官能小説(オリジナル18禁小説)

いとしおかしあやかし
日時: 2020/06/18 00:21
名前: ハズ ◆eOod7XM/js


 気紛れ気休めロル練も兼ねて立てました。
タイトルに特に意味はありません。なりきりで使っていた自分のキャラも使います、ご理解・御了承下さいませ。

 多分、一つの物語としてではなく複数の話を書く起承転結もない感じになるかと思います。

 官能小説。掲示板なためr18要素、BL、GL.NL全て書くつもりです。なので、18歳未満の方は腐ってない限り見ないほうが宜しいかと思います。

 そこまで、文章力・語彙力はないですが、要するに下手くそなんでね。うん、目に毒ですよって云いたいだけです。

 不定期更新

 宜しくお願い致します。
 

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Re: いとしおかしあやかし ( No.1 )
日時: 2020/09/22 21:56
名前: ハズ ◆eOod7XM/js

1話「開かずの扉、赤い約束」※グロ、シリアスが含まれます。

 それは、ある暑い日の昼下がりに起きた出来事。

 君は、"何時もなら開いてない筈の屋上"から飛び降りてこの世から居なくなった。

視界の隅に映った最後の君は、口角を異常に上げたと思えば真っ直ぐに私の隣に居る女子生徒を見て口を動かす。

「呪ってやる」と、見間違いかもしれないがその言葉が当てはまるような口の動き、念を籠めた眼差し。

 その落ちるまでの姿を見たのは、私以外居ない。皆が皆、食べる事や友だちとのお喋りに夢中でその光景を目の当たりにしてなく君が地面に叩き付けられる音がするまで誰一人気付かなかった。

 叩き付けられ、血飛沫が三階の窓まで飛び散った様を教室に居た女子生徒達は見てしまい悲鳴を上げ、男子生徒達は騒然とする。

 人一人がこの世から居なくなってしまった。自分達が居る学校で起きてしまったなんて誰が予想するだろうか。信じられない光景、信じたくない光景が多くの生徒、教師の脳裏に強く残った。

 複雑骨折だけじゃなく校庭にあった花壇に頭を打ったのか止(とど)まることなく血が流れ肩から上は血の海。

 下は曲がる筈がない方向に折れていて内臓出血し即死だったと教師が警察からそう聞かされ、屋上に続く扉は鍵が朽ち果てており立て付けが悪いものの生徒一人入る分には入れる扉の開き具合だったらしい。

 君が叩き付けられるまで、時が止まったように動くことも呼吸するのも忘れていた。

 状況を理解した私は席を立ち、君が死ぬ間際に凝視していた隣に居た女子生徒の手を掴み、誰も居ない校庭から離れた空き教室に向かい、女子生徒の非難めいた声を無視し中へ入ると荒々しく扉を閉め

「彼女に、何をした?」

 女子生徒。いや、会○さんが逃げないよう扉に手を掴んだままついて、自分でも驚くほど低い。ドスの利いた声で問う。君が最後に見たのは私ではなく会○さんだった。私は君が、飛び降りるまで君が苦しんでいたことに気付かなかった。

 いや、気付いていたのにそのことに触れなかった。君が言うまで触れるのは止めようと。気付いてた、苦しんでいることを。ただ何に苦しんでいたのかまでは去ることを決した今で、もう君と話すことも出来なくなってしまった。

 不甲斐なくて、助けることも出来ずただただ......受け入れ難(がた)い。

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