官能小説(オリジナル18禁小説)
- しをり
- 日時: 2016/11/20 15:59
- 名前: 華茶腐
東京都のある町に、全校生徒300人程の高校がある。
私立聖徳高校。文武両道を掲げ、学芸にもスポーツにも力を入れている学校である。
また生徒の自主性を重んじ制服のデザインなど、生徒の意見も積極的に取り入れているため、人気も非常に高い。
日本中からの入学希望者も多く、結果入学試験も厳しいものになっていた。
勿論、有名大学への進学者も多くなり、人気もうなぎ登りだ。
噂であるが、書類審査や面接も厳しいため、真面目さや容姿も重要視されてるようである。従って、他の学校では考えられないほど、美少女が多いことでも有名である。
三浦詩織もこの高校に通って一年が立ち、二年生になったばかりの女生徒である。
推薦であるが、学級委員長になり責任感や正義感も芽生えて、充実した学園生活を送っていた。
ただ、その正義感が人生を狂わせていくのである。
どんな学校でも、落ちこぼれや不良といった類のものがいるもので、聖徳学園も例外ではない。
その一つに、三年の佐伯芙美子が率いる十人程のグループがある。ゴミを捨てに行った詩織が、佐伯達グループの喫煙を見てしまったため、誤解されてしまう。
佐伯達が謹慎になるのである。
教師がたまたま見たのであるが、佐伯達は詩織がチクったと逆恨みした。
謹慎があけ、佐伯達は詩織に復讐するために話し合った。
芙美子 「二年A組の三浦が、チクったんだな」
美香 「間違いないね。あいつに決まってる。自分が綺麗だからって鼻にかけてるんだよ。」
芙美子 「何か、スカッとする方法はない?」
里菜 「こんなのどう?」
芙美子 「なんだい?教えな?」
里菜 「二丁目の雑貨屋だけど、オーナーがやばい奴でいいなりになる女探してるらしいんだよね。」
芙美子 「言いなり?」
里菜 「そう!彼氏やーさんのところ、出入りしてんじゃん。そん時の話で」
芙美子 「そんで?」
里菜 「どうも部屋で飼ってた女が居たらしいんだけど、逃げたみたいで次さがしてるんだってさ。」
芙美子 「それに、二年の三浦を?」
里菜 「そう!万引きしたところを捕まえて、言いなりにするらしいよ。」
美香 「三浦が万引きするかわかんないじゃん。」
里菜 「だから、罠にかけるんだよ。奴のバッグに商品を入れるんだよ!」
芙美子 「あの雑貨屋はみんな行くからね。罠かけやすいよ。」
里菜 「じゃあ!オーナーに話しとくね。」
詩織の運命が違った道を選び始めた瞬間でした。
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- Re: しをり ( No.1 )
- 日時: 2016/11/20 16:31
- 名前: 華茶腐
五月の第一週の木曜日
詩織は、付箋が切れていたので雑貨屋へ買い物へ
芙美子 「三浦が雑貨屋へ入ったって?」
美香 「見張りの一年から連絡入ったよ」
里菜 「オーナーに電話入れるね。」
芙美子 「一年に三浦のカバンに商品入れろって連絡。」
美香 「もう入れたって」
芙美子 「仕事早いな(笑)」
美香 「後はしーらないっと!」
芙美子 「カラオケで祝杯あげよーよ!」
全員 「行こー!行こー!」
オーナーモニターの前で、罠にかかる獲物を見つめていた。
オーナー「店長、あの子が店を出たら打ち合わせ道理にな!」
店長 「楽しみですね」
オーナー「久しぶりのパーティーだな(笑)」
何も知らない詩織のカバンには、見覚えのない品物が一つ。
しかも、詩織が買うはずのない値札付きの品物が。
- Re: しをり ( No.2 )
- 日時: 2016/11/20 17:33
- 名前: 華茶腐
雑貨店を出たところで、詩織は肩をたたかれた。
店長 「お嬢さん。ちょっとすみません。」
詩織 「はい。何でしょうか?」
店長 「すみませんが、事務所まで来ていただけませんか?」
詩織 「何のようですか?」
店長 「時間はとらせませんので、お願いします。」
詩織 「分かりました。」
事務所入るやいなや、態度が一変する店長
店長 「万引きするとは、不貞野郎だ!」
詩織 「万引きなんてしてません。」
正義感の強い詩織は、思わず反論したが店長は強気だ!
店長 「ならカバンとバッグの中身を確認させてもらう」
詩織 「いいですよ。何かの間違いです!」
しかし、バッグの中から万年質型のバイブが。
値札も付いたままだ!
血の気が引いてくる詩織。
店長 「これは、何ですか?」
詩織 「これは何かの間違いです。入っているわけないです。」
店長 「ではこのカバンは誰のものですか?」
詩織 「私のカバンです」
もう何がなんだかわからない詩織。
店長 「この品物は、レジ通してないですよね。」
詩織 「本当に私は入れてないんです。信じて下さい」
店長 「では、品物が自分で入ったと?」
口を噤む詩織。
もう泣きそうだ。
店長 「万引き犯は、みんな同じことを言うんだ!私はやってないとね」
「証拠はでてるんだ。認めるのが当たり前でしょう」
「そんな態度なら、警察に連絡させてもらう」
一気に慌てる詩織。
詩織 「警察には、連絡しないでください」
店長 「なら素直に認めるんだな?」
詩織 「はい。すみませんでした」
店長 「では、この書類に名前、住所、盗んだ商品。学生だな!学校名と学年」
「最後に、二度としませんと書いて。」
詩織 「学校に、連絡いくんですか?」
店長 「オーナー次第だけど、最初態度悪かったからな」
詩織 「許してください。学生には言わないで下さい」
店長 「それはオーナーに言うんだな」
「いま、オーナーかいらっしゃる」
「せいぜい、オーナーの機嫌をとるんだな」
オーナー「万引きの女子高生はこいつか?」
店長 「はい。最初認めない態度悪い奴ですよ」
詩織 「ごめんなさい。もう二度としませんから、学校には内緒にして下さい」
オーナー「可愛い子だね。学校には言わないであげるよ」
詩織 「ありがとうございます」
オーナー「書類は書いたよね。店長親御さんに迎えに来てもらって」
慌てる詩織。
詩織 「親にも言わないで下さい。お願いします」
思わず泣きながら床に正座する詩織。
オーナー「こればかりは、見逃せないな。万引きは被害が大きいからね」
詩織 「すみません。とうしたら許して頂けますか?」
書類と見たオーナー。
オーナー「お嬢さん。あの聖徳学園の生徒さんか?」
「あそこのオーナーとは懇意にしてもらっている。条件次第では、お嬢さんを信用仕様ではないか!」
詩織 「本当ですか。お願いします。私に出来ることなら、何でも言うこと聞きます」
オーナー「なに、死ぬほどのことはない。誰でも出来ることさ。心配いらないよ」
オーナーの表情に、詩織は気がつけなかった。
- Re: しをり ( No.3 )
- 日時: 2016/11/20 18:10
- 名前: 華茶腐
修正出来ないので、すべて消去お願いします。
学校名を間違えて投稿しました。
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