官能小説(オリジナル18禁小説)
- 穢れた翼で。
- 日時: 2016/01/23 01:24
- 名前: 梁
ねぇ、***。
わたしはあと、どれくらいつみを、けがれをせおったらいい?
ほねのずいからずいまでけがされて、このあとはどうすればいいの?
あのね、わたし。
いまでも***のこと、しんじてる。
だから________
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- Re: 穢れた翼で。 ( No.1 )
- 日時: 2016/01/23 01:37
- 名前: 梁
部屋に、男女の艶かしい喘ぎ声が響いていた。ただそれは、男の女に対する一方的な『愛』だった。
「じゃあね、ナツカちゃん。あ、はいこれ。」
コトが終わると男はナツカと呼ばれた女、いや少女に札束を渡した。要は、援助交際である。渡された札束をナツカは確認することなく上着のポケットに突っ込んだ。彼女の目的は金ではなく、自分への咎めだったから。ナツカはその場から立ち去った。
街中の大通りは降り積もった雪により___真夜中なのもあるだろうが___しぃん、と静寂だけが残っていた。ナツカ________名野川捺花は小さく白い吐息を吐くと、足元の雪を素手で摘まむように拾った。
雪は情事後で高くなった体温でじわり、と溶けていった。
「私の罪も、こんなふうにとけちゃえばいいのに。」
捺花はその綺麗な顔を苦しそうに歪めながらそう呟いた。
- Re: 穢れた翼で。 ( No.2 )
- 日時: 2016/01/23 10:13
- 名前: 斎藤ロベール
展開、楽しみにしています。
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