官能小説(オリジナル18禁小説)
- .After all/BL(NL要素含)
- 日時: 2015/10/12 07:17
- 名前: 深爪 ◆16LG0n3zJs
不定期更新、おそらく会話文多め。
ニアホモ好きです。もちろんガッツリも好き。(裏も好き)
なんでもいける雑食なので、その分目移りしやすく飽きも早い……
拙い文だとは思いますがゆるーく見て頂けると…幸い…です……
(ちなみに描写が入るときは*裏と表記してあります。)
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- 前 ( No.1 )
- 日時: 2015/10/12 22:21
- 名前: 深爪 ◆16LG0n3zJs
「ゆうきさぁ、結婚するらしいよ」
「え、まじ?」
仲が良かったグループ は高校卒業と同時に皆就職。そのうち2人は既に結婚し子供もいるらしい。
それに加えゆうきも結婚となれば、未だ独り身なのは俺と矢野(やの)だけ。
「矢野さぁ、なんでカノジョつくんねぇの?」
「あのなぁ、つくんないんじゃなくてできないんだよ」
「………なるほどな」
「納得すンなよ…」
部屋には空いたビール缶がそこかしこに散らばっている。寝返りをうつと空き缶が音を立てて転がった。
「あーあ、人肌恋しいなァ」
「お前なら作ろうと思えば一瞬でカノジョできンだろ、クソが」
「あー、いや、カノジョとかはだりぃ」
「じゃあ何、セフレ?」
片手にビールを持ってテーブルに突っ伏していた矢野が、顔を上げチラリと視線を投げかけた。
「別にセックスがしたい訳じゃなくてさ、こう、なんつーのかな、んー」
「や、言いたい事はなんとなく分かるぜ」
「…………矢野、俺と付き合う?」
「は?」
「ぶわははは!ビックリしすぎだろ!」
ガバリと勢いよく顔を上げ飛び起きた矢野を指さして笑う。これでもかと見開いていた目は、次第にジトっとした半目になっていった。
「今ので一気に酔いが覚めた…………」
「ふ、思い出し笑いが……ブフ……」
「……でもさぁ、割と男っていいらしいよ」
「何が?」
「セックス」
ふと視線が絡み合う。
「でもケツに突っ込むんだろ?汚なくね?」
「そこらへんはまぁなんかするんじゃねェの?知らんけど」
「あー、ね。でもケツに突っ込まれて痛くないのかねェ」
「わりと気持ちイらしいよ。まぁよく聞くのが前立腺」
矢野はそう言うとビールを勢い良く煽った。
「…あぁ、あれは、確かに。めっちゃ気持ちイイ」
俺は上を仰ぎながら、ポツリと零した。
「……は?何、お前された事あんの?誰に?」
「ミサキちゃん」
「…アイツかー。で、なに?感じちゃったン?」
「最初はそうでもなかったけど、俺わりと素質あったらしい…?」
「なぁ、ちょっとさ、どんな感じか見せろや」
今度は俺が驚き、飛び起きた。
「は?」
「や、だから前立腺見せろって」
「ばァか前立腺は見えねェ所にありまーす」
「ちげぇよ前立腺いじってるところをだよ早く見せろ」
「矢野もうそれ命令形」
「見たい」
少しずつこちらへにじり寄って来る矢野。恐怖。
「嫌だっつの。なんで俺が」
「矢野様が見たいっつってんだよ」
「自分でしても吐き気しか湧いてこないしやっぱこういうのは女のコが相手じゃないと………」
「じゃあ俺がやってやるから」
「…………………は、マジで言ってんの?」
「おう。テクニック全一の俺に任せろ」
「……痛いのはマジ勘弁だから」
「わぁった、わぁった。オラ脚開け」
あれ、いつの間にかやる空気に。酔っ払いってコワイ。
- 中*裏 ( No.2 )
