官能小説（オリジナル18禁小説）
- 激痛、快感、少女は狂う。[病み グロ R指定]
- 日時： 2015/05/03 21:31
- 名前： 色立紅恋
＊＋変態☆淑女の色立紅恋Death(はぁと((出オチ感ぱない
…こほん。()カキコさんでは初めての投稿となる作品になります。病んでおりますが一応R18となっております。
＊＋自傷と自慰、どうしようもない激痛と快感の狭間で揺らされる、主人公_灘戒呉蛙は…。
うん。見るからにつまんなそうな紹介文ですね。いやつまらないですがね、紹介文苦手ですわ…。
閲覧して頂けたら幸いです^^ レス頂けたらブッ飛んで喜びます(ノД`)・゜・。
※学年&組は「‐」を使用して表記する場合があります。 例:「2年3組」→「2‐3」
※階は○Fという様に表記する場合があります。 例:「1階」(又は一階)→「1F」
※この欄は不定期更新となります
＊＋登場人物紹介
・灘戒 呉蛙[ナンカイ クレア]/女
17歳/異常性癖者(血液に反応)/自傷癖アリ/自慰中毒者
備考:楽顎2-3所属。帰宅部。
無断欠席、無断下校、遅刻、サボりが後を絶たない。頭は1+1を11という程悪い。
一応小学、中学の学歴はある。なぜここまで進学出来たかは謎に包まれている。
2-3では嫌われており、激しい虐めを受けている。が、本人はなんら気にしていない。
血を流しているのを見ると興奮して笑う。尚異常性癖が働き、濡れる。
基本見た血は舐めるか、啜る。
自傷と自慰が止められない。自傷と自慰は同時に行う事が多い。
美人。笑顔は可愛いというより美しい。年に似つかわぬ妖艶さが特徴。
…が、髪で顔が隠れているし、色々酷いし(意味深)、何より虐められていて、
目立たない事からその美しさには中々周りは気づけない。
ある程度読んでから見て下さい↓
他人に興味が無い。
・赧丗 砺虞[ダンセ レグ]/男
17歳/???/イケメン/オレ様王子気質
備考:楽顎2-1所属。帰宅部。
毎日キッチリ学校に通っている真面目眼鏡。頭は校内No.1を取るほど良い。天才。
2-1では女子に好かれ男子に毛嫌いされている(イケメンだから)。
天然。それで受験場を間違え楽顎に入学した変わり者。先生からの信頼は厚い。
受験場を間違え楽顎に入学してしまった事が発覚し、即親から捨てられた。
故に疑り深い所がある。
ある程度読んでから見て下さい↓
間違えて入学は嘘。仕組んでやったもの。真面目眼鏡は演技。
本性はオレ様王子で、逆らえば睨み付ける等々…。頭は元から良い。
他人に興味が無い。
＊＋建築物紹介
・私立楽顎高等学院[シリツラクガクコウトウガクイン]
備考:通称「楽顎」。1〜3学年それぞれ3組での構成となっている。
地元では有名な不良校。尚様々な生徒の犯罪を隠蔽している事例が多々見られる。
職員は生徒に怯えている様子。職員総勢15名、1クラス35名、全校315名と人口は低め。
＊＋場所紹介
・2年3組[ニネンサンクミ]
備考:楽顎の教室。常に差別が激しい。故に虐めなども多々ある。虐めの対象は2‐3の中から進出。
実際灘戒以外にも虐めにあっている生徒も何人かいる。虐めの内容は極めて過酷。
・2年1組[ニネンイチクミ]
備考:楽顎の教室。常に嫉妬が激しい。故に地味な嫌がらせが絶えない。(椅子の向き変えるとか)
女子の力(権力)が強い。肝っ玉母ちゃん的な。
・楽顎食堂[ラクガクショクドウ]
備考:楽顎の学食売り場。楽顎1Fに存在する。
※亀更新です☆((
- Re: 激痛、快感、少女は狂う。 ( No.16 )
- 日時： 2015/04/27 22:08
- 名前： 色立紅恋 ◆AdlCJMMvIk
灰薔薇さん>>
毎回米ありがとうございます！クレアちゃんですよ(ノД`)・゜・。((
可愛いですよね^^//呉蛙ちゃんの笑い方好きですか！ありがとうございます！
なんかいいですよね((え
- Re: 激痛、快感、少女は狂う。 ( No.17 )
- 日時： 2015/04/28 21:49
- 名前： 色立紅恋 ◆AdlCJMMvIk
いつの間にか周りの人だかりは消えていた。…これは5時間目が始まるチャイムだ…この学校には予鈴というものがない…。
「やばい…」
赧丗は青ざめている。…まあ普通の反応だろう。優等生である赧丗は、尚更だが…
