官能小説(オリジナル18禁小説)

廃寝忘食ハート -I want to forget-
日時: 2016/12/17 11:56
名前: 舞川

はじめまして、舞川と申します!
タイトルからでは内容が謎だと思いますが、私は説明が下手くそなのでお話を読んでいく中で分かっていただけたらなあ…と思います。
詳しい事はまだあまり決まっていませんが、下品にはなる予定です!注意!あと多分シリアスっぽくなります!
よろしくお願いします!

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Re: 廃寝忘食ハート -I want to forget- ( No.1 )
日時: 2016/12/17 13:36
名前: 舞川

-プロローグ-




なにもかも、面倒だった。


両親からのプレッシャーも、クラスメートからのいじめも、バイト先の店長からの、いわゆるセクハラも。
だから承諾した。
店長、改め内宮さんとラブホテルで待ち合わせする事を。


内宮さんは40代後半、高校一年生である私から見たらオッサンだ。
小太りで、身長が高く迫力がある。ヒゲも生えてるし。ちなみに独身。
最初は下ネタを言われたりだったのが、今はお尻を触られたりしている。
正直気持ち悪いという他なかったけど、学費を稼がなくてはいけない。


尻を触られるだけで数万もらえるんなら、どうってことない。
そう思っていた矢先、ラブホに誘われた。行為をした暁の金額も教えられた。


学費を稼ぐため…そうだよ、これくらいどうってことない…。


「秋葉ちゃん!ごめんね、遅くなって」
現れたのは、マスクをかけ、笑顔を見せる内宮さんだった。
「いえ、大丈夫です」
なんとか笑顔を返した。


「いやあ、まさか本当に来てくれるとは思わなかったよ!秋葉ちゃん、ご両親が学費を出してくれないんだったよね。大変だねえ」
ホテルの廊下を歩きながら、内宮さんがべらべら喋っている。
私は第一志望の高校に落ちた事で両親に幻滅され、学費はすべて自分で払えと言われた。
もし両親が卒業した国立大学に行ければ許してやる、大学の金は出すとは言われたが、今はそれどころじゃない。
目の前の学費の支払いのせいで、ろくに勉強もできていないのだから。


そんな事を考えていると、部屋についたようだった。
部屋に入ると、内宮さんは荷物を近くに置くなり、いきなり唇を私の唇に合わせた。


「…んっ、んあ…」
突然の事で、驚きのあまり変な声が出た。
唇を合わせると香っていた加齢臭に包みこまれたようで、気持ち悪い。


貪られるようなキスが何回も交わされ、そのたびにくちゅくちゅといやらしい音がでる。
しばらくすると、舌が入ってきた。
内宮さんの分厚く長い舌が、私の口の中を何度も行き来する。
歯を舐めまわし、私の舌に絡みついた。


私は彼氏が出来た事なんてないし、キスなんてもちろんした事はない。
こんなに簡単に、ファーストキスってなくなっちゃうんだ。
そう考えたら、涙が出てきた。


内宮さんは私が泣いている事に気がつくと、笑顔を見せた。
「こわい?でも大丈夫だよ、すぐ気持ちよくなるから」
言い終わると、べロッと舌で涙を舐めとった。


気が付くと私はベッドに押し倒されていた。
制服のスカートをめくられ、下着を脱がされた。
「!や、やだっ…!」
抵抗しても、思った以上に内宮さんの力は強く、うごく事が出来ない。


内宮さんは私の陰部をじろじろ見た後、舌を近づけた。
そしてぐちゅぐちゅと音を立てながら、激しく舐め始めた。
あれ、無意識に変な声がでる。


「あっ、あ、やだっ…ん…あっ」
「感じてきた?へえ、ここを舐められるのが好きなんだね」
視界がぼやけて、内宮さんが何を言っているのかも分からない。
そこから私の記憶は途絶えてしまった。


目覚めた時には、もう朝だった。
目の前に、ジーンズを穿く内宮さんがいた。
「おはよう。今、8時10分。僕も今起きた所だよ」


「よかったよね、今日土曜だし、二人ともシフト入って無い」
果たして何がよかったのか、私にはさっぱり分からない。
腰は痛いし、下着はどちらのモノかも分からないくらい混ざり合った白い液体で汚れている。


でも、うっすらと覚えてる。
あの後、行為をしてしまった事、内宮さんの精液で汚れた彼の局部を舐めた事。
そして、この夜した事はすべて気持ちよかったという事。


私のはじめて、つまり処女はなくなったけれど。痛かったけれど。


いつも、つらい夜を過ごして、いつも、泣いて、眠れなくて。


この夜は、気持ちよくて、よく眠れた。
この事に気付いて、私の世界は変わり始めたー…。

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