官能小説(オリジナル18禁小説)

メロンパンの恨み
日時: 2016/03/29 10:09
名前: ほっとぎす


グチャリ…

俺の目の前でメロンパンは、袋の中で息絶えた。

「あああああああ!!」




そんなこと、あるある…(ねえよ)

こんばんわ、ほっとぎすです!

ほととぎす、なんて和風な名前にしようと思ったら、あーら大変。手が滑って、ほっとぎすだなんて。

それもそれでなんかいい感じになっちゃったので、そのまま使かっちゃえと思った次第です(テヘ

更新は不定期ですが、ダラダラやっていきます!

この作品はメロンパンの悲しい最後から始まります…

では、どうぞー!



【神様方】

・ゆうひろ 様
・華恋 様

Page:1 2



Re: メロンパンの恨み ( No.1 )
日時: 2016/02/17 23:44
名前: ほっとぎす



俺は、この恨みを一生忘れない。

あの……斎藤め!!!!

と、思うには理由があって、その理由は10分くらい前にあった。



____あ。

後ろからの衝撃に、思わずポロッと右手に持っていたメロンパンを落としてしまった。

一週間前から楽しみにしていたメロンパンが、俺の手を離れてコンクリートの床にポスッと落ちる。

別にここまでは許せた。

後ろからぶつかったやつも「あ、ごめん!」ていっていたから、「いいよ、いいよー」と言いつつ、拾おうとした。

そしたら、次に目に入ってきた瞬間は信じがたいもので。

男の足が今にもメロンパンを踏みつけそうだ。

声をあげる間もなく…

グチャリ…

俺の目の前でメロンパンは、袋の中で息絶えた。

「あああああああ!!」

Re: メロンパンの恨み ( No.2 )
日時: 2016/02/18 00:12
名前: ほっとぎす



その悲鳴は購買にまで響いた。

ゆ、許さねえ

絶対に……許さねえ

怒りがふつふつと湧き上がってきた時、いきなり腕を引かれた。

「おわっ?!」

びっくりしたまま、気づいたら屋上にきていた。

「ふー、マジびびった。男の悲鳴とか初めて聞いたわ」

その時、俺は初めて相手を見た。

「さっき、俺のメロンパンふんだやつ!」

「はぁ?なんだよ、悲鳴あげたやつ」

腕は以前掴まれたままで、俺より10センチ以上背の高い……(イケメンな)男が立っていた。

(い、いや、男が男にイケメンはないだろ…)

と言っても、男から見てもかなりのイケメンである。

黒髪に泣きぼくろとは、結構…こう……エロい。

「へぇ、かわいい」

「はああ?!」

メロンパン踏んだやつから信じられない言葉が発せられた。

「それで?俺がえーと?かわい子ちゃんのメロンパン踏んじゃったんだよねー。ごめん」

朝、友達にヨッと挨拶をする感じで謝られた。

「さっきから、かわいいかわいいって、俺は男だぞ。やめろ、キモい」

「なんか、結構痛いツッコミ」

ケラケラ笑っているチャラ男にまだ怒りは収まってなかった。

「おい!お前、俺のメロンパン潰したんだから、買ってくれ。ってか、なんで屋上にきたんだよ」

そこで、チャラ男は妖しく微笑んだ。

「だって、誰もこないでしょ?」

ガチャン

屋上のドアの鍵がしまった音がした。

なんか、鍵持ってるし。

そういえば、腕掴まれたまま…!

危険を察知した頃には、もう遅くて。

チャラ男の顔がすぐ目の前にあった。

やば…

Re: メロンパンの恨み ( No.3 )
日時: 2016/02/18 00:36
名前: ほっとぎす



「んぅ…?!」

ちゅっとリップ音がしたかと思うと、あっという間に俺のファーストキスは奪われていた。

思いっきり肩を押すも、ビクともしない。

何でだっ…!

その間にもキスが降り止まない。

「んぅ…んんっ……ふっ」

頭が熱くなってきて、足から力が抜ける。

しかし、チャラ男の手が腰に回ってきて、逃がさない。

やだ、いやだ!

と思っても、気持ちいいって感じてしまう自分に嫌悪。

「ん…、やっぱりかわいい。めちゃくちゃにして泣かせたい」

チャラ男の吐息が耳にかかって、ゾクッとする。

「やだ…、離せ…よ!なにすんだよ!この、チャラ男!」

必死にもがくけど、力では敵わなくて、ついでに頭がボーッとしてきている。

「離せって……んん?!…ふぁあ、やだ…ってぇ」

キスされる度に、ビクビクと体が反応してしまう。

やば…

もう、なにも考えられなくなってきた。

なんで、俺、ここにいんの?

なんで、俺、こんなことしてんの?

なんで、俺、気持ちいいって思っちゃうの?

段々、そういうのが頭から消えて行った。

「…や、んぁ…ふっ、んん……ん?!」

口に舌が入ってきた。

全身に力が入らなくて、抗えない。

口にも力がはいんないし、唾液でクチュクチュいってるのも嫌でも聞こえる。

「…んんっ、んぁああっ!」

いきなり舌が引っ張られて、思わずビクついた。

やばい、だめだ、やばい……

下半身が反応し始めた。

「やっぱ、かわいい。超かわいい。俺のもんにしたい」

妖しくて甘い危険な目をしたチャラ男は、俺の下半身に気づいた。

「今、楽してあげる」

「み、耳元でっ…いうなあ、さ…触る、なっ!」

ゾクゾクしすぎて何が何だか分からない。

チャラ男は俺のあれに足をグリッと押し付けた。

「ひああああっ?!」

Re: メロンパンの恨み ( No.4 )
日時: 2016/02/20 00:21
名前: ゆうひろ

続き楽しみです〜♪(*´∀`)
陰ながら応援しております!

