋愛対象外です!」
早苗先生は、上品でよく笑う花みたいな人だ。
俺はギャーギャー騒がしい女子生徒よりも、こういった品のある女性のがよっぽどかタイプだ。
「いま、帰りですか?途中までご一緒しますよ。」
「じゃぁ、お言葉に甘えて。お願いします。」
俺の住んでるアパートは、偶然にも早苗先生の住んでるマンションの隣で、たまたま仕事終わりが同じだと、一緒に帰る。
最初は、話すことなんて無く無言で帰っていたが、回数を重ねることで他愛ない会話を笑いながらする位に至る。
俺が冗談を言ったりすると、早苗先生は必ず笑う。
俺はその眩しい笑顔が好きだったりする。
駅からしばし歩くこと数分。細い路地を通る。
そこは結構細いため、車が通ると人一人分のスペースしか無くなる。
.........。
「早苗先生…。」
ふと唐突に早苗先生を壁に追い詰め自分の体を重ねる。
すると驚いたのか、ビクッと早苗先生の体が波打つ。その時ふわりと微かに香る香水が俺の鼻を刺激した。
「ぁ、ちょっと、どうしたんですか?!」
早苗先生が困惑して焦った声を出す。
俺は黙ったまま早苗先生を抱いた。
「ぁの、私困ります…!離して…、!!」
「駄目です。」
そう、今離すわけにはいかない。
なぜなら____、
ブゥウウン___!!
その数秒後、俺の背後を車が横切るようにして通った。
「車、轢かれたいんですか?」
パッと肩に回していた手を離し、ニヤッと悪魔的に微笑む。
「な、…か、からかわないで下さいよ!車ならそうと、言ってくれれば…!!」
「...んー、からかったつもりないですが。」
あー、顔真っ赤。
早苗先生は、赤面症だからかこういう時すぐに顔が赤く染まる。
俺はその少し怒ったも可愛いと感じる時がある。
「もう!さっさと歩きますよ!」
そう言って先を歩く早苗先生の耳元が、真っ赤に染まっているのに笑みが零れた。
「な、何笑ってるんですか?」
「え?ぁー、いやですね〜。」
“すっげー可愛いって思ったんです”
なんて素直な気持ち、口が裂けても言えないな、と思いながら
「まぁ、秘密で。」
俺は前を歩く早苗先生を小走りで追いかけた。
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今回初登場した人物
早乙女弘樹 (25) 文学担当の高校教師。高身長で容姿端麗、女子生徒からの支持率が高い。
青柳早苗(28) 音楽担当の高校教師。美人で上品な容姿。基本的に敬語で話す(一部例外を除く)。
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