官能小説(オリジナル18禁小説)
- 桜咲く頃に君に恋した
- 日時: 2017/04/09 20:12
- 名前: 花遥(*´・ω(´・△・`*)
どうもどうも!花遥と申しますんっ!ここでははじめましてですなっ!
基本的に雑談と、なりきりにおりまふ
...なんかね、人外×ロリが見たくなったんですやい
.....もう自家発電しなければと考え作りやした
駄作にしかならんし、文才もないですけど、そんなんでよろしければどーぞ見てって下さいな
Page:1 2
- Re: 桜咲く頃に君に恋した ( No.4 )
- 日時: 2017/04/10 09:44
- 名前: 花遥(*´・ω(´・△・`*)
桜咲く大樹の元で二人の少年少女は出会った
<詩視点>
詩「........だれ」
ふと目を覚ますと目の前に知らない人がいた
?「...誰か聞く前に自分が名乗るのが先だろう」
低い艶のある綺麗な声で彼はそう言った
詩「.....僕は..詩...天槻 詩.....人間から嫌われた哀れな魔女だよ」
皮肉を込め自嘲気味な笑みを浮かべて僕は言った
<錬視点>
錬「.....俺は錬だ、上條 錬....そうだな、お前たち人間で言う妖狐というものだ」
自分のことを魔女と言う不可思議な人間を見下ろしながら俺も名乗った
詩「.....そう、それで....僕になにか用...?」
随分と眠たげな彼女がそう言った
錬「....あぁ、お前がなにをするか分からないから、殺そうと思ったんだ」
隠してもなんのメリットもないと思い俺はそう言うと彼女は
詩「.....へぇ....じゃあ...殺せばいいんじゃないかな」
まるで他人事の様に彼女は言い出した
錬「......死ぬのが怖くないのか?」
人間にしては可笑しいと思い、そう聞いた
詩「....全然....怖くないよ、逆に嬉しい...死ぬよりも辛い思いを、してきたんだ、それがなくなるのなら死んだって構わない」
彼女は酷く怯えた、寂しげな目をしながらそう言っていた
....どうしてか、それがとても悲しかった
―――to be continued...
- Re: 桜咲く頃に君に恋した ( No.5 )
- 日時: 2017/04/10 19:17
- 名前: 花遥(*´・ω(´・△・`*)
少年は悲しくなった、魔女と呼ばれる少女を救いたくなった
<錬視点>
錬「......お前は、どうしてそんな目をするんだ」
なにも映さない宝石のような瞳を見つめながら言った
詩「......全てに...絶望してしまったからかな」
少女は少し悲しげな声色でそう言った
錬「.....そうか....どうして絶望したんだ」
俺は好奇心が沸き、そう聞いた
詩「.....僕が....魔女として産まれてしまったから」
そう答える少女の目は何処までも泣きそうな目だった
<詩視点>
錬「.....魔女?お前は人間だろう」
不思議そうな顔をした彼はそう言った
詩「.....そうだね、貴方から見たら僕はただの人間かもしれない」
彼の答えにそう頷き、僕は言う
錬「.....俺から見たら....ってことは人間から見たら違うのか」
どういうことだと目で訴えてくる彼に僕は能力を見せようと思った
詩「.....うん、そーだよ、僕は魔女だから」
村の皆に言われてきた人称を使いながら、僕は影を操った
<錬視点>
錬「......これは....?」
ゆらゆらと揺らめく影を見て、自分の目は正常だと言うことを確認する
詩「......僕の能力の1つ...闇を操る能力」
くるくると楽しそうに影を操り踊らせる少女の瞳は少し輝いていた
錬「......確かに他の人間とは違うな....だから魔女..か」
なるほどなと俺は関心しながら影を見ていた
詩「.....うん、正解...僕は人間に嫌われ魔女と呼ばれた人間だよ」
皮肉を込めた自嘲染みた笑みを浮かべる少女に少し興味が沸いた
錬「.........へぇ.....そりゃいい...気に入った、お前は殺さない、俺の家に連れていく」
ニヤリと笑い、少女に向かってそう言った
――――to be continued...