Re: メロンパンの恨み ( No.5 )
日時: 2016/02/23 21:49
名前: 華恋

うちも楽しみにしてます\(^o^)/

ほんとに萌えるww

Re: メロンパンの恨み ( No.6 )
日時: 2016/03/25 09:31
名前: ほっとぎす


長らくあけてスイマセン!


でも、受験には勝ちまs((…どうでもよろしいことすいません!!


*ゆうひろ さん

ありがとうございます!!泣

嬉しすぎるコメントに感謝です!

応援してくれるとか……神ですか?


*華恋 さん


ありがとうございます!(/□ /)ワーン

感謝感激雨あられ…あれ?雨あられ…?(ちょっと自信ない)

萌えました?ありがとうございます!

萌えを目指し、頑張ります!

Re: メロンパンの恨み ( No.7 )
日時: 2016/04/25 19:29
名前: ほっとぎす


「それで?チャラ男の急所蹴って逃げてきたの?」

目の前の野球イケメンはトマト味噌ジュースを飲みながら笑った。

「蹴り上げた。あんの、クソ野郎。次あったら、全校生徒の前で恥かかせてやる!」

結局、イきそうになったものの、チャイムでボーッとしていた意識が戻り、蹴り上げて逃げてきた。

「再起不能にしてやる」

教室に帰ってくるなり、そう宣言した。

「まあね、ヤンキーな翔に恐れなく、あーんなことやこーんなことまでしたんだから」

「頭蓋骨、みじん切りにするぞ」

「みじん切りの意味わかってる?」

目の前でトマト味噌ジュースという代物を飲んでいる野球イケメンは、生まれた時からの知り合いで、今では何でも話せる親友だ。

「お前がいなかったら、俺は今頃屋上から飛び降りたわ」

そういうと嬉しそうに

「それは良かった。翔の頭蓋骨見なくてすんだね」

と、言う。

「俺も、翔がいたから野球で結果残せたんだよ」

と、恥ずかしそうに言う。

ホモーという奴は叩き潰してきたけど、高校まで仲良くやってきた。


二人が知らないところで、チャラ男はこれを見ていた。

「三年B組、間時坂 翔。……可愛いなー」

Re: メロンパンの恨み ( No.8 )
日時: 2016/03/25 11:51
名前: ほっとぎす

*長らくあけたお詫び企画*

※本編とは関係ないです!


*もしも、保健室で襲われたら。


「ぎゃああああ!」

「そんな、悲鳴あげなくてもすぐ泣かせてあげるって」

手首を挫いてしまった俺は放課後に保健室にきた。

けど、

「保健室で会うなんて、ラッキーだね!」

なぜ、こいつがいる…?

「今すぐ出てけ。今すぐ出てけ。」

「今すぐイかせろ?まったく、せっかちなんだから!」

「耳腐ってんだろ、お前。」

保健室は狭い。

話している間にもドンドン距離が縮まって行く。

「…こ、こっちくん、な!」

「え?ビビってるの?……可愛いなー」

可愛い…?

「可愛いっていうな、ボケ」

「本当のことだしー?」

こんなチャラチャラチャラチ((……してるくせに腕力強いとか、世の中不公平だろ!

いま伸ばしている手を掴んで背負い投げしてやる。

そう思ってたのに、やはり世の中不公平で。

チャラ男は伸ばしている手と反対の手で、俺の腕を掴んだ。

「俺、この前思ったけど、翔って口が性感帯なんじゃない?」

「翔?!性か……っ?!」

またもや反応できなくて。

あっという間に唇と唇が接触していた。

「はな、せ……ふぁ?!」

「ん……翔ってキス弱いよね。……あれ?聞いてる?」

こいつのいうとおり、口は弱いのかもしれない。

舌を入れられただけで、腰が抜けた。

「やば。もうフニャフニャだし。媚薬とかいれてキスしただけで、壊れそう」

「ふざ、け……る、っあ、う…んん!」

「そのプライド、ズタボロにして壊してあげるよ」

__攻略。

ポッと頭に浮かんだ、その言葉。

その言葉も真っ白な靄で消えて行った。

「やめろ、ってばぁ……あぅ、も、ダメ…だか…えあっ!!」

舌を引っ張るとトドメみたいに、喘ぎが激しくなって止まらない。

「キスだけでイけんじゃない?」

「や、だ……あぁ!ひゃあああ?!イ…あ、イっちゃ……ぅ…」

もう、限界に近くて。

足がガクガクして、もう立っていられない。

「イ、イっちゃ…ら、あ……も、ダ…あぅう?!」

やばい、やばい……ダメ…だ

キスだけでイくなんて…

「も、ゆる…しっ…ふあぅっ!!」

チャラ男が思いっきり舌を抜いた。

「このままイかせるの、もったいないなー」

こいつ、何言って…?

「イきたかったら、お願いしてみて?」

ガクガクした足が言うことを聞かない。

こんな奴、蹴りたいのに足が上がらない。

イきたい。

けど、お願いなんてしたくない。

「もう、イく寸前でしょ?」

耳元で囁かれただけで、気持ちイイなんて感じたくない。

嫌だ。

けど、イきたい。

プライドと快楽が俺の中で戦う。

イきたい。

ダメだ。

ダメだ……

「イ、イきt…」

その時、

スパアアアアン!!

保健室のドアが乱暴に開け放たれた。

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