官能小説(オリジナル18禁小説)

この恋は不純【小さな質問有】
日時: 2015/11/17 22:02
名前: マリ ◆4DHqD1HmMo

きっと今までで一番本気だっただろう。
一番好きになって。
一番愛して。
一番怒って。
一番泣いて。

…………一番不純で、汚い。

どうして私にこんな意地悪をするの。
そう思っても意味が無いのだと、毎日を過ごしてそう、感じる。




どうもマリです。裏描写の文才付けたくてやってまいりました←

本作品には
・DV
・リストカット
・薬
・本番
・痛いくらいのピアス
・下ネタ
・煙草
・飲酒
多分大量に含まれます。
勧める内容でもありません。
苦手な方はリターンを。

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Re: この恋は不純 ( No.1 )
日時: 2015/11/10 16:05
名前: マリ ◆4DHqD1HmMo

私が一番可愛くなれる瞬間というのは、化粧をバッチリと決めて、ピアスを入れて、服を纏った時だろう。
そんな「あなたに可愛く見て欲しいの。」という苦労さえも関係無しに、服を脱がし、理性を一つ一つ紐解いていく。
男というのはそんな乱れた姿が一番可愛いと、そう思っているのだろう。
ケモノのように体を貪り、心を支配して「オレのものだ。」と印を付ける。
何度もされるうちに女も惑わされ、手のひらの上。

そんな友達を何人も見てきたのだ。なのに。

不登校がちになっていた私に友達はとある男を紹介してきた。
学校に来てもつまらないから、という私を引きずり出すためだろう。
同じ学校のヤツだった。
正直、男を金づるとしか見ることの出来ない私には不満でしかなかった。
同い年なんてお金を持っていない、意味の無い。
渋々その男と関係を持ち始めた。

それからというもの、私の人生はますます狂い始めた。
そう、そんな友達を何人も見てきたはずなのに、私もその一人になってしまったのだった。

Re: この恋は不純 ( No.2 )
日時: 2015/11/12 00:21
名前: 天宮 乃愛

おっ…面白い…

Re: この恋は不純 ( No.3 )
日時: 2015/11/13 06:18
名前: マリ ◆4DHqD1HmMo

天宮さん

本当ですか?ありがとうございます!
亀ですが頑張って書いていきます。

Re: この恋は不純 ( No.4 )
日時: 2015/11/13 07:50
名前: マリ ◆4DHqD1HmMo

高校生というのはブランドだ。
中学生や小学生よりも、私は価値があると思っている。
だからこそ、男から金を搾り取り、自分に磨きをかける。
ゲームが欲しいから、などという理由で男とは絡まないのだ。
ブランドがブランドランクを上げるために奮闘する。
その為の買い物をしてくれる人。
だから、年上で、お金が無ければいけない。

私が紹介されて付き合った同い年の男は、それなりに顔が良かった。
名前は晃(あきら)と言って、連れ歩けばきっと素晴らしいアクセサリーになるだろう、と思った。
しかし問題がひとつあった。
全然私を満たしてくれないということ。
どれだけ誘っても「ダメだよ」としか言わない。
ひたすらにイライラしていた。

「…………なんでダメなの。」

言葉を吐き出す。
イライラが染み出して、きっと晃もそれを感じ取ってるだろう。

「…………自分を大切にしなきゃ。ダメだろ。そんな風にしてちゃいつか壊れるよ。」

晃は絶対私には怒らなかった。
晃が私にしてくれるのは、笑ってくれるのと、心を愛してくれる事だけ。
それが私は不安で、不満で仕方なかった。

Re: この恋は不純 ( No.5 )
日時: 2015/11/16 21:35
名前: マリ ◆4DHqD1HmMo

私の欲を満たしてくれたのは晃の兄だった。
未だに名前を覚えていない。
でも、未だに関係を持っている。

私を一目見ていやらしく値踏みをした事を覚えている。
舐めまわすようにねっとりとした視線を全体へ向け、これが晃の彼女か、と言うような顔をした。
きっとこの人には隠し事はできない。
見透かされる、そう思った。
どの男よりも鋭い。なんでかわからないけど、ピンと来たのだ。