- Re: 桜咲く頃に君に恋した ( No.6 )
- 日時: 2017/04/12 18:58
- 名前: 花遥(*´・ω(´・△・`*)
少女は驚く、少年の言葉を信じたいと思った
<錬視点>
詩「....なに企んでるの?....」
驚きからか目を見開いた少女はすぐに無表情に戻り、そう言った
錬「.....なんも企んじゃいないさ、ただ興味が沸いた」
へらっとした笑みを浮かべ、手をヒラヒラと振って
詩「......僕に興味沸くとか.....よっぽどの物好きか、ロリコンか..」
眉間に皺を寄せながら、少女はそう呟いた
錬「....ロリコンではねぇから....物好きの方かもしれないな...まぁ、そんなことはどうでもいい、さっさと行くぞ」
とりあえずロリコンなどという嫌な誤解は解いておき、少女を抱き抱えた
詩「..きゃ...ちょっと、降ろして...僕、まだついてくなんて一言も...っ」
錬「..うるさい、一回黙ってろ」
バタバタと暴れだそうとする少女を押さえ、口を塞いで
詩「...んっ...ぅ...」
抵抗が止み、くたっと力の抜けた身体を抱きしめながら少年は歩く
錬「....最初から大人しくしてれば良かったんだぞ?」
なにも言わない少女に向かってそう言うと
詩「..ぅ..ぁ..ぅ..」
なにも言えないのかただ嗚咽の溢していて
錬「....あと少しでつくから待ってろよ」
すたすたと歩き、家に向かって
―――to be continued...
- Re: 桜咲く頃に君に恋した ( No.7 )
- 日時: 2017/04/13 15:05
- 名前: 花遥(*´・ω(´・△・`*)
少年は少女をよく知りたいと思った
<詩視点>
錬「......ついたぞ」
少し大きめな家につき、彼はそう言った
詩「....ここ...が、貴方の..家...」
僕はこんな森奥に家があったのかと驚きながらもそう言う
錬「...あぁ、そうだ、そしてこれからお前の家にもなる」
そう言い、彼は僕を抱きしめながら家の中に入った
<錬視点>
詩「.......お邪魔します..」
ボソッとそう呟く少女の表情は少し明るい
錬「....ちゃんと部屋もある、生活するのにはなにも問題いらないぞ」
ソファーに少女を降ろし、そう言って
詩「.......ありがとう」
少し頬を赤くさせながら少女は呟いていた
....照れているのか、若干可愛い..なんて思った俺はロリコンなのだろうか...というか、少女は一体何歳なのか....
――――to be continued...
- Re: 桜咲く頃に君に恋した ( No.8 )
- 日時: 2017/04/13 16:42
- 名前: 月兎
- 参照: うーさーぎー
花遥さん、はじめまして、月兎と申します。僕も人外ものが見たかったので、ホントに最高です!これからもファイトです!
- Re: 桜咲く頃に君に恋した ( No.9 )
- 日時: 2017/05/04 18:04
- 名前: 花遥(*´・ω(´・△・`*)
月兎さんはじめましてん!
ありがとうございやす!頑張りますねん!
- Re: 桜咲く頃に君に恋した ( No.10 )
- 日時: 2017/05/04 18:11
- 名前: 花遥(*´・ω(´・△・`*)
少年は少女に恋をした
<錬視点>
錬「.......そういえば、お前はどうしてこんな森の奥に来たんだ?」
ふと思ったことを声に出すと、少女は少し表情を暗くしながら
詩「......生け贄」
とだけ呟いていた
錬「......生け贄?.....なぜそんなことを...」
可笑しいと思った、何故ならこの周辺の村には生け贄文化がないからだ
そう思っていると少女が口を開いた
詩「......とある旅人が言った、この村をもっと栄えさせたいのなら生け贄を森に奉れって...だから僕が生け贄にされた....要らない子だったから」
体育座りをしている少女がそう言った
錬「.......なるほどな....まぁ、粗方嘘だろう」
まぁその旅人が嘘をついたおかげでこいつを手に入れられたんだから良かった.....?
なんだ...良かったとはどーいうことだ?あんなに俺は人間が嫌いな筈では...
