官能小説(オリジナル18禁小説)
- 興奮することは秘密です
- 日時: 2018/09/24 15:12
- 名前: 雨飴
官能小説だって立派な小説やぞ!!うわあ、この人官能小説書いてるぅ(TдT)てキモがらなくても……官能はいれて気持ちいいはいおしまいちゃうんや!←関西弁ってスカッとするね それに至るまでの流れとか、もっとこう、なんか、あるやろ!(自分が書けるとは言っていない)
雨飴です。あめあめって読みます。←いきなりの真面目モード
気持ち悪い、気分を不快にする描写、または場面、展開があると思います。
キモい書くんじゃねえ死ねなどの苦情、荒らしは受け付けておりません。
アドバイスや感想は嬉しいです。どしどし送ってね☆
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- Re: 興奮することは秘密です ( No.1 )
- 日時: 2018/09/24 15:39
- 名前: 雨飴
射精したあとは動きたくない。相手の体に覆い被さったまま、押し寄せてくる眠気を素直に受け入れたい。
以前、歯医者の待合室で読んだ女性週刊誌に、後戯のないセックスはデザートのないディナーようふふ、というようなことが書いてあったが、男から言わせてもらえばふざけるなバカヤローである。射精した直後などに乳など揉みたくない。例え相手が石原さとみであってもだ。男という生物の体は、エデンの昔からそうできている。
何故俺がそんなことを考えているかというと、今まさに精を放出し、女の腹の上で荒い息を吐いているからだ。
これも何かの雑誌の受け売りなのだが、射精時のエネルギー消費は、百メートルを全力疾走したときと同じだそうだ。オリンピックで世界記録を叩き出したウサイン・ボルトが、ウイニングランの途中で見つけたスタンドの最前列の巨乳ちゃんにタッチしたいと思っただろうか。
女の肌はしっとりと濡れている。絶頂を迎えようとする時、彼女の体は熱を帯び、激しく発汗した。今はそれが冷めかけ、俺の体から火照りを奪っていく。
鼓動が聞こえる。耳で聞いているのではなく、体が感じている。肌から肌へと伝わってくる。単調な響きの繰り返しが心地好い。このまま眠ってしまいたい────
体がびくんと震え、俺は我にかえった。あまりの気持ちよさに眠りの世界に吸い込まれてしまったようだ。
再び眠りに落ちそうなるのをどうにかこらえ、左手で女の体を探る。脇腹を撫で、肋骨を指でなぞり、乳房を手のひらで包み込む。そうしておいて右手では乱れた茶色の髪を撫で、耳たぶをつまみ、後れ毛の張りついた首筋をタップする。そして最後にくちづけを。ごく軽く、小鳥が木の実をついばむように。
ああ、なんだって俺は、一度斜め読みしただけの記事に呪縛されているのだろう。溜め息を吐きながら、腕立て伏せをするように上体を起こし、ペニスを抜く。
ティッシュペーパーを二、三枚手に取り、それを女の股間に持っていく。すると女は恥ずかしそうに身をよじり、背中を向けた。なんだ、こいつは。処女でもあるまいに。
不愉快になり、俺はベッドを降りた。脱ぎ捨ててあったブリーフとシャツを拾い上げ、バスルームに向かう。
ここからが俺にとっての本番だ。俺はティッシュについたてらてらとひかりとろとろとした女の愛液を舐める。愛液を舐めたいならセックス中にいくらでも出来る。でも俺がしたいのは愛液をただ直接的に舐めるのではなく、ティッシュについた愛液など、間接的に舐めたいのだ。
気持ち悪いと罵ればいい。誰にも理解されなくてもいい。俺はこの性癖を、この行為を、やめられない。
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