「ねぇ、……晃とはヤったの?」

とある土曜日、晃が部活へ行っている間家へお邪魔していた。
帰りを待つつもりでずっとスマホをいじっていた時にかけられた言葉だった。

「…………ヤってない。」

短く答える。それを見て晃の兄はふっと笑う。

「こんな女に手を出さないんだ? ま、馬鹿だから仕方ないのかな。」

ねっとりとした声で晃を否定する。
なんだか無償にいらっとした。

「……別に。いいし。」

そう吐き捨て、私はスマホに向き直る。
自分の弟を否定する感覚などわからないし、わかりたくもなかった。
耳を塞ぐように、目を隠すように。
イヤホンをして、画面の奥深くに目を向けた。
見透かされてそうな気がして怖かったが、そんなことないと自分を誤魔化すことしか出来なかった。

Re: この恋は不純 ( No.6 )
日時: 2015/11/14 07:59
名前: マリ ◆4DHqD1HmMo

ぐいっと腕が引かれる感触。
間近に見える晃の兄の顔。
吐き気がした。

「…………何。」

イヤホンを外される。
スマホを取り上げられる。
その光景をじっと見つめてから相手の目を見、睨む。

「年上に対する態度、言動。全て0点だね。」

ニヤニヤと見てくる。
何なんだこいつは……。
その時スッと晃の兄の手が動いた。
思わず身構える。
首筋に指を滑らす。
くすぐるように。愛でるように。

「っ……ん…………。」

びくりと反応してしまうのが悔しい。
少し紅潮した頬でやはり睨みつける。

「うん、そそる。…………教えてあげないとね?」

何を、そういう前にゆっくりと押し倒される。
ゆっくりと、だ。恥ずかしい。
まるで何をされるのか、認めさせられたようだった。
抱かれたくない、という意志が私の心を支配した。
胸板を叩き、押しのけようと。
足を動かし、蹴りあげようと。
声を上げて、助けを求めようと。
…………すべてを、塞がれる。

「おとなしくしてないとダメでしょ。…………満たしてあげるから。」

耳元で囁かれた甘い言葉。
私の理性を紐解いていく魔法の言葉。

Re: この恋は不純 ( No.7 )
日時: 2015/11/15 00:42
名前: マリ ◆4DHqD1HmMo

気付いたら私の身体を纏っていたはずのものはなかった。
視界の下の方でモゾモゾと蠢く何か。
あぁ、そうか。抱かれてるんだ。
何度も私の身体を突き上げ、快感に声を荒らげる私を晃の兄は楽しそうに見つめた。
鮮明に聞こえる、混ざりあってできた水音。
私の身体に腰を何度も打ち付ける音。
ベットのギシギシと悲鳴を上げる音。
すべてが私の感度を上げ、辱める。

「ンッ……あっ! そこ……だめっ。」

……まるで、宝探しゲームのように私の一番よがるところを探しているようだった。
見つけられた私の宝を激しく、激しく攻め立てる。
甘い声、荒い吐息、たくさん聞こえてくる。
何もかもが、私へ与えられる快感。

「だめなの? こんなに気持ち良さそうだけど。」

ニコニコと晃の兄は笑う。
笑い、私の腰を持ち上げ、少し角度を付けて突き刺す。
中枢に近い部分を何度もノックする。
こんなにも届いてしまう、恥ずかしさにやはり顔を赤らめてしまう。

「あ、あぁぁっ!」

嬌声をあげ、体を仰け反らす。
数回私の体は痙攣した。
達してしまったのだった。

Re: この恋は不純 ( No.8 )
日時: 2015/11/15 10:34
名前: 斎藤ロベール

今後の展開が楽しみです!

Re: この恋は不純 ( No.9 )
日時: 2015/11/15 11:08
名前: マリ ◆4DHqD1HmMo

大手の方が!?
大人といえばローベルさんと聞いたことがあります……
ありがとございます!!もうテンション上がりました!!

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