官能小説(オリジナル18禁小説)

二人の声優【BL,R18】
日時: 2017/03/31 12:47
名前: 夏向

初めまして、夏向です!

題名見たところ、もしかしてこれ違反....なんて思った方、ご安心ください!
オリジナルです!

実在してる方一切使ってません!
設定が実在する声優さんと似ていたとしてもわざとではないのでご了承ください。


今回は二人の声優のお話です!
人気声優である二人の禁断のBL...的な流れです!

更新スピードカメレベルですがあたたかく見守っていただければありがたいです!
また荒らしや悪口ご遠慮ください!!!


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登場人物紹介 ( No.1 )
日時: 2017/03/31 17:56
名前: 夏向

小川 翔太<オガワ ショウタ>
 優しく明るい。結城とも仲は良いが、たくさんの声優と仲が良い。
 29歳で超人気声優。顔は整っていてイケメン。とても鈍感。
 性格からか女性声優との噂が絶えない。
 低く耳元でささやかれているようなイケメンボイスが人気。
 

神谷 結城<カミヤ ユウキ>
 気が弱く大人しめ。大貴とは声優の中で1番仲が良く、唯一自分を出せる相手。
 27歳で超人気声優。顔は可愛い系のほんわかした子犬系の顔。ヤキモチを妬きやすい。
 いけないと分かっているが、翔太に好意を寄せている。彼女いない歴10年。
 甘く王子様のようなイケメンボイスが人気。


有岡 沙希<アリオカ サキ>
 少し天然でほんわかしているように振舞っているが実は腹黒い。
 27歳の人気声優。翔太と結城、どちらも好き。



また追加するかもです!

プロローグ ( No.2 )
日時: 2017/03/31 18:17
名前: 夏向

「小川さん〜!」
一人の女性が、小川さんに近寄っていく。

「どうしたの?」


「今日二人でご飯行きませんか?私、この後予定なくて....。」
そうその女性が聞くと、小川さんは

「良いよ!僕も今日ちょうど予定なかったし、行こっか?」
と、笑顔で答えた。


「本当ですか?ヤッター!!」

「そんなに喜ぶ?どこ行きたい?僕、おごってあげるよ?」


はたから見たら、後輩思いの優しい先輩だって思うかもしれない。
けど僕は、それがいやでいやで仕方がなかった。


「じゃあね、神谷くん!」
なんの悪気もないその言葉が、僕にとって大きなとげのように思える。



この気持ちは一体何なんだろう。

ああ、僕はあなたのことが好きなんだ____。



僕は憂鬱な気持ちのまま、二人の背中を見送った。

嵐の夜 ( No.3 )
日時: 2017/04/01 19:06
名前: 夏向

ザァァァァァ...

その日は、酷く雨が降っていて風も強く、まさに『嵐の夜』だった。


アフレコ収録が終わり、スタジオを出た僕、神谷結城はため息をついた。

理由は簡単。傘も何も、濡れ防止の物は持ってきていなかったから。


歩いてきたから駅まで歩くか?
でも、駅まで急いでも5分はかかる。その間に、100%濡れるだろう。

タクシーで帰る?
いきなりの嵐だ。タクシーの停留所に並んでいる人でごった返しているだろう。


そんなことを考えているうちに、いつの間にか雨も風もいきおいを増した。

もう20時か...今更迎えに来てくれる友達なんていなさそうだし...濡れて帰るか...。



雨の中に突っ込もう、と決心したその時、彼が現れた。

「ちょっ...! こんな雨の中何もしないで帰ると風邪ひくよ!?」


その声は、あったことはなくとも、確実に聞き覚えのあるものだった。




出会い ( No.4 )
日時: 2017/04/03 10:23
名前: 夏向

「もしかして、神谷くん!?人気声優の。」
僕の顔を見るや否や、彼はそう言い

「僕、同じく声優やってます。小川翔太です。」と頭を下げた。


「知ってますよ?小川さんのこと。」
と、僕が答えると、小川さんは驚いたような顔をした。

「えっ!?僕のこと知ってるの??ホントに?」


「はい、僕より先輩ですし、人気声優さんじゃないですか。」
僕が笑顔で答えると、小川さんは嬉しそうな顔をした。

____


「えっと、今日はアフレコ?」
「はい、少し長引いてしまって。外に出てきたらこの雨だったので驚きました。」

小川さんに傘を持ってもらって、一緒の傘に入っている。

駅まで送ってくれるということで、僕はそれに甘えている状態だ。


「そっか〜僕、いつでもどこでも折りたたみ傘持ち歩いててさ。今日、こんなにこの傘が役にたつとは思わなかったよ〜。」
良く喋る人だなぁなんて思う反面、いい人なんだなという印象も、凄く強くなった。

「あ、じゃあ駅だね。気をつけて帰ってね!」

そう言って小川さんは僕に手を振った。
小川さんの肩は、すごく濡れていた。

僕は全く濡れていないのに___。

このままじゃ、小川さんに申し訳ないっ!
なにか僕にできること....。



そう思った僕は、帰ろうとした小川さんを引きとめた。

連絡先 ( No.5 )
日時: 2017/04/03 16:21
名前: 夏向

「あのっ...!」

僕は、帰ろうとした小川さんを引きとめた。


「ん?どうしたの?」
小川さんは笑顔で振り返ると、僕の目を見た。

「連絡先、交換しませんか?また良ければ、ご飯とかおごりたいですし....。」

僕がそういうと、小川さんは目を丸くした。


あれ...変なこと言っちゃった...かな...?

「___良いよ!僕も、神谷くんに連絡先聞こうと思ってたんだ!忘れてたけどね?」
と小川さんは少し笑いながら言った。



「じゃあ、えっとスマホ...。」

「分かった!___あれ、あ〜ごめん家に忘れてきたかも!!」
小川さんは、しまったという顔で僕に言った。


じゃあ、連絡先を聞くのはまた今度ってことか。。。
僕が少し肩を落としていると、小川さんは少し笑って「神谷くん、今日家来る?」
と言った。

「え?小川さんの家に?」


「うん、神谷くんが良いんなら。だけどね?」

男の人の家 ( No.6 )
日時: 2017/04/19 17:20
名前: 夏向

「ちょっと汚いけど、ごめんね。」

小川さんは照れ笑いをしながら、そう言った。


「男の人家にあげるの初めてだからさ、ちょっと恥ずかしいなぁ。」
「それ、女の子の反応ですよ?」

と僕が思わずツッコむと、小川さんは確かにね〜、と笑ってくれた。

やっぱり、笑った顔が似合う人だ。
なんて我ながら気持ち悪い想いを抱きながら、家にあがった。


「そこらへんテキトーに座っといて〜。」

汚いなんて言っておきながら、すごく家は掃除されていて、せいぜい台本が机にばらまいてあるくらいだった。


「このアニメってやっぱり小川さん出てましたよね、僕リアルタイムで見てたんですよ〜。」

「ホント!? ありがと。」
小川さんは僕の言葉にとても喜んでくれていた。


「はい、麦茶。せっかくあがってくれたんだし、飲んで?」

僕は小川さんがそう言うので、その麦茶を一口飲んだ。
「美味しい...!」


「でしょ?? 僕が今日の朝一番に作ったんだ〜♪」
女子か!!

そうツッコみたかったのを必死でこらえて、小川さんの話を笑顔で聞いていた。

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