「どした？」
灘戒は首を傾げる。…無断下校やサボりをよくする灘戒は授業が始まろうが関係が無い。故に赧丗が焦る理由が分からないのだ。
「…どうしたもこうしたもないっ!!行きますよ！ほら早く!!」
赧丗は咄嗟に灘戒の腕を掴み2階へ走り出す。
「眼鏡ッ…!?…………いってえ…」
灘戒は顔を歪めた。
＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊
昇降口前
昇降口前に来たその時、灘戒は足を止めた。
「呉蛙さん？！遅れちゃ……っ!?…」
「………ぅ……っつ、ぅ…」
灘戒は掴まれていた腕を弱弱しく振り払い、その腕を抑えて蹲る。灘戒は、痛みに震えていた。
「…呉蛙、さん…？」
赧丗はやってしまったと言う様な、心配の眼差しを灘戒へ向ける。
「…う、で……そこ、昨日抉ったトコ…！…っ…」
灘戒は涙を垂らしながら開いてしまった生傷をぎゅうっと押さえる。制服には血が滲んでいた。
「…っ！呉蛙さん…！…呉蛙さんすみません!!大丈夫ですか…?!」
赧丗は素早く灘戒の押さえている腕を、上から両手でそっと包んだ。
「すみません…！」
精一杯の、謝罪だった。
「…え…？な、なんで眼鏡が謝るワケ？え？な、なんで…？…」
…灘戒は人の優しさを知らなかった。こんな風に優しくされるのは、初めてだ。だからこそ…赧丗の優しさに混乱した。謝られた事もないから、それも重なり、余計に。別に、灘戒は怒ってはいないのだ。こんな事は慣れているから…。
「？何を可笑しな事を…当たり前の、事じゃないですか。」
「…え…？…」
驚いた、と同時に顔が熱くなるのを感じた。なんだか、恥ずかしい感じがした。
「…？ とにかく、保健室行きますよ！」
保健室、という言葉にハッとする。
「待って!!保健室はダメ、嫌だ…！面倒臭い！家に帰るッ!」
重ねられた手を払い、靴箱の靴を乱暴に掴み取る。
「く、呉蛙さんっ!?」
靴を履いて駆け出した灘戒を、赧丗は後の事なんて気にも留めず、靴を荒々しく履き、灘戒を追いかけた。
- Re: 激痛、快感、少女は狂う。 ( No.18 )
- 日時： 2015/04/29 14:05
- 名前： 色立紅恋 ◆AdlCJMMvIk
＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊
住宅街_道
「待って！呉蛙さん待って…！」
息を切らしながら、赧丗は灘戒を追いかけていた。
「ついてくんな眼鏡―ッ！！」
灘戒はさらに走るスピードを上げ、家に向かって一直線。
どうやら運動は得意らしい。赧丗もスピードを上げ、息を切らしながら走るイイ子ちゃんの「演技」をやめた＿。
「…チッ……あの女…！めんどくせえなッ！！」
「…えっ…？」
灘戒は思わず足を止め、振り返った。だってさっきまで息を切らしていた赧丗が、弱弱しく、さながら優しく自分に『待って』と言ってくれたあの赧丗が、息も切らさず、明らかに声のトーンが低くなり、弱弱しいというより獲物を狩る様な強みのある声で暴言を吐き捨てたのだから…
「好都合。」
灘戒がぼうっとしている間に、赧丗は灘戒を片腕で抱き寄せ、捕まえた。
「…あっ……」
灘戒はようやく我に返り、必死に腕から逃れようと暴れる。だが、逃れられない。
＿あんなヒョロい眼鏡からなんて、容易く逃げられるはずなのに、こんな細い腕に、どうして私は…。
「無駄だよ」
屈する。灘戒は暴れるのを止めた。もはやこの腕から逃れる方法はないのだ。この細い腕には、確かに男の持つ、女には適いようがない、そういう力が込められているのだ。今の赧丗はヒョロくない。いや、外見がヒョロくても、中身がヒョロくないのだ。れっきとした、男の子なのだ＿。
「う…」
「散々振り回しやがって、学校どうするつもりだよ。」
赧丗は眼鏡越しに灘戒を睨みつける。灘戒は腕からずぼっと顔を抜けさせ、赧丗を見上げる。悔しいことに灘戒は背が低めだ。対する赧丗はかなり高身長だった。
「………あ…」
