官能小説(オリジナル18禁小説)
- 現在、幼馴染みと同居中。
- 日時: 2016/02/12 20:32
- 名前: 夜風 閖 ◆nEsySIDBY6
調子にのって二つ目を作り始めました。
読むのは好きだけど書けないというのが悩みの奴です。←
別板では別の名前を使ってます。
さてさて今回は…!!
幼馴染みのありがちな恋愛←
あっち系が時々入ります(/^^)/
妄想全開←
幼馴染みの恋愛とか羨ましいです。
…私の幼馴染みは私立に行きましたよ(°∇゜)
欲を言えばよく居るモテる奴が良かったです←
だってモテる人が幼馴染みって最高じゃないですか!タイプだったら!
幼馴染み、という肩書きを使いバレンタイン疑いなしにチョコレートあげれるんですよ!
普通に喋れるんですよ!
下校中とか!!
…ま、私は下校中ランドセルを引っ張られてやり返したりしてましたが。
…はい、どうでもいいですね…。
文才ナッシングですが宜しくお願いします!!
コメントお待ちしております!
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- Re: 現在、幼馴染みと同居中。 ( No.1 )
- 日時: 2016/02/12 20:37
- 名前: 夜風 閖 ◆nEsySIDBY6
【登場人物】
天塚 六花(あまつか りっか)
本作の主人公。
成績、運動、共に平均以下。
客観的に見れば顔は可愛い方。
スタイル抜群。
八重野 俊太(やえの しゅんた)
六花の幼馴染み。
成績、運動と共に平均以上。
かっこよくモテる。ゲームと漫画が好き。
如月 玲夢(きさらぎ れむ)
六花の幼馴染み。俊太の親友。少しS。
成績、運動と共に平均。
かっこよくモテる。
- Re: 現在、幼馴染みと同居中。 ( No.2 )
- 日時: 2016/02/13 22:37
- 名前: 夜風 閖 ◆nEsySIDBY6
- Re: 現在、幼馴染みと同居中。 ( No.3 )
- 日時: 2016/02/12 20:49
- 名前: 夜風 閖 ◆nEsySIDBY6
【プロローグ】
今まで生きてきた中で一番幸せなのかもしれない。
これは、もしかしたら夢かもしれない。
いや、夢でもいい。
──神様、何故二人の王子様は私を選んだのでしょうか。
何故、私を求めるのでしょうか。
神様、これは夢ですか? 現実ですか?
出きれば夢であってほしくない。現実がいい。
私は、彼等に求められているのだから──
- Re: 現在、幼馴染みと同居中。 ( No.4 )
- 日時: 2016/02/12 21:07
- 名前: 夜風 閖 ◆nEsySIDBY6
事のはったんは、母のある一言だった。
「六花〜ちょっと来なさ〜い」
金曜日の朝。
いつも通り学校がある日に、朝食を準備してる母がのんびりしながら言った。
「……何?」
眠い目を擦りながら、出されたチーズトーストとスープを受けとる。
「お母さんとお父さんね、仕事の都合でしばらく家を空けなきゃいけないの。一人で暮らすのも寂しいし……俊太くんのおうちにお世話になることになったから」
「ぶっ」
──出そうになっちゃったよ。コーンスープ。
いや、出してないけど。音出しただけだけど。
「……は? お世話って──?」
「だから〜今日から俊太くんのおうちで暮らすのよ」
そう言って、コーヒーを一口飲む。
え。いや、何? 俊太の家で……一緒に暮らす?
