官能小説(オリジナル18禁小説)
- Johnは愛を叫ばない
- 日時: 2015/11/27 06:53
- 名前: マリ ◆4DHqD1HmMo
Johnは愛を叫ばないよ
だって愛なんて知らないもの
Johnは嬌声を漏らすよ
だって本能だもの
Johnは愛を口にするよ
だってそれが仕事だもの
自分の使命を全うする、それはすごく大事なこと。
Johnはただ、愛が欲しい。
愛されたい。
…………中途半端な自分だけれども、偽りの愛はもう嫌なんだって。
口にするんじゃなくて、叫びたいんだって。
*
マリです。また気ままに小説に手を付け始めました。
ハロウィン用に作ったオリキャラちゃんのお話です。
この作品には
・両性具有要素
・愛の無い行為
・男でも女でもないバケモノ
・無差別に行為
が含まれます。ご注意ください。
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- Re: Johnは愛を叫ばない ( No.1 )
- 日時: 2015/12/02 06:54
- 名前: マリ ◆4DHqD1HmMo
Johnには名前が無い。
本当の姿もない。
性別もない。
年齢もない。
人間らしい要素もない。
偽物だらけの。
異端のバケモノ。
ハロウィンに産み出されては、受け入れて貰えず。
仲間達にでさえ見下され、突き放される。
JohnはJohnらしく、お前の特徴を活かして。
選ばれたのは性奴隷。
「…………。」
「流石John!中途半端!ハロウィンにも出れないで一生男と女の相手かよ!」
ゲラゲラと笑い声が聞こえる。
Johnはサキュバスの血が強い下等悪魔、と皆には認識されている。
いろんな血が混じり、何がなんだかわからない。
そんなJohnは性別だって操れる。
それが故、選ばれた性奴隷という仕事。
「…………やだ。」
もちろんJohnは反論する。
目に涙を浮かべ、いやだと。
Johnの目の前にいる男は、それを見て不快そうに眉を潜めた。
「お前なんかが口答えするなよ。」
バチンと乾いた音がする。
Johnの頬が真っ赤になって、Johnは涙を零す。
振り上げられた手がJohnを苦しめる。
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