- 日時: 2015/10/12 07:16
- 名前: 深爪 ◆16LG0n3zJs
***
部屋にくちゅくちゅとローションの粘着質な音が響く。
「どうよ?」
「ンッ、ぁ、は、んあ!」
「聞いてねェ?…気持ちよさそうだな」
ズボンを少しだけ下ろし、うつ伏せでケツを突き出した状態でぬこぬこ。
やばい、これ。
「本当に素質あるンじゃねーの…な、どう?どんな感じ?言って」
「…ッあ、やば、ケツん、中…うあッやめっ」
「オラ、ちゃんと喋れよ」
「くっ、てめ!ワザと、だろぉが!あっ」
口を開くと指の動きが激しくなる。コイツ俺に喋らす気ない。
「全然こわくねー。むしろ、」
カワイイ
「!」
耳元で聞こえた矢野の囁きに身震いした。
「矢野キッショ」
「うるせえ黙れ」
矢野は俺の後ろに立ち、左手でケツを揉みながら指を丁寧に出し入れしている。器用だなァ。
「もう一本増やすから」
「あぁ?増やすっ…ンっ、って」
「気持ちよさそうだし大丈夫だろ」
「ちょ、コラ」
一度指を抜いてから今度は2本の指にローションをたらす。
「ほら…入れるぞ」
「ふ、う…ッ」
馴染ませるように何度か指で縁をなぞってから、ゆっくり差し込んできた。
少しの圧迫感と、先程まで感じていた快感が襲いかかる。
「くぅ…ッ」
「入った、2本とも。根元まで。…見る?」
「うわっ!やめ……あぅッ」
伏せていたのを強引に仰向けにされた。もちろん指は入ったままで。
そして最悪な事に、仰向けにされたせいで今まで見えていなかった俺のムスコが丸見えに!不甲斐ない。
「あれ、勃ってんじゃん。 」
「クソが…覚えてろ……ん、あッあッ」
ズボンをひっかけたままの足を無理やり持ち上げられ、まさしくまんぐり返しの図。…いや違うか、俺の場合ちんぐり返しだな。
「あーあ、ぬるぬるじゃん。そんなに気持ちヨかった?」
「ぃあッ!おい、そっち、はぁッ触んな!」
ケツに回していた手を今度は俺の自身にあてがい、あろうことか上下に動かし始めた。もうやめて。
「も、マジで…!イク、イクからぁッ!」
「いいぜ、出せよ」
「コッチが良くないんだっつの…!」
「うるせぇ、オラ」
「あっあっはっあっ」
一層激しくなった右手の動きに左手が追い討ちをかけてくる。
「うンッ……!」
「………おぉ」
ぽつりと矢野の歓声。イってしまった…。賢者タイムで一気に冷静になっていく思考…やってしまった……。
「おいコラ、矢野…もういいだろ、抜け」
上体を起こしジットリ睨みつけながら言うと、矢野は素直に指を抜いた。
「ごめんごめん、でもさ、これどうにかしたいんだけど」
ジーパンのベルトを外し前を寛げる矢野。その、アレが。ボクサー越しに主張するアレが。
「………勃っちゃった!テヘッ」
「…………うわぁ、て、ちょっ」
テヘとか言っても可愛くないから、断じて可愛くないからな、矢野。
しかもあろうことかその勃ったものを、未だあられもない姿の俺のケツに擦り付けてきた。
「おま!やめろ!」
「だぁいじょぶだって!ぜってー入れねぇから………」
うわ言のようにウットリしながら呟く矢野。不安しかねぇ。
「ぅあ?!ンっちょッあァ!はッ!や、のォ」
「あーー、クソが………」
矢野は擦り付けるだけでは飽き足らず、パンツ越しの怒張を俺の穴にあてがい前後に動き始めた。
先程のローションなのか矢野の先走りなのか分からないが、二人の間には透明の糸が伝っている。
布越しにでも入って来そうな勢いの怒張に、ただ俺は体を震わせ揺さぶられる事しかできなかった。
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