「それじゃあ行ってくるからね」
呆然としてると、母はそう言い玄関へ行き、靴を履いて家を出てしまった。
父はもう車のなか。
──やがて、車のエンジン音が聞こえて辺りは静かになった。
テレビをつけて、スープを飲む。
時刻は7時。
急いでトーストとスープを飲み干すと、制服のブレザーに袖を通す。
鞄を持ち玄関へ行こうとしたその時──。
ピンポーン……
鳴った。朝のお決まりのチャイムが。
急いで靴を履き、音を立てて乱暴にドアを開ける。
「はよ。早く行こうぜ」
ドアの前には見慣れた二つの顔。
言葉を発したのは先程母の話題にも出てきた八重野俊太。隣で無表情なのが如月玲夢。
どちらも、かっこよくて──私の幼馴染み。
「おはよ。ねぇ俊太。お──」
「聞いてると思うけど、今日からお前俺の家で暮らすから
お母さんから聞いたんだけど、私俊太の家で暮らすの?──って聞こうとしたのに。一文字目で遮られた。
「じゃあ俺も遊びに行こっかな〜♪」
呑気に、隣で玲夢が言う。
遊びに行くって──隣の家だけど、泊まりに来る気だな、こいつ。
「これ、鍵。先帰ってて。俺委員会あるから」
「──え。」
渡されたのは可愛い黒猫のストラップがついた俊太の家の合鍵。
黒猫って──私が好きなものじゃん。
「今日からそれお前のな。無くすんじゃねぇぞ」
「──うん。ありがとう……」
いやいや。人の家の鍵が私のって。
──無くさないけど……クラスの人たちにバレたら大変だな、これ。
「お、やっとついた」
喋ってるといつのまにか校門の前。
横を通る女の子達がチラチラと俊太と玲夢のことを見ている。きっと、
そりゃあ目立つでしょうね……。
- Re: 現在、幼馴染みと同居中。 ( No.5 )
- 日時: 2016/02/13 22:26
- 名前: 夜風 閖 ◆nEsySIDBY6
[ 放課後 ]
全ての授業が終わり、いつもなら部活があるのだが──今日は先生が出張でいないので休みなのだ……!
当然、早く帰れるわけで。でも俊太は委員会だから──
「玲夢、帰ろ──」
何時ものように、隣の教室にいる玲夢を呼びにいこうとした──けど、私は目の前の光景を疑った。
ドア越しだけど、しっかり見える。
電気が消えて教室のなかには玲夢がいた。──けど、一人じゃない。
女の子と二人でいる。
壁際に女の子で──あれだよ、壁ドン。
で、玲夢の顔は女の子の顔の方にある。
──あ、ちょっと見えた。
女の子は学年で一番の美女と言われる蜂谷 みみ。
その、みみちゃんと玲夢が──
キス、してる。
数分後。何事もなかったかのようにミミちゃんは一足先に教室を出た。
あとからゆっくり、玲夢が来る。
「……り、玲夢……帰ろ……?」
出来るだけ平常心を装うけど、出来ない。
──なぜかって? だってさ……
「ん。帰ろ♪」
玲夢の顔が、凄く良い獲物を食べ終わったみたいな動物の顔してる。見たことないけど。
ニヤッて笑ってて──これは想像ができる。
今までの経験からして、今玲夢は超機嫌が良いと思う。
- Re: 現在、幼馴染みと同居中。 ( No.6 )
- 日時: 2016/02/13 22:36
- 名前: 夜風 閖 ◆nEsySIDBY6
「ねー今日さー俺、六花に会いに言っても良い?」
「……うん、いいよ」
下校中も、彼の表情は変わらない。
迷わずいいよといってしまったけれど、玲夢がこう言うときって……何か企んでる時なんだよね……
「じゃ、あとでね」
「……うん」
家の前で別れて、私は新しい鍵を新しい家のドアへ差し込む。
ドアを開けて、慣れた手つきで部屋の電気をつけていく。
ふと壁を見ると、ホワイトボードにおばさんから私へのメモが書かれていた。
私の部屋は俊太の部屋の隣……内容はそんなことだ。
──いや、ちょっと待てよ。
思春期男子と女子を隣の部屋にしてはまずいのでは?
いや、そうでないとしても、俊太と隣の部屋って──
「ただいまー」
ビクッ、と肩が震えた。なにやってるんだ自分。不法侵入した訳じゃないんだから。
「……お、お帰り……」
帰ってきたのは勿論俊太。
「今日、母さんと父さん帰り遅くなるって」
そう言って、鞄を床に置く。
そっか。二人とも共働きだもんね。
──でも、私はその瞬間を見逃さなかった。
『帰り遅くなるって』っていったその瞬間──彼がニヤリと笑みを浮かべたのを。
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