官能小説(オリジナル18禁小説)

サイコパス オリキャラR18短編集
日時: 2014/12/29 11:29
名前: 雪兎

初投稿です!

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Re: サイコパス オリキャラR18短編集 ( No.1 )
日時: 2014/12/30 17:15
名前: 雪兎

R18なので観覧注意です。

主人公・・・皐月 藍(サツキ アイ)

槙島聖護×オリキャラ



――痛い。

手を鎖で拘束されて逃げ出すことができない。

…そしてニヤッと笑っている男が一人。

その笑みはゾクッと背筋を凍らせるほどの力を持っていた。

はは…参ったな捕まっちゃったんだ…。

白い悪魔…槙島聖護に・・・!




〜数時間前〜

Re: サイコパス オリキャラR18短編集 ( No.2 )
日時: 2014/12/29 12:16
名前: 雪兎

『zzz』

「おーい藍ちゃん!仕事の時間ですよ〜」

『んー』

アイマスクを外して声をかけた人を見る。

『あ…ありがとう。かがり』

仮眠室…じゃなくて取調室のある公安局から出て車に乗る。

私は執行官。犯罪者を捕まえたり、あるいは裁いたりする。

「今日の相手は二十数人殺した犯罪者か…」

「しかも複数いるみたいですよ」

「まぁ俺たちなら楽勝っしょ!」

『そうだねー』

いつものように、こんな他愛無い話をした。

――でもこの時私たちは気づいていなかった。

あいつが関わっている事を……。

Re: サイコパス オリキャラR18短編集 ( No.3 )
日時: 2014/12/30 10:33
名前: 雪兎

「狡神と常守は南口から、征陸さんとかがりは東口から、

六合塚はセキュリティー操作、俺と皐月は北口から攻めるぞ。」

「はさみうちするということですね」

「ああ」

いつものように宣野座が指揮をとる。

私はそっと常守ちゃんのところに行き、コソッと言った。

「よかったね、狡神と一緒で」

「うぇ!?」

うん。ホントからかいがいがあるよな。

「皐月、行くぞ」

「はーい。宣野座」

もう歩き出している宣野座を追いかける。

北口から入り、薄暗い廊下を歩く。

「何話していたんだ?」

「秘密。ガールズトークってやつですよ」

「お前は女なのか?」

「は!?どういうことですか!?」

「女に見えない」

「ひどい!」

ぎゃーぎゃーと私の魅力について語ってると

宣野座に「静かにしろ」と制される。

廊下を抜け、部屋のような場所に入る。

その部屋は多くの廊下につながっていて、

その一つから私たちは入った。

「っ!」

「これは血で描かれている…?」

壁には真っ赤な色で絵が描かれていた。

その絵は息苦しくなるほど気味の悪いものだった。

「うっ…」

「おい、大丈夫か?」

「うん、大丈夫…」


その時、笑い声が聞こえた。

絵にも勝るほど気味の悪い声。

「誰だ!」

宣野座はあたりを見回す。

廊下の一つから人影が見えた。

「そこか!」

すると人影は走って奥へ行き、闇に紛れた。

「チッ追いかけるからお前は休んで――」

人影を追いかけようと宣野座が走り出そうとした瞬間、

もう一つの廊下からも人影が見えた。

「すまない、休んでいる暇がなくなった。お前はこっちを追いかけろ!」

「うん、大丈夫!行ける!」

私たちは二手に分かれて人影を追いかけた。



Re: サイコパス オリキャラR18短編集 ( No.4 )
日時: 2014/12/30 11:23
名前: 雪兎

「あーもう!逃げないでよ!」

ドミネーターで照準を合わせようとしても、暗くて定まらない。

追いかけっこをしてるのに人影はまだ笑っている。

その笑により、さらに私を苛立たせる。

なんでこいつそんなに余裕なの!?


