官能小説(オリジナル18禁小説)
- 私と変態王子達
- 日時: 2016/06/15 20:46
- 名前: ミルクティー ◆ZdPdHqmtMA
こんにちは、ミルクティーです!!
気軽に見に来てくださいね!!
他には、『桜はとうに散っていた』など、書いてます!!
どちらかが更新されたら、多分こっちも更新されると思うので、よろしくお願いします!!
あと、案外寂しがり屋なので、コメントなど頂けると、寿命が延びます!!
べ、別に構わなくたっていいんだからね///
- Re: 私と変態王子達 ( No.1 )
- 日時: 2016/08/14 14:37
- 名前: ミルクティー ◆ZdPdHqmtMA
「リリ!!朝だよ、もう起きて!!」
「むぅ…あと、ちょっと…」
あれぇ、今何時だっけ…。
えっと、8時12分…。
「って、キャー!遅刻じゃん!!」
「おはよ、リリ!今日も可愛いね!」
「お、おはよ。ゆうり。って、今なんて言ったの?!」
もう!ゆうりって、さらって、とんでもないこと言うんだから…。
てか、なんでここにいるんだっけ…。
『お母さん、お父さん!!どこ行くの?』
『仕事だ。でも、一年ですぐ帰ってくるぞ』
『そうよ、後今度から私たち帰ってくるまで、親せきの家に泊まってもらうからね。その子たちも、今親がいないんだよ』
そうなんだ…。って、あれ?!
あいつら行きやがった…。
くそう…。
とかなんかいろいろあって、ここに今住んでるんだった。
「リリ?」
「う、てかゆうり顔近いんだけど!」
「えへへ、ごめんごめん」と頭を掻きながら、ベッドから退く。
あ、てか今日土曜日じゃん…。なんか損した。
「チュッ」
軽いリップ音が響く。
「じゃ、お先にね!」
そういって、扉まで歩きくるっとターンしひらひら手を動かしでていった。
「あ…」
おでこを軽く抑える。
ほんとゆうりって!!ハァ―…。
考えても意味ないか。
今日は、ゆうりと、しゅんやと…いい匂いがしたってことは、りょうも!!
そうわかると、途端に心が軽くなった。
to be continued
菊野 梨李架(きくのりりか)
性別 女
年 14歳(中三)
備考 身長は159cmと小さい。
声は少し幼いが、気はそれほどではない。
桜ケ丘高校志願の、桜ケ丘中学校の学生。
埜 悠里 (あおのゆうり)
性別 男
年 13歳(中二)
備考 身長は、結構低い方の弟系キャラで、子犬の印象が大きい。
私立夢野中学校の学生。
変態レベル…2 (今のところは)
これが今日出てきたキャラだよ!
- Re: 私と変態王子達 ( No.2 )
- 日時: 2016/06/25 23:06
- 名前: ミルクティー ◆ZdPdHqmtMA
私は急いでパジャマを脱ぎ、部屋着に変える。
って、あれ?いつの間に鼻歌歌ってたんだろう。
えっと…この歌なんだっけ?ま、いいか!
