官能小説(オリジナル18禁小説)

酷薄な貴方に。
日時: 2015/02/15 01:23
名前: コウノ


コウノから読む前に注意です。

戦国無双パロ
若干グロテスク…
エロ有り

それでも読めるよ、という人はごゆっくり。

ああしてほしい、この人出してほしいなどなどの
リクエストも受け付けます!

Page:1



嘲笑う貴方に ( No.1 )
日時: 2015/04/05 03:34
名前: コウノ

元就「寧々、おいで」

寧々「はい…」

優しく呼びかけられ、私は元就様の膝に座らせられる。
主である元就様の命令は絶対に聞かなければならない。
いや、もしかすると私が元就様に服従されることを悦びとしているからなのかもしれない。しかし私はこれでいいのだろうか。

元就「どうしたんだい?浮かない顔をして。」

暫く無言で考えていると、元就様が心配した顔で覗き込んでくる。

寧々「いえ…何も…。」

元就「何か辛いことでも思い出したかい?」

元就様は、私の顎を少し上に持ち上げてゆっくりと頬を撫で上げ、じっと目を見つめてきた。その瞳には慈愛が満ちているように見えたが、この人は優しい顔をしながら、このような質問をして私をいじめるのだ。

寧々「い…いえ、そんな事ありませんよ…。」

私がそういって苦笑いをすると、元就様はふっと嘲笑うような笑みを浮かべるのだった。


はじめての私に ( No.2 )
日時: 2015/04/05 14:27
名前: コウノ


辛いこと…そう言われてふと昔を思い出す。昔と言ってもほんの一年前位の話だ。

ーーー
寧々「この家に新しく務めさせて頂きます、寧々と申します。これからよろしくお願いします!」
名門、毛利家の女中として働く事に心を踊らせていた私は、どんな仕事でも一生懸命にこなしてみせるという強い意気込みを持っていた。
…それがこんな役目になろうとは、その時は思いもしなかった。



初日、私は山手という女性に呼び出された。
どうやらこれからする仕事の内容らしい。

私は山手さんが、待っている部屋の戸を静かにあけて入った。

寧々「失礼します…」

山手「…来たようだね、さっ、座って」
と、言って山手さんは少しはにかんだ。
私はちょこんと山手さんの向かいの座布団に座った。

山手「新しい仕事の話なんだけどね…その…他の女中とは「仕事」の内容が違うわけなんだよ…」

寧々「はい」
他の女中と仕事が違うということはつまりお料理やお掃除じゃないということだろう。

山手「だから…その…つまりだね…大殿の身の回りのお世話をしてほしいんだ。」

寧々「大殿?!」
大殿というのは、つまり元就様の事なのだが私のような新米の田舎娘がそんな仕事をしていいものなのかと、耳を疑った。

山手「そう。驚くかもしれないけど、大殿からお前にその仕事をして欲しいと命令があったんだ。」

寧々「私にですか?!そんな…でも私まだ新米だし…女中とは違う仕事が出来るかどうか…」

山手「そこは心配しなくていいよ。仕事は他の女中より簡単だ。なんせ大殿に頼まれた事をやるだけだからねぇ。」

寧々「…それって…どんな事を頼まれたりするんですか?」

山手「そうだねぇ…。主に夜の仕事だねぇ。」

寧々「夜?夜に仕事?」
夜に仕事なんか、あるのだろうか。

山手「まだ分からないか…。ま、いいさそのうち分かるよ」
山手さんがこれ以上聞くなという雰囲気をだすので、私は頷くしかなかった。

山手「…さ、今から行っといで。他の女中はもう働いてるし、あんたも早く働きな。」

寧々「あっ…あ、はい!おっ大殿のお部屋に行けばいいんですよね?」
山手さんの口調が少し厳しくなったので、私は思わずあたふたしてしまった。

山手「そうだよ。大殿のお部屋は二階の階段を上って突き当たりの右だ。」

寧々「はっ…はい!」
こうして私の「仕事」が始まったのだった。





Re: はじめての私に。 ( No.3 )
日時: 2015/05/06 22:29
名前: コウノ
参照: http:

二階の階段を上った時、私はあまりの静けさに驚いた。

なにしろ1階では女中や家臣たちが働いてガヤガヤとしていたのに、まるでここは別世界のようにしん…としているのだ。

寧々「それもそうか…」
私はポツリと独り言を呟いた。なんせここは元就様がいる階なのだから、ある意味「別世界」だ。

「それもそうか…って何がだい?」
いきなり誰かに肩をポンと叩かれて
寧々「ひゃっ…!」
と思わず情けない声が出てしまう。
後ろを振り向くと、穏やかそうな男性がにこやかにこちらをみている。
寧々「あっ…いえっ!なっ…独り言です…」
恥ずかしい所を見られてしまい、私は必死に弁解した。
「困ったなぁ、そんな物の怪にでも触られたような反応されちゃあ….、私は毛利元就、この城の城主だよ。」
寧々「?!…すいません、ご無礼な態度を…」
恥ずかしい…今から仕える人にこのような所を見られてしまうなんて…
元就「いいよ、気にしないで。今までも大体の人が初めは気付かなかったから…それより君は私に新しくついてくれる女中だろう?」
寧々「はっ…はい!!」
元就「名前は…確か…」
寧々「ねっ…寧々です!」
元就「あぁ、そうだったね、いい名前だ。」

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