その苛立ちが冷静な判断を妨げていた。


この時気付けばよかった…。

追い詰めているのではなく、追い詰められていることに…。


最初はだいぶ距離があったが、だんだん差がなくなってきた。

体力には自信がある。そこらへんの男よりあると自負している。

しかし、相変わらず笑い声が絶えない。

それだけが気がかりだがようやく撃てる。

ドミネーターを構える。

ドミネーターは形体を変えていつでも撃てる状態になった。


「よし…。」

引き金を引いた。

ドンッと大きな音が出て銃弾は足を射抜いた。

人影はバランスを崩し、倒れた。

30代ぐらいの男だった。

「うぅ…痛ぇ」

「逮捕。話は署で聞こうか」

これ一回言ってみたかったんだよねw

「宣野座に報告っ…と――」

その時私ははっきりと見た。

痛みに堪えていた、男の顔がまたニヤッと笑った。

「…!?何笑って…」


その瞬間、背後から気配がして振り返ろうとしたが遅かった。

壁にドンッと打ち付けられよろめく。


「うっ!!」

「少し遅かったね。でも気づけただけすごいよ。」

この声は…

打ち付けられた衝撃で痛みにむせながら目を開けると

目の前にはあいつがいた。


「…槙島」

槙島は妖艶な笑みで私を見下ろしていた。





Re: サイコパス オリキャラR18短編集 ( No.5 )
日時: 2014/12/30 11:39
名前: 雪兎

「なんでお前が…!?」

「フフッ…決まってるだろ。

君たちが追ってる事件と僕が関わってるて事だよ」

「何!?」

簡単に方がつきそうだと思っていたが、こいつが関わっていたら難しそうだな。


槙島は座り込んでいる私の前に来て目線を合わせる。

「簡潔に聞こう。狡神はどこだ?」

こいつが狡神に興味を持っていることは知っている。

狡神もこいつを追っている。

狡神はどんなことがあっても槙島に負けるとは思わない。

だから言ってもいいが、

今は任務中だ。作戦を邪魔させる訳にはいかない。




Re: サイコパス オリキャラR18短編集 ( No.6 )
日時: 2014/12/30 14:33
名前: 雪兎

「教えるわけないだろ…?」

負けじと笑みを作る。

でもきっと曖昧なものだろう。

だって槙島はさらに怪しい笑みになった。



「まぁそう言うと思ったよ」

「…ん!?」

槙島は私の口の中に指を侵入させた。

「…んん…!…はぁ…っ」

そして指を動かす。

唾液が溢れてクチュ…クチュ…と音がする。

「はぁっ…早く…抜いて…」

しかし、槙島は一向に抜こうとしない。

しだいに指は奥に入っていき、喉の近くに触れる。

「うぐっ…!」

苦しい…。

槙島はさっきと変わらない表情。

全く何を考えているか分からない。

こいつはこの表情で何人も殺したのか。




私も…もうすぐ…



執行官は所詮捨て駒。いなくなっても減ることはない。

…でも無駄死にする必要はない。



――今回死ぬのは私で十分だ…。



「…残念だ」

槙島は口から指を引き抜いた。

酸素が急にたくさん入ってきてむせ返る。

槙島はハンカチのような布を出し、

私の口元を覆った。



――私は少しずつ意識を手放していった。





Re: サイコパス オリキャラR18短編集 ( No.7 )
日時: 2014/12/30 16:59
名前: 雪兎

ん…

目を開けると薄暗い部屋にいるということが分かった。

「私…死んでなかったんだ。」

みんな私のこと心配してるかな…?

いや…

公安局が一人消えただけ

そして私の代わりに新しい執行官が…


「目が覚めたんだね」

「槙島…」


ドアを開けて槙島が入ってきた。


「冷静だね」

槙島はクスクスと笑っている。

「もう私には何もないからな」

「いや、僕にとっては大切な存在だ」

「言っておくけど私は何も知らないからな」

「そうだろうね」

「!?…じゃあなんで私を殺さな…んっ!」


そしてその瞬間



Re: サイコパス オリキャラR18短編集 ( No.8 )
日時: 2014/12/30 17:56
名前: 雪兎

「ん…」

あれ…いつの間に寝てたんだ…?

目を開けると薄暗い部屋にいることが分かった。


「死んでなかったんだ…」

槙島に殺されてなかった。

どうやら私にはまだ利用価値があると思ってるんだな。

私なんかには価値なんてないのに。

価値があるとすれば、シビュアシステムについて話すこと。

槙島、言うつもりはないよ。そもそも知らないし。


手は鎖で拘束されている。

逃げ出せない…か。

みんなが助けてくれないかな。

でも、ここどこか分からないし、

無理だよね。


「さようなら…みんな」



「目が覚めたんだ」

「槙島…」


槙島がドアを開けて入ってきた。

「冷静だね」

槙島はクスクスと笑いながら言った。

「ああ。もう私には何もないからな」

「僕にとってはそんなことないよ」

「拷問する気か…?」

「君によるかな」

「私は何も知らない」

「そうだろうね」

「!?…分かってるなら、なぜ殺さな…んっ…!」














Re: サイコパス オリキャラR18短編集 ( No.9 )
日時: 2015/02/26 21:09
名前: 蒼

どうもー 『シリアス・ダーク小説(新)』で小説を書かせてもらっています。
蒼(あお)です!
続きが気になって「まだかなー」って待っています。
投稿遅くてもいいので頑張って下さい!
応援してます!
良かったら私の小説も見に来てください。
キーワード検索で 蒼 って打って名前検索したらきっと『*命の約束*〜契約者〜』
っていうのが出てくると思います。

Re: サイコパス オリキャラR18短編集 ( No.10 )
日時: 2020/02/01 09:50
名前: 冠

更新待ってます

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