「ゆうり!」
急いで、先に出て行ったゆうりを追いかける。
「リリ!珍しいね、君から僕に!いいよ、披露宴は…」
「もしかして今日りょういるの?!」
話を途中で遮ったからなのか、りょうの話をしたからなのか、唇を尖らせて不満げに答えた。
「うん。昨日リリが寝た後にね…。てかリリ」
「え?…キャ…」
ぞくにいう壁ドンをされる。
いつもより、真剣な顔を近づけてささやいた。
「ここ、男が何人もいるんだよ?その前でほかの男の話は嫌だな…」
3秒くらい見つめ合ってるような形になったところで、笑っていった。
「なんちゃってね!でも、たくさんの狼がいるから、気を付けてね!じゃ、お先に」
「う、うん」
あ、行っちゃった。
本当は、自分で言うのもあれだけど、ゆうりが本当に私のことが好きなのは知っている。
一番付き合いが長いっから、多少はわかるようになった。…でも。
「今日は、りょうがいるからー!!」
タタタッと階段を駆け下りる。
いい匂い!本当に帰ってきたんだな。
リビングに入るなり、キッチンへ向かった。
「りょう?」
そこには、背の高い、男がかわいらしいエプロンをつけて立っていた。
「ん?リリカ。おはよ」
「おはよう、りょう!いつまでいるの???」
さいばしを持ちながら考えるしぐさをしてうなる。
それで、「あ!」といって、私は背が低いから、膝を軽く曲げて目線を少し合わせてくれる。
「いつまでいてほしい?」
「ま、仕事があるのは知ってるから、怠けない程度にね!」
テーブルに行くと、ゆうりと、しゅんやがいた。
俊也は私の姿を見るなり、「リリカひどい!」といった。
「あれ?何かしたっけ…?」
「さっき、おはようって言ったら、無視して、リョウ兄のとこいっちゃうんだぜ?」
「しょうがないよリリ!しゅんやはリリのことが好きだからさ!」
さっきの自分のことを思いっきり棚の上にあげている。
まぁ、いっか。
そう思い、久しぶりのりょうのご飯を口に入れたのだった。
to be continued
奥野 凌 (おくのりょう)
性別 男
年 21歳
備考 背が高く、すらっとしている。
アメリカの会社に勤めており、なかなか帰ってこない。
男の中で、唯一普通な人間。
渡邊 峻也 (わたなべしゅんや)
性別 男
年 15歳(中3)
備考 身長は、中の中で、声は少し高い。
私立夢野中学校体育科の生徒で、唯一リリカと同じ学年。
変態レベル…3 (今のところは)
これが今日出てきたキャラだよ!
- Re: 私と変態王子達 ( No.3 )
- 日時: 2016/06/29 20:56
- 名前: ゆめりり*元ピアノン
楽しみにしてます!
- Re: 私と変態王子達 ( No.4 )
- 日時: 2016/07/08 23:27
- 名前: ミルクティー ◆ZdPdHqmtMA
*ゆめりりさん*
ありがとうございます!
よければ、またみにきてください!!
では、本編↓
「おい、リリカ」
「ん?何」
急にしゅんやに呼ばれて気付く。
隣に、りょうが座っていたの!
「りょう!!どうしたの…?」
え?いろいろびっくりで、本当に受験生なのかというくらい言葉が伝わらない。
「え、いや。ご飯食べるし…」
「あ、そっか」
そうよ!りょうは人間だもの!おなかだってすくわ!
そう思い、座り直す…。
って、違うわい!
私が聞いたのは、なんで私の隣に座ったのかということなんだけど…。
ま、いっか。
「な、リリカー」
「何?しゅんや」
お皿を台所に置きに行こうとした時に、テーブルに突っ伏したままのしゅんやが声をかけてくる。
…普通だったら可愛いのに。
「ちゅーしよ?」
「するか!!」
なんてやつなの?
横でゆうりがテレビを見、りょうがお皿洗いをしてる中で…。こいつは…。
てか、ちゅーとか言い方はイヤだな…。
「俺リリカ好きなのに…」
「ありがと」
ゆうりよりも超特急すぎる。
「えー」と言いながら立ち上がり部屋に戻るとき、こっそり耳打ちされた。
「部屋で待ってる」
「…!」
ぼやきながら戻るしゅんやを見送る。
はぁ、毎回引っかかっちゃうんだよな。でも、イケボだし…。
唯一の同級生だし…。
「はぁ」
しょうがない、行ってやりますか。
「よろしくね、りょう」
「おー」
台所に皿を置き、一言声をかける。
エプロンを置き、部屋に戻ろうとすると、ゆうりが飛んだ来た。
「うわ!!って…ゆうり?」
「リリ…今回のしゅんや、気を付けてね」
う…。
それだけ言うと、「手伝うことある?」と聞きながら、行ってしまった。
気を付けて、って何?怖いんだけど…。
一応部屋まで来ている。中の音は聞こえない。
私は、右手を振り上げる。
to be continued