詩「........どうしたの」
少し心配するような鈴のような可愛らしい声に酷く満たされた気がした
その瞬間、鼓動が何時もよりも早く鳴り響くのに気が付いた
- Re: 桜咲く頃に君に恋した ( No.11 )
- 日時: 2017/05/05 15:58
- 名前: 花遥(*´・ω(´・△・`*)
少女は不思議に思う、初めての想いを少年に抱いた
<詩視点>
錬「........いや、なんでもない」
そう言う彼の声は先程より少しばかり嬉しそうなものだ
詩「......そう...」
本当かと思ったが、僕には関係ない、ほっておこうとそう思った
錬「.....お前は、他にはなにか出来るのか?」
思い出したかのように彼は聞いてきた、きっと先程見せた影の他になにか能力はあるのかということだろう...
話していいものかな...いや、まだ警戒を解くわけにはいかないだから、歌は黙っておこう
そう思い、僕は口を開いた
詩「........影だけじゃなく、闇ならなんでも操れる.....ただそれだけ」
そう無愛想に言った
錬「.....そうか、分かった、ありがとう」
僕のことを分かった気でいるのか彼は少し微笑んだ
.........なんだこれ、なんだか、ドキドキする....変な気分だ
詩「......別に」
そう返す僕の声は少しばかり震えている
ドキドキが治まらない、彼の微笑んだ表情を見たら頬が赤くなる
なんだ、なんなんだこれ、僕は可笑しくなったみたい
.....こんなの、まるで...まるで、街の女の子が話していた恋ってやつみたいじゃないか
錬「......少し頬が赤いぞ?休むか?」
僕を心配する彼の声がやけに耳に残る
低くて耳障りの良い心地良い声
....僕の心臓が破けそうなくらいに鳴っている
あぁもう!僕の頭ん中を支配しないでよっ!
- Re: 桜咲く頃に君に恋した ( No.12 )
- 日時: 2017/05/06 12:06
- 名前: 花遥(*´・ω(´・△・`*)
少年は人間の少女に、少女は人外の少年に、禁断の恋をした
<錬視点>
詩「......大丈夫、別に普通だから」
頬を赤くした少女はそう言った
錬「....そうか、ならいい、あぁ...お腹は空いてないか?..」
そういえば無理矢理連れてきたんだったと思い、丁度お昼頃だと思いながらそう聞いて
詩「.......空いてない、大丈夫」
すると少女は首を横に振り、言った
錬「.....そうか、なら..」
と聞いている途中で少女の表情が変わった
<詩視点>
錬「.....どうした?」
そう聞いてくる彼は気付いて居ないのかと驚いた
詩「.......ちょっと、散歩行ってくる、ついてこないで」
僕は未だに気付いて居ない彼にそう言い、外へ飛び出した
まだ彼が気付いて居ないのなら、僕が殺らなくてはいけないでしょ、この森に入ってきた侵入者を
- Re: 桜咲く頃に君に恋した ( No.13 )
- 日時: 2017/06/18 01:29
- 名前: 花遥(*´・ω(´・△・`*)
少女は力を使う、たとえどんなに辛い代償があったとしても
<詩視点>
詩「...........あと少し先....に.....居るかな」
闇を通り、瞬間移動のようなものをしながらそう呟き
詩「......妖怪狩りか....魔女狩りか....まぁ....どっちでもいい...」
そう呟くと僕は闇を操り、侵入者を拘束する
侵入者「.....っ....なんだ....これは....!...やはり魔女がここにっ!」
そう叫ぶ侵入者の後ろに立ち、僕はナイフを降ろす
詩「.......あぁ.....血が付いちゃった...」
息絶えた侵入者を見下ろしながら自分の肌に付着した、穢らわしい体液を拭おうとティッシュを取り出して
詩「.......これでよし..」
そう呟き、死体をそのままにして、彼のいる家へと戻っていく
<錬視点>
錬「......っ....?」
なにか生き物の死に絶える振動のようなものを感じ取った
錬「.......まさか.....あいつに、なにか...?」
不安な気持ちになるのはいつぶりだろう、そんなことを考えながらも、立ち上がり外に出ようと扉を開く
詩「.......ぁ..」
すると、扉を開こうとしていたのか、少し驚いた表情をした少女が目の前に立っていた
....あぁ....良かった...そう、安堵した
Page:1 2