_今なら分かる。眼鏡越しにでも、彼の目がすらっとしていて、少しツリ気味で、近くに居れば魅了されてしまいそうなことが…。いや、灘戒じゃなかったら、既に魅了されてしまっているのかもしれない。乙女度(意味深)が低い灘戒だからこそ、ここまで平気でいられるのかも知れない。でも、何か変わっている。赧丗はさっきまで確かにタレ目気味だった。優しげで、弱弱しい印象だった。でも今の赧丗はツリ目で、いつでも睨まれている感覚がする。見ていれば多少の恐怖すら湧いてくる。じいっと、こちらを確実に仕留められている。灘戒はこの目から目が離せない。
＿私はこいつの目にも逃れられないのか_
今は、睨まれているから一層怖かった。黒に少し青がかかったその目。黒くつやのあるさらりとした、耳より少し長めに下まで伸びた髪は、触らずともそのさらさらとした感触が伝わってくるようだった。気にも留めなかった彼の全てが気になる…それ程赧丗は容姿端麗だった。灘戒は胸を高鳴らせるが、恋に落ちるとまではいかない。そもそも灘戒は恋をしたことが無いのだ。でもこんな風に男の子に胸を高鳴らせた事もなかった。だから、初めてのこの感覚にどこか戸惑っていた…。
「…おい？」
灘戒が暫くぼーっと見つめていたので赧丗は顔をずいっと近づけ、不思議そうに見る。
「…！？き、気持ちわりい！そんなに顔近づけんな！」
突然顔を近づけられ、灘戒はそう吐き捨てた。なぜこんなに_
＿動揺してしまうんだ？気持ち悪い、だけなはずなんだ。動揺する必要なんてないんだ、そうだ。私は、どうかしている_
「…」
赧丗は顔を離し、灘戒をさらに睨みつける。『へえ、気持ち悪い、ねえ…』とでも言われているような雰囲気だ。
灘戒が黙ってしまっていると、思い出したかのように、赧丗は邪魔そうに眼鏡を外した。
「…目、悪いんじゃないのか？」
灘戒は問う。だって、眼鏡を外して拭くんじゃなくて、そのままポケットから出したケースにしまっていたからだ。
「…あ？これ、伊達だけど。」
赧丗は面倒臭そうに答えた。
「だ…伊達！？何で！？」
灘戒は驚く。だって伊達って感じには見えていなかったから。いかにもThe.眼鏡優等生なのに、伊達だなんて。『お前、暗い部屋でノートに顔面近づけて勉強してるんじゃないのか？』なんて声が灘戒の驚いた顔からは読み取れる。
「…優等生演じるには必須だと思ってな。」
「…優等生？」
赧丗は、嗚呼また説明が必要なのか？と、溜め息をついた。
- Re: 激痛、快感、少女は狂う。 ( No.19 )
- 日時： 2015/04/30 01:06
- 名前： 蝶夜
わあ、こういうの好きです…!
更新ファイトです!!
- Re: 激痛、快感、少女は狂う。 ( No.20 )
- 日時： 2015/04/30 19:40
- 名前： 色立紅恋 ◆AdlCJMMvIk
蝶夜さん>>
初めまして、蝶夜さん。
米＆閲覧ありがとうございます*
好きですか？とても嬉しいです(ノД`)・゜・。ありがとうございます！
はい！更新頑張ります！応援ありがとうございます(*´ω｀*)
- Re: 激痛、快感、少女は狂う。 ( No.21 )
- 日時： 2015/04/30 22:33
- 名前： 色立紅恋 ◆AdlCJMMvIk
平日なので短いです(/・ω・)/ これ以外でも小説別サイトで書いてるので良ければどうぞ…。知りたい人がいたら後に教えます…。
「…俺はさ、昔から嘘吐きでな？嘘大好きだったんだ。それで嘘吐いてく度に演技力とかも上がったわけ。だからそれ生かして進学する度キャラ変えてさ。ここではこういうやつが有利かなって思ってこういうカッコと口調なワケ。受験場はワザと間違えた。色々騙されてく人間、めっちゃ面白いぜ？あははっ！」
…多少強引でよくわからない説明じゃないのか、という思いを灘戒は必死に飲みこんで、へえ、と呟いた。
「…意外だな。驚くかと思った。」
「…それはこっちの台詞かな。私見て気持ち悪いって思わないの？容姿も。自傷と自慰してるってことも。…皆目の色変えてそう言うのに。…私はアンタみたいな眼鏡…じゃないなもう。…他人に興味ないんだよ。」
ははっと笑い、少し自嘲気味に灘戒は言った。
「…じゃあ俺たちは似た者同士ってワケか。」
赧丗は少し嬉しそうに、両手でさらに灘戒をぎゅうっと抱き寄せた。
「？？！…おい、気持ちわりいぞ。」
灘戒は赧丗の腕に再び顔を埋め、赤くなった頬を隠した。
＿なんで隠してんだろ。
「その台詞、言うなよ。俺これでもイケメンって言われるし。」
赧丗はドヤ顔を決めた。
