官能小説(オリジナル18禁小説)
- 桜はとうに散っていた
- 日時: 2016/05/10 21:19
- 名前: ミルクティー
君の心は今どこにあるのだろうか。
いつも君は違うところを見つめている。
どうしたら君の心を、満足させられるだろうか。
でも、きっと前から知っていたんだ。
君の心の花は、もうとうに散っていたって…。
・河野 桜(女)
・小林 海翔(男)
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初めての投稿で、うまく書けるかはわかりませんが、できるだけ、うまく書けるように努力するので、お願いします!!
コメントなど頂けたら、もう天にも昇るような幸せになり、頑張れます。
誤字脱字等教えてもらえるとありがたいです。
更新は、「できるだけ早く!」を目標にしていきます!!
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- Re: 桜はとうに散っていた ( No.1 )
- 日時: 2016/05/10 21:26
- 名前: ミルクティー
君は、いつもどこを見ているんだろう。
わからないよ。
あの頃は、あんなに光あふれていた瞳はとっくに消えてしまっていた。
まるで、真っ暗の闇のようで、吸い込まれそうな怖さ。
「桜?」
「何、小林?」
「あ、うんちょっと…ごめん」
「変なの?」
君はよく笑う子だった。
今も案外そうかもしれない。
でも、わかるんだ、ずっと一緒だったから。
君は、本当に笑うことはできない。
まるで人形のように、作られた笑顔を張り付ける。
でも、その時ばかりは君の瞳は昔の色を伴う。
それを見ると、なぜか安心してしまう自分は、嫌だった。
本当はわかっていたんだ。
どうして君がこうなってしまったのかなんて。
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