官能小説(オリジナル18禁小説)

【BL】hot is black
日時: 2015/07/23 17:28
名前: B龍


指宿 宝(イブスキ タカラ)♂

誕生日:3月3日
年齢:19歳
身長・体重:178.4p,61s
髪色:銀髪
髪型:アシメ
瞳:ワインとマゼンタのグラデーション
ピアスは39個。
実家指宿組の組長で水人の兄。
気味が悪いほどイケメン。


指宿 水人(イブスキ ミナト)♂

誕生日:4月27日
年齢:17歳
身長・体重:176.7p,65s
髪色:黒髪
髪型:無造作
瞳:水色
常識のある変態、パッと見は好青年。
宝の弟でそれなりに性格悪い。
ブラコン忠犬。


香坂 零(コウサカ ゼロ)♂

誕生日:12月4日
年齢:17歳
身長・体重:160.4p,36.2s
髪色:金髪
髪型:無造作襟足長め
瞳:琥珀
パツキンピアスでDQN。
水人のセフレ。
少々メンヘラ。


香坂 浅姫(コウサカ アサキ)♂

誕生日:4月1日
年齢:18歳
身長・体重:171.1p,62s
髪色:紫髪
髪型:緩い癖毛の無造作
瞳:黒と紫のグラデーション
指宿組の臨時組長代理で零の兄。
女顔のイケメン。
超ブラコンで性格悪い。


真鍋 雨月(マナベ ウヅキ)♂

誕生日:6月19日
年齢:17歳
身長・体重:167.6p,54s
髪色:黒髪にピンクのメッシュ
髪型:アシメ・みつあみ
瞳:マゼンタ
目付きが悪くて、顔は残念。
水人のクラスメートでセフレ。
大会社の御曹司だった。


如月 政次(キサラギ セイジ)♂

誕生日:7月23日
年齢:21歳
身長・体重:179.2p,62.2s
髪色:茶髪
髪型:ツーブロック
瞳:エメラルドグリーン
指宿組の幹部。
先代(一也)の愛人でもあった。
虹彩の色が非常に美しい。


千川 華業(センカワ カルマ)♂

誕生日:8月14日
年齢:20歳
身長・体重:185.6p,72.1s
髪色:黒髪
髪型:ショート
瞳:黒(右目が複眼)
実家千川組の組長。
残忍だが面倒見のいい一面も。
宝との因縁あり(?)。














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Re: 【BL】hot is black ( No.1 )
日時: 2015/07/23 17:30
名前: B龍


【第一部】日常


宝side


「……はぁ?」

宮田会系指宿組事務所。
所謂、組長室。
テーブルの向うで土下座してる奴の背中が跳ねる。

「殺せなかった……?」

「もっ、申し訳ございやせん!!」

「何?フザケてんの……?組の面子が丸潰れじゃん。なぁ、分かる?テメェみてーな構成員(ゴミクズ)一人の失態で上(コッチ)がどんだけ苦労すると思ってんだ?あぁ?!」

「ま、誠に……」

「何?年下にそうやって頭下げなきゃいけないのが気に入らねぇの?」

「そんなっ……!!」

ガラステーブルの向こう、必死の形相で床に跪く奴に笑い掛ける。

「なぁ、加賀屋。おまえの娘、まなみちゃんっつったっけ。可愛いよなぁ」

スマホのディスプレイの中にある笑顔を向けると、ソイツ……加賀屋は弾かれたように顔を上げた。

「く、組長……!まなみは……まなみと妻だけはやめてください!!」

「……は?何言ってんの?」

なぁ、加賀屋。
俺はおまえの名字が大っ嫌いなんだよ。
なんでか分かるだろ?

「じゃあ俺の女と息子返せよ」

「!……それは、」

「いくら俺が嫌いだからってさ、妊婦轢き殺すクズが居るか?おまえの兄貴以外によぉ」

だからおまえの娘も、組の運営資金になって貰うわ。
良かったな、まなみちゃん。
その歳で海外旅行出来るなんて。
仕事でヘマしやがったパパに、ちゃんとありがとうって言うんだぞ。

「くっ、くくっ、あはは……ザマァ」

笑いながら、ソファから立ち上がる。

「邪魔。もう下がっていいよ」




……つーか、会長(オーナー)に何て言えばいいんだよ。


指宿宝、19歳。
一応、ここ(指宿組)の組長。
旧姓は島原……ってまぁ、それはどうでもいいか。

あのスケベジジイの会長は、また足開いて丸め込めばいいや……。

渡り廊下を渡って、事務所から自宅っつーか屋敷に戻った。

「はぁー……ん?」

「うっ……ぉえっ、げほ……ッ、はぁ、はっ……」

トイレの中から聞こえる嗚咽。
ああ、零か……。
二年前に出会った香坂零は、自傷癖持ちでメンヘラで、拒食症で鬱で……。
まぁ、とにかく精神的に瀕死の状態だった。
あと軽いチョコレート中毒。

「おーい。大丈夫かぁ?」

「けほっ……た、からさん……大丈夫、じゃないです」

「だろうな。落ち着いたらバスルーム来いよ」

「はい」




















Re: 【BL】hot is black ( No.2 )
日時: 2015/07/23 17:56
名前: B龍

宝side


表紙に『零の成長記録』と書いたノートを閉じる。

「じゃあ次は部屋の検査」

「……はい」

……またか。

「オイ……」

「あ……すいません……」

またカッター隠し持ってやがったな。
没収、と。


この屋敷には、零とその兄、浅姫の部屋があって、一緒に住んでる。
元々俺と浅姫が中学からの仲で、一年前に両親が飲酒運転事故で亡くなったのをキッカケに同棲し始めた。
零の部屋は、中央にある俺の部屋の廊下を挟んで斜向かい、俺の弟の水人の部屋の隣だ。

「あ、そうそう。明日おまえも広間の方来いよ。てか連れてく」

「え、広間、ですか……」

「一人にできねえだろ。人多いけど、いつでも休憩させてやるから、な?」

「いや、あの…………ハイ」

明日は水人の誕生日で、17になるから正式に指宿の若頭に就任する。
それの式典みたいなのが(一応)あるんだが、ほぼ形式だけで宴会みたいなもんだ。
ドラマで見るようなんじゃない。
和装しないし、高確率で構成員はジャージだし。

まぁ、俺等は一応スーツくらいは着なきゃいけねぇだろうけど。

「零はそれでいいか」

「うん」

「じゃあ今日はもう薬飲んで寝ろ」

「……はい」



……さて。
飼い猫(ペット)の世話も済んだし、ストレス発散とイきますか。































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