「死ね、そういう意味じゃねーし。」
灘戒は制服の上から赧丗の腕を思い切り噛んだ。
「いって！！」
- Re: 激痛、快感、少女は狂う。 ( No.22 )
- 日時： 2015/05/01 17:46
- 名前： 色立紅恋 ◆AdlCJMMvIk
「か、噛まなくてもいいだろ…!」
赧丗は痛そうに腕を見る。
「…痛いなら腕放してさすってりゃいいのに。」
灘戒は疑問の顔を浮かべた。
「離したら逃げるだろお前。」
「チッ バレたか」
灘戒は舌打ちをし、口を尖らせる。
「あ、てかさっきの返事聞いてねえ。結局私の事気持ち悪いって思わないの？」
「？…思わないけど」
赧丗は笑いながら灘戒をぎゅうぎゅう抱きしめる。
「うっぷ、あんま揺らさないで。てか何。何なの。離れてよ逃げないから。」
灘戒は顔色を悪くした。…乗り物酔いしやすいタイプなのだろうか？
「ん、わかった。」
灘戒は外の空気を存分に吸う。苦しかったのだろうか。
「…なんか優しくなったな。似てるとかほざいた時から。」
「似てるやつなんてそうそう居ないからな。嬉しかったんだ。」
灘戒は顔を顰める。なんだコイツ。って言いそうな顔。
「変なヤツ…ッ！？…っつぅ…」
灘戒は腕を押さえて蹲る。
「…あ、腕怪我してるんだっけ、急がなきゃな。」
赧丗は灘戒を姫抱きした。俗に言う『お姫様抱っこ』というやつだ。
「―え。…な、なんだよやめろよ！演技してるだけだったんだろ！おい!!」
灘戒は頬を少し赤く染めながら、全力で抵抗した。
「な、なんだよクレア、やめろよ、ほら早くお前の家連れてけ。」
「！？クレアだって！？なんて呼び方するんだこの…この………」
灘戒は押し黙ってしまった。眼鏡じゃないからなんて言えばいいのか分からないのだ。
「……ぷっ、俺の勝ち。」
赧丗はにやりと笑って灘戒を見た。
「…な…！」
「さあ、家案内しろよな。」
「くっ」
灘戒は渋々了解して、赧丗に道を教えた。
- Re: 激痛、快感、少女は狂う。 ( No.23 )
- 日時： 2015/05/01 20:12
- 名前： 色立紅恋 ◆AdlCJMMvIk
＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊
住宅街_灘戒家前
「ここがお前の家か…ん…なんか血生臭くないか…？」
赧丗は家をまじまじと警戒しながら見ている。
「…失礼だな。…てかそろそろ降ろしてくんない。」
「あ、ごめん。…家の鍵頂戴」
赧丗は灘戒を降ろすと、手を差し出し、鍵を求めた。
「？ないよ？」
灘戒は不思議そうに赧丗を見る。
「はあ！？な、なんで！？鍵必須だろ！鍵！開けられねえじゃん…」
赧丗はがっくりとうな垂れた。
「…何がはあ？だよ。この家鍵かけてないの。だから入れるよ？鍵かけんのメンドウ。」
灘戒はそういうと無造作にドアを開け、さっさとリビングへ行ってしまった。
「あっ、待てよ、色々ツッコみ所が……ッ！？」
飛び込んできた異臭。…血生臭さ。そして玄関の異様な血塗れの光景…
赧丗は自分の目を疑った。
＿こんな家って、こんな事って、あるか？！
「…う、くっ……」
＿耐えられない。こんなの…
「おーい、早くしろよー！」
灘戒の呼ぶ声が聞こえる。赧丗は目の前を信じれないまま、このままでは仕方ないと灘戒の家に踏み込んだ。
「……なんだよ、これ…」
行く先には、血、血、血。血しかない。おぞましい光景だった。
「うわっ！？」
べっとりと赧丗の足の裏に血が付いた。
…生乾きの血に触れてしまったらしい…
「…うう」
…弱音を吐きながらも赧丗は灘戒の声がするリビングへと辿り着く事が出来た。
「遅かったじゃん、何してたんだよ？」
- Re: 激痛、快感、少女は狂う。 ( No.24 )
- 日時： 2015/05/01 20:29
- 名前： 灰薔薇
あら、クレアちゃんなのに、
レイアって誰でしょうかw
投稿頑張って下さい！！！
- Re: 激痛、快感、少女は狂う。 ( No.25 )
- 日時： 2015/05/02 08:51
- 名前： 色立紅恋 ◆AdlCJMMvIk
灰薔薇さん>>
米ありがとうございます*
そうですねｗでもレイアもなかなかいい名前ですねｗいつか使いたいです(*^-^*)
はい！頑張りますね(*'▽')